古代と温泉に浸る
諏訪の池〜原山ドルメン〜高岩山〜雲仙温泉街(16.0km)
 諏訪の池から、古代人も暮らした豊かな台地を通り、標高881kmの高岩山を
一気に越えて雲仙温泉街までたどります。その後は温泉で極楽気分もいいものです。
●インフォメーション
 長崎県自然環境課   095(824)1111(代表)
 雲仙市観光物産まちづくり推進本部  0957(38)3111(代表)
 南島原市商工観光課  050-3381-5000(代表)
 雲仙お山の情報館   0957(73)3636

●交通アクセス
 
長崎駅前(県営・島鉄バス/小浜・雲仙/95分)→
 
小浜(〃/雲仙行き/25分)→雲仙
 
小浜(県営・島鉄バス/諏訪の池行き/25分)→諏訪の池
 
島原バスターミナル(県営・島鉄バス/雲仙行き/75分)→雲仙
 

@原山バス停から D八手観音バス停まで(7.9km)
    古代人の大地を歩く
 
             
             
原山。豊かな台地は気分もいい。
 原山の五叉路の交差点から、標識に従って狭い車道の自然歩道へ進む。見事に開墾されたジャガイモ畑の向こう側にぽっかり平成新山が浮かんで見える。この辺り一帯の台地にはドルメン(支石墓)が点在し、古代から人々が暮らした豊かな土地。原山農村公園には大規模なドルメンが残り、藁葺きの東屋なども整備されていて、格好の休憩ポイントになっている。
 この台地から「坂上の金比羅さん」までは尾根伝いの里道で登りが続く。金比羅神社を過ぎると林道に入り、ヒノキ林を抜けると論所原の草原に出る。論所原からは茶畑やジャガイモ畑の傍らの農道を、緩やかな起状を楽しみながら20分ほどで国道に出る。国道を約1km雲仙方面に進むと八手観音バス停に着く。

D八手観音バス停から G宝原園地まで(5.1km
 ロッキーヒル高岩山を越えて
          
      高岩山から宝原園地への自然歩道
  バス停から国道を500m程進み右手に雑木林の山道を下って塔ノ坂の集落を抜け、高岩山(881m)の登山道に入る。
 谷底の集落から見上げる高岩山は、鋭い岩峰で登山意欲をそそる。まずヒノキ林の急坂を登り林道に出合ったら、その林道を
50mほどくだり、更に登山道を喘ぎながら尾根伝いに登る。
 奇岩とミヤマキリシマなどの灌木の茂る山頂からは、島原半島を一望する絶景だ。山頂から宝原園地までは高岩神社の参道で歩きやすく、うっそうとしたヒノキ林の中に鳥居が並び幽玄な雰囲気が漂う

 

G宝原園地から I雲仙温泉街まで(2.5km 
     
    湯上がり気分の散歩道

 宝原園地はツツジの群落とアカマツが美しい公園で、温泉街からの代表的なハイキングコース。ここから小地獄までは森の中のアスファルト車道。
 小地獄にはしょうしゃな共同浴場があってだれでも入浴できる(有料)。浴場の裏手には迫力のある地獄がありもうもうと湯煙をあげる。共同浴場駐車場脇の小道に入り、民家の間を抜けて、地獄を巻きながら、ひっそりとした雑木林の遊歩道を抜けると、賑やかな雲仙温泉街に出る。

原山支石墓群(原山ドルメン)
 ドルメンとはフランス語の地方語ブレトン語でドル「卓」メン「石」で支石墓のこと。支石墓の構造は数個の支石の上に安山岩の蓋石をのせ、その下に板石を組み合わせた箱棺式、または土壙を設けて、縄文文化の風習である
 屈葬を行った。100を越す集散墓地であり国指定の
貴重な遺跡。紀元前4世紀頃、支石墓を築いた「原山人」は稲作を行い、布を織ることも知っていた。