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平成24年度長崎県原子力防災訓練の実施について


平成24年11月17日(土)、25年2月2日(土)、県庁、松浦市、佐世保市、平戸市、壱岐市、東彼杵町、川棚町及び波佐見町内各所において、関係機関が参加し平成24年度長崎県原子力防災訓練を実施しました。


今年度の訓練では、東京電力(株)福島第一原子力発電所の事故を踏まえ、玄海原子力発電所から半径30kmの範囲を非難対象範囲とする長崎県地域防災計画の修正に基づき、30km圏内の住民に30km県外へ避難していただく訓練を実施しました。

【訓練項目】
@情報収集伝達訓練、災害対策本部の設置・運営訓練(県庁、各市役所、県北振興局天満庁舎、壱岐市役所勝本庁舎)
A緊急時モニタリング訓練
B緊急被ばく医療訓練
C住民避難訓練
D航空機(ヘリ)による人員搬送及び情報収集訓練

【訓練の目的】
 
災害対策基本法及び原子力災害対策特別措置法並びに長崎県地域防災計画、松浦市地域防災計画等に基づき、原子力防災関係機関及び地域住民が一体となった原子力防災訓練を実施し、緊急時における通信連絡体制の確立、緊急時モニタリング活動等の災害対策の習熟と防災関係機関相互の協力体制の強化を図るとともに、住民の原子力防災に対する理解の促進を図る。

【訓練想定】
 
九州電力(株)玄海原子力発電所2・3号機は、通常運転中、原子炉が緊急自動停止した。その後、全交流電源が故障等により喪失、原子炉格納容器内の炉心が損傷し、格納容器から放射性物質の放出による影響が発電所周辺地域に及ぶ恐れがあることから、県、関係市町及び関係機関は、地域防災計画等に基づく諸対策を実施する。

@情報収集伝達訓練 災害対策本部の設置、運営訓練
緊急時における防災関係機関相互の通信連絡体制の確立などを目的として、災害対策本部の設置・運営などの訓練を事故の進展にあわせて行いました。

現地対策本部

現地対策本部

現地対策本部

 ● 災害対策本部設置運営訓練(PDF:462KB)

 

A緊急時モニタリング訓練
総合モニタリング計画の実地検証と、防災計画に基づき整備したモニタリング資機材の習熟を図るため、総合モニタリング計画の策定及び現地モニタリング地点において、環境放射線量の測定等を実施しました。 県北部海域のモニタリングを海上保安庁巡視艇により、空域のモニタリングを陸上自衛隊ヘリにより実施しました。

モニタリング1モニタリング2

モニタリング3

 ● 緊急時モニタリング訓練(PDF:473KB)

B緊急被ばく医療訓練  
避難所で避難住民の登録、スクリーニング(放射能汚染の有無を測定すること)、除染、安定ヨウ素剤の服用についての説明及び安定ヨウ素剤の模擬服用訓練等を実施しました。松浦市→東彼杵町(彼杵児童体育館)、川棚町(勤労者体育センター)、波佐見町(総合文化会館)。佐世保市(江迎・吉井・世知原地区)→佐世保市南部(広田地区公民館)。平戸市(大島・田平地区)→佐世保市西部(西地区公民館)。壱岐市(郷ノ浦・石田・原島地区)→壱岐市勝本(ふれあいセンターかざはや)。

 

避難所1避難所2

避難所2避難所2 ● 緊急被ばく医療訓練(PDF:846KB)

C住民避難訓練
松浦市、佐世保市、平戸市及び壱岐市の住民を避難車両(バス)、海上保安庁・海上自衛隊船艇、航空自衛隊ヘリで避難所まで搬送する訓練を行うとともに、自家用車による避難を実施しました。
また、操業中の漁船等の乗員に対する避難誘導、釣り客の救助を実施しました。

<陸路避難>                                    <海路避難>
陸上避難1 海上避難2

<避難誘導>
交通規制

 ● 住民避難訓練(PDF:699KB)

D航空機(ヘリ)による人員搬送及び情報収集訓練        
平戸市的山大島から、自衛隊ヘリによる搬送を実施しました。また、海上自衛隊ヘリにより救急患者を松浦市から長崎医療センター(大村市)まで搬送する訓練並びに陸上自衛隊ヘリに県のモニタリング要員が搭乗し、空中での放射線量率の測定(空中サーベイ)を実施しました。

<的山大島住民を航空自衛隊ヘリで搬送>

搬送1

 

●参考資料
長崎県地域防災計画
過去の原子力防災訓練の状況
玄海原子力発電所周辺モニタリングデータ
原子力防災とは
万が一の場合には