平成22年11月2日(火)、県庁・松浦市役所・松浦市鷹島支所及び鷹島町内において、関係17機関が参加し平成22年度長崎県原子力防災訓練を実施しました。
原子力発電所から半径10kmの範囲内は、原子力防災対策を重点的に実施すべき地域となっていますが、長崎県では、松浦市鷹島町の一部がこの半径10kmの範囲に入っています。
そこで、玄海原子力発電所から放射性物質がもれたとの想定で毎年、原子力防災訓練を実施しています。
@情報収集伝達訓練 災害対策本部の設置、運用訓練
緊急時における防災関係機関相互の通信連絡体制の確立などを目的として、災害対策本部の設置・運用などの訓練を事故の進展にあわせて行いました。
また、可搬型衛星機材を利用し、鷹島町現地災害対策本部の様子(映像)を県庁災害対策本部へ伝送しました。
A緊急時モニタリング訓練
総合モニタリング計画の実地検証と、防災計画に基づき整備したモニタリング備品等の習熟を図るため、総合モニタリング計画の策定及び現地モニタリング地点において、環境放射線量の測定等を実施しました。
B緊急被ばく医療訓練
避難所で避難住民の登録、スクリーニング(放射能汚染の有無を測定すること)、除染、安定ヨウ素剤の服用についての説明及び安定ヨウ素剤の模擬服用訓練等を実施しました。
C海上及び陸上における避難訓練
住民の避難・屋内待避に必要な手順及び地区消防団による避難状況の確認、住民の方を避難時集合場所から避難車両(バス)で避難所まで搬送する訓練を行いました。
また、離島という地域の特性を考慮し、船舶による輸送訓練及び海上で操業中の漁船等の乗員に対する避難誘導を実施しました。
<海上避難>
<交通規制>
D航空機(ヘリ)による人員搬送及び情報収集訓練
長崎県防災ヘリ及び長崎県警察ヘリにより、緊急時におけるモニタリング要員の現地搬送及び鷹島周辺の状況偵察を実施しました。
また、今回は救急患者を鷹島から長崎大学病院まで搬送する訓練を初めて実施しました。
<モニタリング要員の搬送>
<救急患者の搬送>
●参考資料
・長崎県地域防災計画
・過去の原子力防災訓練の状況
・玄海原子力発電所周辺モニタリングデータ
・原子力防災とは
・万が一の場合には