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長崎県地域防災推進員(自主防災リーダー)養成講座について

長崎県防災推進員(自主防災リーダー)養成講座」(佐世保会場)

 

 防災に関する実践的知識と技術を有し、地域における防災活動等の中心的役割を担う人材を育成する講座を開催しました。

   講座   救急講習   DIG

  • 開講日・開催場所:
    10月14日(水)〜10月16日(金)    県北振興局天満庁舎(佐世保市天満町1-27)
     
    • 1日目
      • 『地震のしくみと被害』『火山のしくみと被害』 講師:九州大学大学院理学研究院附属地震火山観測研究センター  教授 清水 洋 氏
        清水
        ・海溝型地震や内陸地震のメカニズムについての説明の後、長崎県内で想定される地震について説明いただきました。
        ・長崎県内の地震については、「長崎県地震等防災アセスメント調査報告書 平成18年3月 」に調査結果が掲載されています。

        ・雲仙活断層等による地震の震度想定や被害想定がわかり、県内においても震度6強から震度7の地震が起こりうることが報告されています。
        ・1990-1995年の雲仙普賢岳噴火災害において、自治体、自衛隊、警察、消防等の防災関係機関、研究機関(大学)が避難や復旧対策について、連携して対策に当たったことについて説明があり、予知は難しいが前兆現象をとらえることができる火山災害に対しては、専門的知識を有する大学等と防災関係機関、自治体が協力して防災体制を構築することが必要であるとの説明がありました。
      • 『気象災害(土砂災害)』  講師:長崎大学工学部 教授 高橋和雄 氏
        高橋
        ・1982年の長崎豪雨災害(死者・行方不明者299人、1時間雨量187oを長与町で観測)における、被害の概要、災害の特性等について説明がありました。
        ・同災害の教訓として、大規模災害時には、警察、消防等の機関は、すべての被害に対応できるわけではないので、自主防災組織等による対応が必要。また、わかりやすい情報を住民に届けるための工夫が必要とのことでした。
        ・特に、1時間に100oを超える雨の場合は、車の取り扱いについても注意が必要であり、タイヤ半分(10p)の水深では早めに高台の安全な場所に移動すること、洪水時の避難には車を使用しないこと、ドアステップ(30p)の水深では歩道側に車をよせてキーを付けておくことなどの説明がありました。
      • 『近年の災害に学ぶ』『災害史に学ぶ』 講師:NPO法人防災情報機構会長、元NHK解説委員   伊藤和明 氏
        伊藤
        ・近年の災害の特徴及び過去の災害から学び、今後の防災対策に生かすため、各種災害についての解説をいただきました。
        ・1896年明治三陸地震津波(死者 約22,000人)においては、地震の規模が小さかったため津波は来ないと考えた人たちを襲っている。揺れの弱い地震でも津波がくることがある(津波地震)、地震を感じなくても津波がくることがある(遠地津波)ということを知っておく必要があると説明がありました。
        ・津波について、海岸で地震を感じたらすぐ避難、鉄筋のビルを避難地に、津波は何波もくる(1波より2も波・3波が強いことも)、津波は川を遡上する、との説明がありました。
    • 2日目
      • 『災害情報と避難』『地域の実際の取り組み事例』 講師:群馬大学大学院工学研究科 教授 片田敏孝 氏
        片田
        ・本年(平成21年)8月の台風第9号において、兵庫県佐用町で避難中に橋を渡って避難場所に向かっている途中に流された事例や、昨年(平成20年)の兵庫県の都賀川において、親水河川において、数分間でいっきに川が増水し、川遊びをしていた子供たちが流された事例について説明いただきました。
        ・自治体から発信される河川の水位情報や避難勧告等の情報には限界があるので、地域に住む住民自らが、その地域の特徴や災害から身を守るために受けついできた知恵を伝承していく必要があることを教えていただきました。
        ・住民自らが危険を認識し防災活動を行ううえで、防災マップやハザードマップが有効であり、講師が地域に入って住民と一緒に防災マップづくりを行った事例について解説いただきました 最後に災害に対する日頃から備える必要があることから、「居安思危(こあんしき)」 やすきにありて、あやうきをおもう という言葉をいただきました。
      • 『災害図上訓練(DIG)』 講師:山口大学工学部 准教授 瀧本浩一 氏
        DIG2 瀧本
        ・地域の災害特性を知り、防災活動につなげるため、「Disaster Imagination Game(DIG)」の方法を解説いただきました。
        ・今回は、佐世保市の相浦川洪水ハザードマップをもとに、グループに分かれ、地図上に、河川や危険個所、避難場所等をマジックで記入し、面的な理解(地域の特性の理解)を行った後、大雨警報が発表、河川の氾らんという想定のもと、必要な資機材、人、情報等について、時系列をイメージしながら、グループで討議しながらの演習を行いました。
        ・相浦川流域の住民でない方も演習に加わっていましたが、その地域の住民になったと想定のもとで熱心に取り組まれていました。

        ・今後、自らの地域でDIGを実施し、まち歩きを行い、災害への備えや災害時の対応について具体的に検討することがのぞまれます。
    • 3日目
      • 『災害と報道』 講師:(株)テレビ長崎 記者 槌田禎子 氏
        槌田
        ・報道機関は、事前の防災報道(気象予報・日頃からの防災心得等)や災害時の被害報道(被害情報、生活情報、安否情報)などを配信し、被害の全容の伝達や被害の軽減(避難勧告等の情報伝達)に努めているとの説明がありました。
        ・災害に関する用語(内水氾らん、避難判断水位、火砕流、土石流等)について、理解を深めていくとともに、これらの情報を正確に(住民がどのような情報であるかわかるように)伝えることが大事であるとの説明がありました。
        ・また、災害の被災者が被災する1日前に戻れたら何をしますかということを、被災者にインタビューしてまとめた「1日前プロジェクト(内閣府)」について紹介がありました。これらのエピソードを読んで、災害をイメージする力を養っていくことが必要です。
      • 『防災と福祉の連携』 講師:諫早市社会福祉協議会 扇山治彦 氏
        扇山
        ・諫早市の東本町自治会の「災害時高齢者支援活動」の概要 、諫早手話サークル及び長崎県ろうあ福祉協会諫早支部が実施している 「聴覚障害者における災害ネットワークづくり活動」の概要 、及び森山地区社会福祉協議会の「防減災まちあるき事業」の取り組みについて紹介いただきました。
        ・地域福祉のまちづくりに防災の取組みを組み入れた内容であり、防災と福祉の連携の好事例として、これらの事例が各所に広まっていくことがのぞまれます。
      • 『 住まいの耐震化』『防災とまちづくり』 講師:富士常葉大学環境防災学部 教授 池田浩敬 氏
        池田
        ・1995年の兵庫県南部地震(阪神・淡路大震災)において亡くなられた方の8割が、自宅等の倒壊による圧死であり、建物の耐震化の必要性について、実物大の模型(筋交いのある家・ない家)で実験した映像等により、説明いただきました。
        ・トイレや風呂等のリフォームにあわせて、耐震診断・耐震補強を実施するなどの工夫について説明がありました。
        ・また、平時における復興に備える住民組織の取り組みについて説明があり、自宅の再建過程をイメージし、復興パターンを考えるとともに事前合意を形成していった事例の説明がありました。この作業工程の中で、まちの将来像に関する議論ができるとともに防災まちづくりへの動機づけになったとのことでした。
      • 『救急講習』 講師:佐世保市消防局 中央消防署 安里博文 氏
        AED
        ・119番通報の際の注意事項や小児救急電話相談センターへの電話のかけ方、AEDの使用方法等について説明いただきました。

会場研修プログラム

  • PDF(798KB)
  • 自主防災

参加申込書 ⇒ 申込期間は終了しました。

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