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長崎県地域防災推進員(自主防災リーダー)養成講座について

長崎県防災推進員(自主防災リーダー)養成講座」(長崎会場)

 

 防災に関する実践的知識と技術を有し、地域における防災活動等の中心的役割を担う人材を育成する講座を開催しました。

       

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  • 開講日・開催場所:
    11月14日(土)〜11月16日(月)    長崎西彼農協ビル(長崎市元船町5-1)
    • 1日目
      • 『地震のしくみと被害』『火山のしくみと被害』 講師:九州大学大学院理学研究院附属地震火山観測研究センター  教授 清水 洋 氏
        shimizu
        ・海溝型地震や内陸地震のメカニズムについての説明の後、長崎県内で想定される地震について説明いただきました。
        ・長崎県内の地震については、「長崎県地震等防災アセスメント調査報告書 平成18年3月 」に調査結果が掲載されています。

        ・雲仙活断層等による地震の震度想定や被害想定がわかり、県内においても震度6強から震度7の地震が起こりうることが報告されています。
        ・火山の現象は多様(溶岩流、火砕流、岩なだれ(山体崩壊)、泥流(土石流)、噴石(火山弾)、降灰、火山ガス等)であり、現象について、よく理解しておく必要があります。
        ・火山災害を軽減するためには、住民・科学者・行政・マスメディアの4者が協力して防災体制を構築することが必要であるとの説明がありました。
      • 『災害とボランティア』『避難所運営ワークショップ』 講師:大阪大学コミュニケーション・デザインセンター 特任講師  菅 磨志保 氏
        suga
        ・大規模な地震災害時には、避難所が設置され、被災して大きなストレスを抱えた大勢の避難者が集団生活を営み、それを行政、ボランティア等、様々な人が支えます。
        ・被災者は「それぞれ異なる事情を抱えた人間」という事実に気づいてもらい、本当に意味のある活動とは何か、個々の被災者が求める支援は何かを考えていくため、実際に起こった事象を基に作成された課題について、グループワークにより、課題解決のための検討が行われました。
        ・「ペットの犬を連れた高齢女性が体育館に避難してきて、先に避難していた住民から、入館を断られて、入り口で押し問答をしている。その女性の話では、さらにネコ2匹をつれた高齢女性が1人と、ウサギ1羽を連れた高齢男性1人がこちらに向かっているという。この対応をどうするか  「トイレが詰まってきた。何とかしてくれと声が高まっている。水道は依然断水が続いている。どう対応するか」などの課題について、グループ討議を行いました。
        ・このワークショップを通じ、実際に被災したときのことを想像し、あらかじめ備えておくべきことについて考え、防災に対する行動を起こしていくことが期待されます。 (参考)『災害ボランティア実践ワークショップガイド(人と防災未来センター)
    • 2日目
      • 『災害情報と避難』『地域の実際の取り組み事例』 講師:群馬大学大学院工学研究科 教授 片田敏孝 氏
        katada
        ・本年(平成21年)8月の台風第9号において、兵庫県佐用町で避難中に橋を渡って避難場所に向かっている途中に流された事例や、昨年(平成20年)の兵庫県の都賀川において、親水河川において、数分間でいっきに川が増水し、川遊びをしていた子供たちが流された事例について説明いただきました。
        ・自治体から発信される河川の水位情報や避難勧告等の情報には限界があるので、地域に住む住民自らが、その地域の特徴や災害から身を守るために受けついできた知恵を伝承し、災いをやりすごす知恵(自分自身の身をどうやって守っていくかという知恵)をいかにして、身につけていくかが最大の課題になっています。
        ・住民自らが危険を認識し防災活動を行ううえで、防災マップやハザードマップが有効であり、講師が地域に入って住民と一緒に防災マップづくりを行った事例について解説いただきました 最後に災害に対する日頃から備える必要があることから、「居安思危(こあんしき)」 やすきにありて、あやうきをおもう という言葉をいただきました。

        居安思危         思則有備          有備無患
        安きに居りて危きを思う 思えばすなわち備えあり 備えあれば患い無し
          出典:「春秋」の注釈書「春秋左氏伝」

      • 『気象災害(土砂災害)』 講師:長崎大学工学部 教授 高橋和雄 氏
        takahashi
        1982年の長崎豪雨災害(死者・行方不明者299人、1時間雨量187oを観測)における、被害の概要、災害の特性等について説明がありました。
        ・同災害の教訓として、大規模災害時には、警察、消防等の機関は、すべての被害に対応できるわけではないので、自主防災組織等による対応が必要。また、わかりやすい情報を住民に届けるための工夫が必要とのことでした。
        ・特に、1時間に100oを超える雨の場合は、車の取り扱いについても注意が必要で、長崎豪雨の際は、2万台が流されています。
        ・タイヤ半分(10p)の水深では早めに高台の安全な場所に移動すること、洪水時の避難には車を使用しないこと、ドアステップ(30p)の水深では歩道側に車をよせてキーを付けておくことなどの説明がありました。
      • 『近年の災害に学ぶ』『災害史に学ぶ』 講師:NPO法人防災情報機構会長、元NHK解説委員 伊藤和明 氏
        ito
        ・平成の雲仙普賢岳噴火災害等、近年の災害の特徴及び過去の災害から学び、今後の防災対策に生かすため、各種災害についての解説をいただきました。
        ・東海地震、東南海地震、南海地震の各域において、繰り返し大規模な地震が発生し、多くの場合、連動して起きています。1944年の東南海地震、1946年の南海地震が起きているが、東海地震域のみが残さています。今後、30年以内に発生する確率は、東海地震で87%という結果が出ています。
        1896年明治三陸地震津波(死者 約22,000人)においては、地震の規模が小さかったため津波は来ないと考えた人たちを襲っている。揺れの弱い地震でも津波がくることがある(津波地震)、地震を感じなくても津波がくることがある(遠地津波)ということを知っておく必要があると説明がありました。
    • 3日目
      • 『災害図上訓練(DIG)』 講師:山口大学工学部 准教授 瀧本浩一 氏
        takimoto
        ・地域の災害特性を知り、防災活動につなげるため、「Disaster Imagination Game(DIG)」の方法を解説いただきました。
        ・今回は、長崎市の中島川ハザードマップ及び土砂災害警戒区域図をもとに、グループに分かれ、地図上に、河川や危険個所、避難場所等をマジックで記入し、面的な理解(地域の特性の理解)を行った後、大雨警報が発表、河川の氾らん、さらには、地震発生、その後の火災という想定のもと、必要な資機材、人、情報等について、時系列をイメージしながら、グループで討議しながらの演習を行いました。
        ・中島川流域の住民でない方も演習に加わっていましたが、その地域の住民になったと想定のもとで熱心に取り組まれていました。
        ・今後、自らの地域でDIGを実施し、まち歩きを行い、災害への備えや災害時の対応について具体的に検討することがのぞまれます。
      • 『 住まいの耐震化』『防災とまちづくり』 講師:富士常葉大学環境防災学部 教授 池田浩敬 氏
        ikeda
        ・1995年の兵庫県南部地震(阪神・淡路大震災)において亡くなられた方の8割が、自宅等の倒壊による圧死であり、建物の耐震化の必要性について、模型(筋交いのある家・ない家)で実験した映像等により、説明いただきました。
        ・トイレや風呂等のリフォームにあわせて、耐震診断・耐震補強を実施するなどの工夫について説明がありました。
        ・防災まちづくりで難しい点は、地震はいつ来るかわからない(今起こるかもしれないし、ずっとこないかもしれない)中で、災害に強いまちづくりだけのことを考えてもなかなかうまく進まないということです。
        ・福祉のまちづくり、防犯まちづくり、商店街の再興等といっしょに災害に強いまちづくりを考えていく工夫がだいじです。
        ・このような考えのもとで、平時における復興に備える住民組織の取り組みについて説明があり、自宅の再建過程をイメージし、復興パターンを考えるとともに事前合意を形成していった事例の説明がありました。この作業工程の中で、まちの将来像に関する議論ができるとともに防災まちづくりへの動機づけになったとのことでした。
      • 『救急講習』 講師:長崎市消防局 中央消防署 北島直幸 氏
        kyukyu
        ・119番通報の際の注意事項や小児救急電話相談センターへの電話のかけ方、AEDの使用方法等について説明いただきました。

会場研修プログラム

  • PDF(798KB)
  • 自主防災

参加申込書 ⇒ 申込期間は終了しました。

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