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平成24年度長崎県防災推進員(自主防災リーダー)養成講座を開催しました。

 

  防災に関する実践的知識を有し、地域における防災活動等の中心的役割を担う人材を育成するための講座を県内2会場で開催しました。

 

 <大村会場>  開催日:平成24年10月20日(土)〜22日(月) 3日間
         場 所:大村市コミュニティセンター(大村市幸町25−33)
         ※大村会場研修プログラム

 <壱岐会場>  開催日:平成24年11月17日(土)〜19日(月) 3日間
         場 所:壱岐文化ホール(壱岐市郷ノ浦町本村触445)
         ※壱岐会場研修プログラム

 

【講 義 内 容】

○『応急手当の基礎知識』(大村会場)
  講師:県央地域広域市町村圏組合 大村消防署 消防兼救急分隊長 坂中 和昭 氏

 心肺停止の場合において、応急手当がされた場合は、されなかった場合に比べて社会復帰できる可能性に約2倍の差があることなど、市民による応急手当の重要性についてご講義をいただきました。
 心肺蘇生法の手順、AEDの使用方法、気道異物の除去の方法について注意すべき点とともに説明いただき、救命処置の大切さを改めて理解することができました。

 

kitajima kitajima

 

 

○『応急手当の基礎知識』(壱岐会場)
  講師:壱岐消防署 郷ノ浦支署長兼甲隊係長 崎長 孝喜 氏

 心肺蘇生法やAEDの使用方法の手順を実技指導を交えながらご講義いただきました。
 担架搬送、止血方法、119番通報などについても注意すべき点とともにご説明いただき、救急車が到着するまでの救命処置の大切さを改めて認識することができました。

 

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○『防災気象情報の利用のしかた』
  講師:気象庁 長崎海洋気象台 次長 重岡 博明 氏


 風水害に関する防災気象情報についてご講義いただきました。
 雨量・解析雨量の意味、警報の種類とその発表基準などについて、専門家の立場から非常にわかりやすくご説明いただき、発表された情報が持つ意味、注意すべき内容について理解することができ、情報の利用方法について学ぶことができました。

 

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○『災害情報と避難〜最近の豪雨災害・津波災害から学ぶこと〜』
  講師:静岡大学 防災総合センター 副センター長・准教授 牛山 素行 氏

 避難で「命を救う効果」が最も高いのが津波災害であり、難しいのが豪雨災害であることを各種災害事例とともにご講義いただきました。
 洪水の中では人も車も簡単に流されることから、流れる水には近づかないことが重要であることをご説明いただくとともに、地域によって災害の危険性が高まる雨量が異なることから、事前に自分たちの地域における過去の最高雨量を確認しておくなど、地域を知ることの重要性、災害の種類によって有効な避難が異なることから、避難を画一的にとらえないことの重要性について理解することができました。

 

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○『被害想定とハザードマップ〜災害図上演習(DIG)〜』
  講師:特定非営利活動法人日本防災士機構 理事 橋本 茂 氏

 災害に対応するためには、災害を自分のこととしてリアルにイメージする訓練が重要であることをご説明いただき、訓練方法であるDIG(Disaster Imagination Game)の方法についてご講義をいただきました。
 実際にグループで机上の図面に地域の情報(河川、道路、避難所、公共施設など)を表示するとともに、ハザードマップをもとに被害想定を書き込み、地域の利点や課題を可視化するとともに、被害を避けるための対応を討議することで、地域の特性を把握した事前の備えの重要性を実感できました。

 

hashimoto hashimoto

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○『防災と福祉の連携と要援護者支援』(壱岐会場)

 『クロスロードをもちいた防災ワークショップ』(大村会場・壱岐会場)

  講師:減災・福祉パートナーズ 代表 蓮本 浩介 氏

 防災と福祉の連携と要援護者支援では、災害時要援護者の方を一方的に支援が必要な方と位置づけるのではなく、場面によっては支援者と支援が必要な方が入れ替わることがあることを踏まえたうえで、相互に支援を行う関係を作っていく必要があること。
 地域での支援体制を構築していくうえでは、防災関係者・福祉関係者が相互に顔の見える関係をつくりながら、お互いの情報を共有して体制を考えていくことが重要であるとのご説明をいただきました。
 
クロスロードをもちいた防災ワークショップでは、災害時に判断が必要となる課題について各グループ内で意見交換を行いました。
 自らの問題として課題への、「YES」「NO」の判断をし、その理由を述べるとともに、他の異なる意見・理由を聞くことで多くの価値観を共有することができ、災害に備えた事前のルール作りの大切さを認識することができました。

 

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○『東日本大震災と被災者支援』
  講師:長崎県弁護士会 弁護士 福普@博孝 氏

 雲仙普賢岳噴火災害時の活動体験とともに、「被災者生活再建支援法」の成立など、被災者救済に関する法制度について、現在の制度に不足する課題とともにご講義いただきました。
 被災地の復興のためには被災者が立ち直ることが重要であること、そのためには被災者自身の自助努力だけでなく、公的保障による公助支援、国民による共助支援が必要であることなど、被災者の視点からのご講義は説得力のあるものでした。

 

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○『近年の災害に学ぶ』『災害史に学ぶ』
  講師:特定非営利活動法人防災情報機構 会長 元NHK解説委員 伊藤 和明 氏


 近年の災害の特徴及び過去の災害から学び今後の防災対策に活かすため、各種災害についてご講義いただきました。
 津波と火災の関係(海で起きた油火災が漂流物に引火し、それが津波によって押し上げられ陸地で火災が発生)、近年の地震における倒壊家屋に関する説明などをいただき、津波火災を防ぐための対策の重要性、昭和56年の建築基準法改正以前の建物の耐震化の重要性について理解できました。
 また、1896年の明治三陸地震津波において、地震の規模が小さかったため津波は来ないと考えた人たちを襲っており、揺れの弱い地震でも津波がくることがある(津波地震)、地震を感じなくても津波がくることがある(遠地津波)ということを知っておく必要があると説明がありました。   

 

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○『気象災害(土砂災害)』
  講師:長崎大学名誉教授 高橋 和雄 氏

 長崎豪雨災害における被害の概要、災害の特製、近年の災害事例についてご説明をいただくとともに、地域住民よる自助、共助の必要性などについてご講義いただきました。
 九州は全国でも土砂災害が多い地域であること、砂防施設などのハード対策とともに、警戒避難などのソフト対策が重要であることを学ぶことができました。
 また、長崎市山川河内地区において、万延元年の土砂災害被害の継承がなされた結果、長崎豪雨災害の際に、土砂災害による甚大な被害が発生したものの、1人の負傷者も出なかったことについて説明いただき、災害の記憶を継承していくことの重要性について理解することができました。

 

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○『火山のしくみと被害』『地震のしくみと被害』
  講師:九州大学大学院理学研究院付属地震火山観測研究センター
      センター長・教授 清水 洋 氏


 多様な火山災害の現象、地震(海溝型地震、内陸地震)発生のメカニズムについて国内外の事例を交えながらしくみや特徴についてご講義いただきました。
 火山噴火予知の実現にむけた長期的な観測・研究の維持・継続の必要性、火山災害を軽減するための住民・科学者・行政・マスメディアの4者が協力した防災体制の構築の重要性、長崎県内における地震想定や地域の地震の特徴や地学的環境を踏まえたうえで、それを対策に活かすことにより被害を軽減できることをご説明をいただき、知識を減災に活かしていくことの必要性を理解できました。

 

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○『地震のしくみと被害』(壱岐会場)
  講師:九州大学大学院理学研究院 地球惑星科学部門 准教授 竹中 博士 氏


 地震波の伝わり方、地盤構造の違いによる揺れの違い、地震(海溝型地震、内陸地震)発生のメカニズム、津波発生の仕組みなどについてご講義いただきました。
 実際の地震の揺れの伝わり方を視覚化したアニメーションなどにより地盤による揺れ方の違いをイメージすることができたとともに、地震用語等の解説もいただたき、地震に関する理解を深めることができました。

 

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○『災害とボランティア活動』『避難所運営ワークショップ』
  講師:一般社団法人 減災・復興支援機構 専務理事 宮下 加奈 氏

 被災地でのボランティア活動に参加する際の注意事項、救援物資の注意点などについてご講義いただきました。
 災害ボランティアは被災者の自立を支援するのが目的であり、ボランティアの行動は自己責任と自己完結が基本であることなどを理解することができ、ボランティア活動を実践するために必要なことを学ぶことができました。
 避難所運営ワークショップでは、避難所の運営、開設、役割などについてご講義をいただいた後、避難生活における課題への対応、避難所の図面を用いて各部屋の使用方法を検討するなど、グループ内で討議しました。
 避難所運営における課題を共有することで事前対策の重要性を実感することができました。

 

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