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平成23年度長崎県防災推進員(自主防災リーダー)養成講座を開催しました。

 

  防災に関する実践的知識を有し、地域における防災活動等の中心的役割を担う人材を育成するための講座を県内2会場で開催しました。

 

 <長崎会場>  開催日:平成23年10月15日(土)〜17日(月) 3日間
         場 所:長崎西彼農協ビル(長崎市元船町5−1)
         ※長崎会場研修プログラム

 <佐世保会場> 開催日:平成23年11月26日(土)〜28日(月) 3日間
         場 所:長崎県県北振興局 天満庁舎(佐世保市天満町1−27)
         ※佐世保会場研修プログラム

 

【講 義 内 容】

○『東日本大震災と被災者支援』

  講師:長崎県弁護士会 弁護士 福普@博孝 氏


 被災地の復興のためには被災者が立ち直ることが必要であり、そのためには被災者自身の自助努力だけでなく、被災者に対する公的保障での公助による支援、国民の共助による支援が必要であることを法制度の成立、現在の制度に不足する課題とともにご講義いただきました。
 福武謳カのご経験にもとづいた、被災者の視点からのご講義は説得力のあるものでした。

 

fukusaki fukusaki

 

 

○『気象災害(土砂災害)』

  講師:長崎大学名誉教授 高橋 和雄 氏

 1982年の長崎豪雨災害における被害の概要、災害の特性、近年の災害事例についてご説明をいただき、その教訓にもとづき、自主防災組織等の地域住民による自助、共助の必要性についてご講義いただきました。
 近年の災害では高齢者などの災害時要援護者の犠牲者が増加していることから、災害時要援護者の避難を支援するためにも地域での共助が重要であること、九州は全国でも土砂災害が多い地域で、施設などのハード対策に加え、警戒避難などのソフト対策が重要であることがわかりました。

 

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○『クロスロードをもちいた防災ワークショップ』

  講師:特定非営利活動法人 災害福祉広域支援ネットワーク・サンダーバード
      理事 蓮本 浩介 氏

 災害時に判断が必要となる課題について、参加者自らが自分の問題として様々な想定のもと「YES」「NO」の判断を行うとともに、各グループ内で意見交換を行いました。
 予想外の意見や、「YES」「NO」の中にも様々な発想による意見があり、受講者間で意見を共有することができました。

 

hasumoto hasumoto

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○『木造住宅の耐震診断と補強』 <長崎会場>

  講師:東京大学名誉教授 坂本 功 氏


 兵庫県南部地震(阪神・淡路大震災)、新潟県中越沖地震の際の写真、実際の建物を使用した耐震実験(耐震補強なし、耐震補強あり)の映像により、建物の耐震化の必要性についてご講義いただきました。
 兵庫県南部地震では地震発生から7秒程度で建物が倒壊しているため、新築物件については耐震設計を、既存物件については耐震診断を実施したうえで補強を行うことの重要性について理解できました。

 

sakamoto sakamoto

 

 

○『住まいの耐震化』 <佐世保会場>

  講師:財団法人 日本住宅・木材技術センター 試験研究所 所長 岡田 恒 氏


 地震に強い住宅とするためには、適切な地盤の選定・改良、シンプルな建物形状、適切な基礎、地震動に抵抗できる充分な量の耐力壁・耐力要素のつりあいの良い配置、腐朽・蟻害の予防、瓦・外装材の落下防止のための適切な施工が重要であることを地震による被害状況の解説や工法等の説明とともにご講義いただきました。

 耐震改修工法事例についてもご講義いただき、住宅耐震化の重要性について理解することができました。

 

sakamoto sakamoto

 

 

○『応急手当の基礎知識』 <長崎会場>

  講師:長崎市消防局 中央消防署 消防司令補 北島 直幸 氏

 心肺蘇生法やAEDの使用方法などの救命処置の手順、119番通報を行う際の注意事項についてご講義いただきました。
 救急車が到着するまでの救命処置の大切さを改めて理解することができました。

 

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○『応急手当の基礎知識』 <佐世保会場>

  講師:佐世保市消防局 中央消防署 救急救命士 田辺 幸司 氏

 応急手当を実施する際の注意事項や119番通報を行う際の確認事項(意識・呼吸の確認等)、救急車の適切な利用方法についてご講義いただきました。
  適切な応急処置の必要性と救急車の適切な利用の重要性を理解することができました。

 

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○『火山のしくみと被害』
 『地震のしくみと被害』


  講師:九州大学大学院理学研究院付属地震火山観測研究センター
      センター長・教授 清水 洋 氏


 火山の種類や噴火のしくみ、多様な火山災害の現象、地震(海溝型地震、内陸地震)発生のメカニズムについて国内外の事例を交えながら、ご講義いただきました。
 火山噴火予知の実現にむけた長期的な観測・研究の維持・継続が必要であること。
 火山災害を軽減するためには、住民・科学者・行政・マスメディアの4者が協力して防災体制を構築していくことが重要であること。
 長崎県内においても、最大震度6強の地震が想定されていること。
 地震災害は、自分の住んでいる地域の地震の特徴や地学的環境を知り、それを対策に活かすことにより、被害を軽減できるとの説明をいただき、火山・地震に関する知識が減災につながることを理解できました。

 

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○『災害とボランティア活動』
 『避難所運営ワークショップ』


  講師:一般社団法人 減災・復興支援機構 専務理事 宮下 加奈 氏

 災害ボランティアは被災者の自立を支援するのが目的。
 ボランティアの行動は自己責任と自己完結が基本。
 災害ボランティアに関する説明、被災地でのボランティア活動に参加する際の注意事項、救援物資を発送する際の注意事項など、宮下先生の経験にもとづいた説得力のあるご講義によりボランティア活動を実践するために必要なことを学ぶことができました。
 避難所運営ワークショップでは、避難所の運営、開設、役割などについてご講義をいただいた後、実際の図面を使用して部屋の使用方法などをグループで討議しました。
 平常時の事前対策の重要性が実感できました。

 

miyasita miyasita

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○『災害情報と避難(今、求められる命を守るための地域防災)』
 『地域での実際の取組事例(今、求められる命を守るための地域防災)』


  講師:群馬大学大学院工学研究科 広域首都圏防災研究センター
      センター長・教授 片田 敏孝 氏


 行政が実施する防災は想定外力を想定したものであるため、その想定にとらわれることなく、「自らの命に責任を持ち、自分の命を守るために主体的な対応をとる」ことが大切。
 想定にとらわれることなく、状況下の中でそのときにできる最善の対応行動をとり、他の住民を巻き込んで避難を実施するための率先者となる「避難の3原則」による「姿勢の防災教育」について、片田先生が防災教育に取り組まれた釜石の小中学生たちによる東日本大震災時の避難対応とともにご講義いただきました。

 

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○『災害をもたらす激しい気象現象に備えて〜防災気象情報の効果的な利用方法〜』

  講師:気象庁 長崎海洋気象台 次長 豊福 隆夫 氏


 台風・低気圧・前線・局地的大雨・瞬発的突風のしくみについて、災害事例を交えながらご講義いただきました。
 気象台などによる防災気象情報の効果的な利用方法についてもご説明いただき、個人においても気象情報の理解と利活用を実施していくことの重要性について理解することができました。

 

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○『被害想定とハザードマップ〜災害図上演習(DIG)〜』

  講師:特定非営利活動法人 日本防災士会 常任理事(事務統括) 橋本 茂 氏

 机上の図面に地域の情報(河川、道路、避難所、公共施設など)を表示し、ハザードマップをもとに被害想定を書き込むことで、地域の利点や課題を可視化し、被害を避けるための対応を討議することで情報を共有することができるDIG(Disaster Imagination Game)のご講義をいただきました。
 災害への備えには、地域の特性を把握したうえで対応を事前に検討し、災害をリアルにイメージしておくことが重要であることをグループ内で課題を共有することで実感できました。

 

hashimoto hashimoto

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