県では、子どもの安全を確保するとともに、地域の防犯力を高めるための取組みの一環として地域安全マップづくりを推進していますが、今回、モデル校として指定した対馬市、壱岐市の小学校で地域安全マップづくりを公開授業として実施しました。
地域安全マップづくりを通して、子どもたち自身に犯罪被害を未然に防止する意識と危険を回避する能力を高めてもらうとともに、モデル校以外の島内小学校教職員、地域住民等の方々にも地域安全マップづくりについて学んでもらい、モデル校以外の小学校への普及も図りました。
| 「地域安全マップ」とは、犯罪が起こりやすい場所を地図にまとめたものです。 ただ単に犯罪が発生した場所を地図上に表示するのではなく、「入りやすい場所」「見えにくい場所」をキーワードに、実際に地域を歩いて危険箇所を確認しながら地図を作製することにより、参加する子ども自身の犯罪被害を回避する能力が高まります。 |
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今回の公開授業は、地域安全マップの開発者でもある立正大学文学部社会学科の小宮教授、立正大学犯罪社会学研究会の学生及び長崎大学の学生の協力を得て、子どもが犯罪に遭わないための理論や、正しい地域安全マップの作り方についての講義と、実際に地域を回りながらの実践指導により、子どもたちと受講者に地域安全マップの考え方と作製方法を習得してもらいました。
(1)対馬地区
平成19年6月6日(水)9:35〜16:00
対馬市立厳原北小学校
(2)壱岐地区
平成19年6月7日(木)9:30〜15:40
壱岐市立初山小学校
(1)対馬地区厳原北小学校5年生23人、学校教職員、PTA等15人
(2)壱岐地区初山小学校5、6年生24人、学校教職員、PTA等15人
(1)講義(事前学習)
地域安全マップがどういうものかや、犯罪が起こりやすい(危険な)場所の判断基準を 教えました。判断基準のキーワードである、「入りやすい」場所、「見えにくい」場所を 子どもたちに理解してもらいました。
![]() 講義の様子(対馬地区) |
![]() 講義の様子(壱岐地区) |
(2)街歩き(フィールドワーク)
各班に分かれて、「入りやすい場所」、「見えにくい場所」を探しに街に出かけました。
みんなで話し合いながら、危険な場所、安全な場所を見つけて、写真に取ったり、地図に書き込んだり、街の人にインタビューをしたりしました。
![]() 危険な場所を発見(対馬地区) |
![]() 地域の人にインタビュー(対馬地区) |
![]() 危険な場所を地図に記入(壱岐地区) |
![]() 放置車両を発見(壱岐地区) |
(3)地図作製
各班ごとに分かれて、街歩きで発見した危険な場所や安全な場所をマップにまとめ、マップづくりの作業を進めました。
![]() マップづくりの様子(対馬地区) |
![]() 大人のひとたちも奮闘中(対馬地区) |
![]() マップづくりの様子(壱岐地区) |
![]() マップづくりの様子(壱岐地区) |
(4)発表、講評
各班ごとに、作製した地域安全マップを掲げて、一人ずつマップづくりで発見したことや感じたことを発表しました。危険な場所が以外にもたくさんあって、子どもたちも驚い たようでした。
![]() 発表会の様子(対馬地区) |
![]() 小宮教授による講評(対馬地区) |
![]() 発表会の様子(壱岐地区)) |
![]() 完成したマップ(壱岐地区) |
今回、地域安全マップづくり公開授業の様子を収録し、地域安全マップのつくり方をわか
りやすく編集し直した「地域安全マップづくり」DVDを制作しました。制作に当たっては、(財)長崎県防犯協会連合会の協力を得て、立正大学の小宮教授に監修をお願いしました。各学校等で、地域安全マップづくりに取り組まれる際等に、指導をされる方々の負担軽減を図るためにDVDを活用していただければと考えております。
また、完成したDVDは、(財)長崎県防犯協会連合会から県教育委員会、市町教育委員会
を通じて、県内の全小学校に配布されました。今後、DVDを活用して、各学校で地域安全
マップづくりに取り組んでいただく予定にしています。
(内容) |
![]() 地域安全マップづくりDVD |
※貸し出しを希望される方は、長崎県県民生活部県民安全課(TEL 095-895-2316)にお問い 合わせください。