Welcome to Nagasaki Prefectural World Heritage Registration Promotion Division

長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産

「長崎の教会群とキリスト教関連遺産」の構成資産見直しについて

2016年6月6日

「長崎の教会群とキリスト教関連遺産」については、去る2月9日の推薦取下げ以降、国際記念物遺跡会議(イコモス)とのアドバイザー契約に基づく助言を受けながら、「顕著で普遍的価値(OUV)」を禁教期に焦点を当てて説明するなどの見直しを行い、3月31日に国へ推薦書素案を提出いたしました。

その後、4月26日から5月3日にかけて、イコモスのミッションエキスパートが現地を視察し、文化庁や関係県市町とともに、各資産がOUVへいかに貢献するかについて協議を行い、多くの助言をいただきました。

この中で、イコモスは、日野江城跡・田平天主堂を除く12資産については、その価値及びOUVへの貢献を評価する一方、この2つの資産については、禁教期との関連を示す物証がなく、OUVに貢献することができないとの評価でありました。

このため、5月21日に開催した国内専門家で構成する「長崎世界遺産学術委員会」の意見を踏まえ、29日に開催した関係県市町長で構成する「世界遺産登録推進会議」において、早期かつ確実な登録を目指すために、日野江城跡・田平天主堂を除く12資産で推薦書を再構成することになりました。

またあわせて、これら2つの資産については、文化財としての価値そのものが否定されたものではなく、本県独自の魅力的な歴史を物語る上で欠かせない資産であり、他の構成資産と一体的にPR・活用を進めていくことが合意されました。

今後も、イコモスの助言や国の指導を受けながら推薦書の熟度をより高めるとともに、関係県市町と一丸となって、引き続き平成30年の世界遺産登録実現に向けて全力を注いでまいります。

今後も皆様のご支援とご協力を賜りますよう、よろしくお願いします。


【今後のスケジュール】
平成28年7月下旬 国の文化審議会 28年度国内推薦候補決定
平成29年1月下旬 ユネスコ世界遺産センターへ推薦書提出
      9月~10月頃 イコモス現地調査
   平成30年5月頃 イコモス勧告
                 7月頃 世界遺産委員会(登録審議)