長崎の教会群とキリスト教関連遺産

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大野教会
#011

大野教会

〈おおの きょうかい〉
[1893年竣工 / 県指定有形文化財 / 石造]
長崎市下大野町2624
TEL 0959-25-0012(出津教会)
ド・ロ神父の設計・指導によって出津教会の巡回教会として建てられた、玄武石を外壁にした和瓦葺きの建物。赤土を水に溶かした濁液で砂と石灰を混ぜ、石材を積み上げるド・ロ壁を用い、信徒の奉仕で完成した。山中にひっそりと立ち、風土に密着した素朴な雰囲気と雅趣がある。
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堂崎教会
#012

堂崎教会

〈どうざき きょうかい〉
[1907年竣工 / 県指定有形文化財 / 煉瓦造]
五島市奥浦町堂崎2019 / TEL 0959-73-0705
ペルー神父の指導により、地元大工・野原与吉が建設したゴシック様式の教会堂。禁教令撤廃後、五島における布教の中枢で、明治後期に建てられた煉瓦造教会堂のモデルとなった。道路が整備されるまで信者が船でミサに訪れていた為、海岸に位置し、海辺の教会として景観上も優れている。
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旧野首教会
#013

旧野首教会

〈きゅう のくび きょうかい〉
[1908年竣工 / 県指定有形文化財 / 煉瓦造]
小値賀町野崎郷野首
TEL 0959-56-3111(小値賀町商工観光課)
鉄川与助の設計・施工による最初の煉瓦造教会堂。日本人大工による煉瓦造の技術習得過程を示す点で大変貴重である。五島列島・小値賀町の離島に位置し、信者の集団離島によって廃堂化していたものを修復。正面屋根上の西欧城砦のような装飾が特徴的である。
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江上教会
#014

江上教会

〈えがみ きょうかい〉
[1917年竣工 / 県指定有形文化財 / 木造]
五島市奈留町大串郷1131
TEL 0959-64-3285(奈留教会)
建物内外ともに簡素で、清楚な雰囲気を漂わせ、さらには小規模ながら重層屋根構成とするなど造形の完成度が高い。設計・施工をした鉄川与助の作品としては、木造の代表作とされている。建設当時の信者数は40〜50戸ほどで、信者の労働奉仕により建設された。
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宝亀教会
#015

宝亀教会

〈ほうき きょうかい〉
[1899年竣工 / 県指定有形文化財 / 木造・煉瓦造]
平戸市宝亀町1170 / TEL 0950-28-0324
平戸では現存する最古の教会堂。マタラ神父の指導によって建てられた木造・正面煉瓦造の教会堂である。正面玄関部分のみ煉瓦とし、側面に菱組天井のテラスを配しているのは珍しい。木造から煉瓦造への過度期の姿を示す、重要な建築物といえる。
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原城跡
#016

原城跡

〈はら じょう あと〉
[国指定史跡]南島原市南有馬町大江名
TEL 050-3381-5083(南島原市教育委員会文化財課)
有馬氏の出城で、1637年〜38年の島原の乱において、一揆軍約3万7千人が籠城し、全滅した。発掘調査で、多数の人骨と十字架、メダイなどの遺品が出土するとともに、乱後の徹底的な破壊が判明している。有明海に面する岬に築かれた壮大な平山城の遺跡である。
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吉利支丹墓碑
#017

吉利支丹墓碑

〈きりしたん ぼひ〉
[国指定史跡]南島原市西有家町須川東向共同墓地内
TEL 050-3381-5083(南島原市教育委員会文化財課)
初期布教時のキリシタン墓碑遺構の代表例。ポルトガルから伝来しローマ式墓と呼ばれたカマボコ形の石製墓碑で、背面に花十字紋を施す。碑文は、日本最古のポルトガル式綴字法ローマ字で埋葬者の名と没年が刻まれる。キリシタン墓碑は、伏せているスタイルが一般的だが立碑のものもある。
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日野江城跡
#018

日野江城跡

〈ひのえ じょう あと〉
[国指定史跡]南島原市北有馬町谷川名
TEL 050-3381-5083(南島原市教育委員会文化財課)
肥前西部で最大の勢力があったキリシタン大名・有馬氏の居城跡で、発掘調査により階段、石垣が確認されている。城下には、有馬セミナリオがあり、天正遣欧少年使節もラテン語や音楽をそこで学んだ。長崎の町に並ぶキリシタン文化が栄えた地でもある。
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日本二十六聖人殉教地
#019

日本二十六聖人殉教地

〈にほんにじゅうろくせいじん じゅんきょうち〉
[県指定史跡]
長崎市西坂町7-8 / TEL 095-822-6000
1597年、豊臣秀吉の命によって、京・大坂で捕縛されたフランシスコ会宣教師やイエズス会員など計26人(内、日本人20名)が、護送され磔刑に処された殉教地。1862年ローマ教皇は26人を聖人に列し、100年後の1962年には記念館が建てられた。国際的宗教史跡としても知られている。
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サント・ドミンゴ教会跡
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サント・ドミンゴ教会跡

〈さんと・どみんご きょうかい あと〉
[1609年竣工]長崎市勝山町30-1(桜町小学校内)
TEL 095-829-4340
長崎代官の村山等安が寄進した土地に建てられたドミニコ会の教会跡。薩摩を追放されたモラーレス神父が教会を移築したが、徳川幕府の禁教令によって1614年破壊された。近年、跡地に建つ小学校の改築にともない、地下遺構が発掘され展示施設として整備された。キリシタン最盛期の教会跡である。
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