長崎の教会群とキリスト教関連遺産

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大浦天主堂
#001

大浦天主堂

〈おおうら てんしゅどう〉
[1864年竣工 / 国宝 / 煉瓦造]
長崎市南山手5-3 / TEL 095-823-2934
現存する日本最古の教会堂建築。教会建築としては唯一国宝に指定されている。フランス人フューレ神父と、それを継いだプチジャン神父の指導により、外国人居留地の中に建設された。西坂の丘で殉教した26聖人に捧げるために建てられ、「信徒発見」の舞台として世界的に名高い。
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旧羅典神学校
#002

旧羅典神学校

〈きゅう らてん しんがっこう〉
[1875年竣工 / 国指定重要文化財 / 木骨煉瓦造]
長崎市南山手5-3 / TEL 095-823-2934
禁制の高札が撤去されたことを機に、パリ外国宣教会の当初からの目的であった日本人神父を養成するために設立された神学校。ド・ロ神父の設計による堅牢な工法で建てられ、神父の建築技術への造詣の深さが伺える。当時は講義がすべてラテン語で行われていたため、「羅典神学校」と呼ばれた。
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黒島天主堂
#003

黒島天主堂

〈くろしま てんしゅどう〉
[1902年竣工 / 国指定重要文化財 / 煉瓦造]
佐世保市黒島町3333 / TEL 0956-56-2017
マルマン神父の指導により建築された内部三層構成の本格的な教会堂。祭壇床に有田焼のタイルを貼るなど地方的な特色もある。黒島は九十九島の中で最大の島であり、禁教下、生月、五島などから多数の信者が移り住み、潜伏していた。
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旧五輪教会堂
#004

旧五輪教会堂

〈きゅう ごりん きょうかいどう〉
[1881年竣工 / 国指定重要文化財 / 木造]
五島市蕨町五輪 / TEL 0959-72-3957(福江教会)
大浦天主堂に次ぐ古い木造の教会堂。1881年に浜脇教会として建てられた聖堂が、1931年現在地に移築された。単層屋根構成の小規模な教会は、外観は和風建築であるが、内部の意匠はゴシック様式。禁教が解け、各地に教会堂が建築されはじめた明治初期の貴重な建築物である。
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青砂ヶ浦天主堂
#005

青砂ヶ浦天主堂

〈あおさがうら てんしゅどう〉
[1910年竣工 / 国指定重要文化財 / 煉瓦造]
新上五島町奈摩郷1241 / TEL 0959-52-8011
上五島出身で教会建築者として有名な鉄川与助の設計・施工による煉瓦造教会堂。重層屋根構成に基づく外観や内部空間が形成されるようになった初めての例で、煉瓦造教会堂の構造・意匠の起点といわれる。信者たちは老若男女を問わず、海岸から小高い建設地まで煉瓦を背負い、労働奉仕を行った。
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頭ヶ島天主堂
#006

頭ヶ島天主堂

〈かしらがしま てんしゅどう〉
[1919年竣工 / 国指定重要文化財 / 石造]
新上五島町友住郷頭ヶ島638
TEL 0959-42-0221(鯛ノ浦教会)
鉄川与助の設計・施工による重厚なロマネスク調の教会堂。日本では珍しい石造の教会堂で、石材は対岸から切出し、1つの石を4・5人で運び、1日に2・3個づつ運び積上げた。重厚な外観に対して内観の造形は、花の装飾で彩られた独特の美しさを出している。
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田平天主堂
#007

田平天主堂

〈たびら てんしゅどう〉
[1917年竣工 / 国指定重要文化財 / 煉瓦造]
平戸市田平町小手田免19 / TEL 0950-57-0254
鉄川与助の設計・施工による重層屋根構成の教会堂。八角形ドーム屋根をのせた鐘塔を持ち、多彩な煉瓦積み手法を駆使した華やかな細部も意匠的に優れている。鉄川の最後の煉瓦造教会で、瀬戸を見下ろす高台に建ち、墓地など周囲の歴史的景観を良く留めている。
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ド・ロ神父遺跡
#008

ド・ロ神父遺跡

〈ど・ろしんぷ いせき〉
[県指定史跡]長崎市西出津町2633
TEL 0959-25-1081(ド・ロ神父記念館)
1879年、外海に赴任したド・ロ神父は、この地域の人々の為、様々な社会福祉事業を行った。この遺跡内にある救助院跡やいわし網工場跡は、それを今に伝えている。明治期の先駆的福祉事業の一端を知る上で、重要な役割を果たしている。
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旧出津救助院
#009

旧出津救助院

〈きゅう しつ きゅうじょいん〉
[国指定重要文化財]長崎市西出津町2633
TEL 0959-25-1081(ド・ロ神父記念館)
ド・ロ神父が私財を投じて創設した授産・福祉施設のうち、授産場、マカロニ工場、鰯網工場などからなり、外海の住民の窮状を救う為に建設。木造及び石造、煉瓦造、木骨煉瓦造の建物には随所に西洋式の技術が採用されている。また、マカロニ工場の外壁には、独特の練り石積み技法(ド・ロ壁)が見られる。
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出津教会
#010

出津教会

〈しつ きょうかい〉
[1882年竣工 / 県指定有形文化財 / 煉瓦造]
長崎市西出津町2633 / TEL 0959-25-0012
ド・ロ神父の設計・指導により建てられた教会で、当初は現在の半分程度の規模だったが、1909年に2度目の増築で正面玄関部に、四角の鐘塔などが建ち、現状となった。外海地区の強風を考慮した低平な外観と内部空間が特徴である。創建から増築まで一貫してド・ロ神父が関与した教会である。
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