長崎県

壱岐市農業協同組合に対する業務改善命令の発出について


担当課 団体検査指導室
担当者名 山口、高橋
電話番号 直通:095-895-2923
内線:2923
2018年9月7日更新

 平成29年度の壱岐市農業協同組合に対して実施した検査において、改善を要する不適切な業務運営が確認されました。

 このため、組合事業の健全な運営を確保することを目的として、農業協同組合法第94条の2第2項の規定に基づき、本日、業務改善命令を発出しましたので、お知らせします。

 

 

1 措置の内容 

(1)平成29年度に実施した検査に係る以下の指摘事項について、その全容を解明するとともに責任の所在を明らかにすること。

  1) 定期貯金の金利優遇事案への対応の不備

  2) 定期貯金受入に伴う借名口座の開設

  3) 法令等遵守態勢の不備

  4) 検査時における虚偽説明

(2)法令等遵守態勢を確立し、健全な組合経営を確保するため、以下の観点を踏まえて業務執行態勢の改善・強化を行うこと。

  1) 法令等遵守態勢の確立

   ア 法令遵守に向けた基本姿勢の明確化

   イ 役職員研修の充実強化

  2) 業務・管理体制の確立

   ア 内部けん制機能の充実・強化

   イ 事務実施要領等の検証・充実

   ウ 人事管理システムの見直しと職場環境の整備

  3) 監査(内部監査)体制の充実・強化

(3)上記(1)及び(2)の内容について、組合員に対し速やかに説明すること。

 

2 措置を命ずる理由

 平成29年度に農林水産省と県が合同で実施した検査において、組合長をはじめとする業務執行理事が善良なる管理者として当然に注意を払うべき義務を果たさず、合理的な検証等を行うことなく優遇金利を適用したことにより、資金運用利回りと比べて逆ざやとなった貯金の受け入れが確認された。

 さらに、この貯金の受け入れは、本人名義ではなく複数の他人名義の口座で管理されている、いわゆる「借名口座」であり、複数の職員が認識していたにもかかわらず、長期間、改善されていなかった。

 また、これらの実態を検査において検証する過程で、虚偽の説明が行われた。

 今回の事例は、貴組合における業務執行態勢に重大な問題があると認められることから、ただちに改善等に取り組む必要がある。

先頭に戻る

メニュー