長崎県

食中毒事件の発生について


担当課 生活衛生課
担当者名 橋口、才津
電話番号 直通:095-895-2364
内線:4707
2018年8月13日更新

食中毒事件の発生について 

 平成30年8月10日(金曜日)午後3時半頃、佐賀県生活衛生課から、佐賀県内の医療機関において胃アニサキス症と診断された患者がいるとの情報提供があり探知した。患者を含むグループは佐賀県在住で、日帰り旅行で長崎県を訪れ、平戸市内の旅館にて刺身や寿司などを喫食していたことから、県北保健所が調査を行なった。その結果、原因施設は当該施設であると断定し、同保健所が行政処分を行ったのでお知らせします。

1. 概 要
 患者を含む19人のグループは、平成30年8月8日(水曜日)の朝、日帰りで佐賀県から長崎県に訪れ、平戸市内にある当該施設で午前11時半頃、刺身や寿司などを含むバイキング形式の昼食を摂った。患者は、同日午後3時半頃、移動中の車内で激しい腹痛、吐き気を発症し、一旦は緩和したが、9日午前3時頃、再度、激しい腹痛を訴え、医療機関を受診し、胃内視鏡にてアニサキス虫体が摘出された。
 県北保健所による調査の結果、患者は当該施設の昼食以外に数日間、魚介類の生食をしていないこと、発症までの時間と症状がアニサキス食中毒の特徴と一致すること、患者の胃からアニサキス虫体が摘出されたことなどから、同保健所は当該施設を原因とする食中毒と断定し、下記のとおり行政処分を行った。

2. 原因施設
  営業所所在地: 平戸市田平町野田免210-6
  営業所の名称: 平戸たびら温泉 サムソンホテル
  営業者氏名    : 株式会社あじか磯釣センター 代表取締役 柴山昌樹
  営業の種類    : 飲食店(旅館)

3. 原因食品
  平成30年8月8日(水曜日)に当該旅館から提供された、サバ、カツオ、ハマチ等の刺身及び寿司

4. 病因物質
  アニサキス

5. 処分内容
  平成30年8月11日(土曜日)、1日間の営業停止(食品衛生法第6条第4号違反)

6. 症状
  腹痛、吐き気

7. 発病年月日及び時刻
  平成30年8月8日(水曜日)午後3時半頃

8. 摂食者数
    68名

9. 有症者数(平成30年8月11日現在)
  1名

 ※アニサキスについて
 ・アニサキスはクジラなど海産哺乳動物を終宿主とする寄生虫です。
 ・アニサキス幼虫は、長さ2cmから3cm、白色の虫体で、目視で確認することが可能です。
 ・サバ、アジ、イワシ、サンマ、カツオ、イカなどの魚介類に寄生します。
 ・アニサキス症はアニサキスが寄生した魚介類を生食することにより感染し、数時間から十数時間後(多くが8時間以内)に激しい腹痛や吐き気、嘔吐などの症状を引き起こします。
 ・アニサキスは酢やわさび、醤油などでは死にませんが、-20℃で24時間以上の冷凍または60℃で1分間の加熱により食中毒を防ぐことができます。
 ・魚を生食する場合は、より新鮮なものを選び、すみやかに内臓を除去しましょう。 

参考:県内の食中毒発生状況(平成30年8月11日(土曜日)現在、本件は含まず。)

  平成30年
(1月から)
昨年同期 昨年1年間
(1から12月)
件数 有症者数 死者数 件数 有症者数 死者数 件数 有症者数 死者数
長崎県 6 169 0 11 143 0 13 146 0
内訳 長崎県 1 35 0 6 54 0 6 54 0
長崎市 3 132 0 2 34 0 2 34 0
佐世保市 2 2 0 3 55 0 5 58 0
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