長崎県

先輩からのメッセージ


2020年4月15日更新

子どもたちと同じ目の高さで向かい合い、ふれあい、語り合う。
そこから教師としての夢は大きく広がっていきます。
つまずいたり、立ち止まったり、迷ったり。
それでも夢に向かって歩き続ける15人の先輩たち。
その生き生きとした姿にふれるとき、あなたの夢が動きはじめます。

 

「絶対にあきらめてはいけない」

 十数枚の不合格通知。「不合格」という文字が、重くのしかかります。自信喪失、責任転嫁、自暴自棄……。まさに悪循環です。

 それでもなお、私が教員採用試験を受け続けたのはなぜでしょう。それは、「人を育て導く」という、人間味溢れる教師の仕事に魅力を感じ、「一生の仕事にしたい」という強い思いがあったからです。

 「合格通知」を手にするまでには、とても長い年月がかかりましたが、それまでの時間は決して無駄ではありませんでした。これまでの経験とその中で得た多くの学びは、教壇に立つ私の礎となっているからです。

 教師になって3年。いただく仕事と役割は、大きくなる一方です。だからこそ、教師としての資質の向上に向けて学び続けています。

 あきらめなければ、必ず道は開けます。あなたを待っている子どもたちがいます。皆さんと共に働ける日を、心待ちにしています。                                                                                             

大村市立中央小学校
教諭 道端 輝男

 

「『責任』を楽しむ」

 大学卒業後すぐに採用された私は、中学1年生の学級担任になりました。私の手に委ねられた30名の生徒たち。この生徒たちがどう成長するのかは、私の力量にかかっています。一人ひとりを見て、どんな大人になってほしいか考えながら声をかける。1年かけて愛情を注ぐ。そして、最後に「先生が担任でよかった」と言われた時は、この上ない喜びが溢れました。

 もちろん、この大きな責任が、自分に重くのしかかる時もあります。しかし、周りの先生方が私を一人の教師として尊重しフォローしてくださいます。だから、大きな責任を感じながらも、それを楽しみに変えて毎日生徒に全力でぶつかっていくことができています。

 「教師」という職業には、大きな責任が嫁せられます。同時に、その重い責任を楽しめるのも、この仕事の醍醐味です。これからも私は、生徒たちを明るい未来へ導く教師であり続けたいです。

雲仙市立国見中学校
教諭 平山 和佳

 

「生徒とともに歩く」

 「教育者の最大の務めは、生徒の心への点火である。」これは、初任者の時に研修でいただいた言葉です。

 新規採用され、4年が経ちました。この4年間で生徒と関わり、出来なかったことが出来るようになる喜び、壁にぶち当たったときに何とか乗り越えようとする懸命さ、集団で最高のものを築きあげようとする協調性など、気づかされることが多々あります。

 つらいことや苦しいこともありますが、1人の人間として、苦手分野や目標に立ち向かうなど生徒が成長していく過程に関われること、一緒に前を向いて歩いていけることは何事にも代えがたい喜びです。

 「心への点火」はまだまだできているとは言えませんが、一生懸命についてきてくれる生徒に何か一つでも伝えられるよう挑戦していきたいです。

県立五島高等学校
教諭 糸山 菊乃

 

「何のために頑張るか」

 「誰のためか、何のためかを間違えなければ、きっとうまくいく。」以前勤めていた職場の先輩からいただいた大切な言葉です。

 特別支援学校の教員として正規採用されてから4年が経ち、嬉しいこともきついことも辛いことも楽しいこともたくさんのことを経験させていただきました。そんな教員生活の中で私が大事にしていることは、「子どもたちの笑顔のため」です。「できた!やった!楽しい!」そんな表情を見るために日々努力を惜しまないようにしています。

 働くことは、生活のため、お金のため、それも大事なことです。しかし、子どもたちの喜怒哀楽に触れながらやりとりができる楽しさと、子どもたちの将来が自分自身の手によって変わっていく責任。教員とはこんなにもやりがいがある仕事です。

 「誰のためか、何のためか」という当時いただいた言葉は、私自身の真ん中にしっかりと根付いています。これからも「子どもたちの笑顔のため」に一生懸命頑張っていきます!

県立虹の原特別支援学校壱岐分校
教諭 馬場 力

 

女性教員イラスト

「『なんか落ち着く』と思わせるプロに」

 「保健室の先生っていいなあ。私もなろうかな。」養護教諭として採用され4年が経ちましたが、そう言ってくれる子が毎年います。理由を聞くと、「保健室ってなんか落ち着くし、先生がいつも笑っていて、楽しそう。」という答えがほとんどです。子どもたちの目にはそう映っているのかと気付かされ、さらに笑顔でいたいと強く思う瞬間です。

 泣きながら来室した子が「いってきます。」と教室に戻る姿や、数年前までお世話されていた子が、けがをした低学年の子の手を引いて来室する姿。全学年の様子を数年にわたり見ることのできる養護教諭という仕事は、とてもやりがいがあります。困った時、悩んだ時は、先輩の先生方の対応を参考にしたり、相談したりしながら、毎日、新たな発見と学びがあります。

 初任の時に「私も養護教諭になりたい。」と言ってくれた中3の女の子はいよいよ大学受験です。出会う子どもたちの憧れ、癒しの存在になりたいという思いと子どもたちの笑顔が、私の日々の原動力となっています。

長崎市立西城山小学校
養護教諭 本田 祥子

 

女性教員イラスト

「学校を楽しい場所に」    

  「先生、俺、ちゃんと席に座って先生の話を聞けるようになったよ!」4月当初、落ち着いて授業を受けることができなかった子どもが、1年後に私に言った言葉です。今でもこの言葉が忘れられません。1年間でたくさんのことを学び、成長し、自信にあふれた姿を感じることができた瞬間でした。私は大きな喜びを感じました。

 「教師」という職業は、子どもたちの成長の過程を共有することができます。できなかったことができるようになる喜び、感動を、子どもとともに感じることができるのです。

 私は、「学校は楽しい場所でありたい」といつも思っています。勉強が分かる楽しさ、友だちと遊ぶ楽しさ、みんなで何かをやり遂げる楽しさなど、学校は楽しいことであふれています。その楽しさを作り出すのは教師の役目です。

 一人一人の子どもたちを見極め、何が必要かを考えて行動することが大切です。難しいことや大変なこともありますが、それを乗り越えたとき、大きな喜びや感動が待っています。そんな魅力ある素敵な仕事です。一緒に頑張りましょう。

波佐見町立中央小学校
教諭 水田 まどか

 

男性教員イラスト

 「日々の積み重ねと挑戦し続けることを大切に 」

  「私の人生と異なる人生を歩んできた子どもたち」「様々な背景を抱える子どもたち」だからこそ、常に子どもたちに寄り添い、全力で向き合える教師でありたい、学び続ける教師でありたいと強く思います。

 私は、教師としてどのように話し、どのように問うか、子どもたち一人一人と向き合う中で「心へ届く言葉」を磨いています。日々の記録とその積み重ねを何よりも大切にしています。“分かっているようで、分かっていない”こともしばしばあり、悩みは尽きません。人に教えることの難しさに試行錯誤する日々です。だからこそ、「できた」「分かった」という時の子どもたちの生き生きとした表情にとても大きな感動を覚えます。一生懸命な姿にたくさんのパワーをもらいます。そこに教師という職業の魅力があふれています。

 また、壱岐という離島で勤務する私にとって、ふるさとを思い、つなぎ、担う子どもたちを育てていくことも大切な使命です。これからも多くのことに挑戦し続けたいと思います。熱意あふれる皆さんとともに働ける日を楽しみに待っています。

壱岐市立勝本中学校
教諭 篠崎 賢人

 

男性教員イラスト

 「生徒の成長を実感できる喜び」

 農業の教諭として採用され、4年が経とうとしています。それ以前は講師として6年、臨時的任用の実習助手としての3年を経て、正規の実習助手として働き、主に実習の準備・指導・教材となる植物の管理を行うなど、充実した日々を送っていました。そのような中、放課後に自主学習をしていた部活動生を、他の先生方とともに指導する機会がありました。

 その生徒は、入学当初は、成績が下位だったにもかかわらず、私たちと一緒に学習を続けることで学年が上がるごとに成績を向上させ、卒業時には上位3名に入るほどになりました。この経験から学習指導のやりがいと喜びを強く感じ、33歳の時に教諭になることを決意しました。

 今でも初心を忘れることなく、生徒の成長を支え、地域や社会のために貢献できる人材の育成を目指し、日々の教育活動に励んでいます。教諭は生徒の成長を肌で感じ、共に学び、感動できる素晴らしい職業であると実感しています。

 皆さんを待っている生徒がたくさんいます。ぜひ、私たちと一緒に長崎の子供たちを未来へ羽ばたかせましょう。

県立島原農業高等学校
教諭 亀山 大輔

 

女性教員イラスト

 「とっておきの笑顔のために」

  教室には、子どもの笑顔、パワー、喜怒哀楽、夢など色とりどりの宝が詰まっています。私も同じ教室で教師としてこの上ない毎日を過ごしています。

 教師4年生の私は、「今日の授業はうまくできた」というよりは「こんな関わりや言葉掛けをしたら良かったなあ」と反省する日々がほとんどです。しかし、うまくいかないことを追求し、改善していく先にある子どもの「できた!」と、それを共感できる瞬間が特別支援教育の魅力であり、私はその魅力にどっぷりはまっています。

 子どもの「できた!」に辿り着くことは簡単なことではなく、悩んだり、くじけそうになったりすることもありますが、個々の障害を理解したり、気持ちに寄り添ったりして、じっくり向き合うからこそ見えてくる光があり、その一瞬一瞬で教師としての幸せをたくさん感じてきました。

 これからも、未熟な自分を温かく支えてくれる環境に感謝しながら、子どもたちの笑顔のために根気強く向き合い、たくさんの喜びを共感していきたいです。

県立虹の原特別支援学校
教諭 中野 明美

 

女性教員イラスト

 

「子どもと共に日々成長中」

 私は以前、看護師として病院に勤務していましたが、「生涯を通して健康に過ごすために、これからを生きる子どもたちに健康の大切さを伝えたい」という思いから養護教諭を志し、採用されて4年が経ちました。

 社会人経験があるとはいえ、今までと違う世界で働くということは、戸惑いも多く、つらいと感じることもたくさんありました。けれども、生徒の笑顔や言葉に勇気と元気をもらうことで、毎日楽しく過ごしています。生徒と接している中で、自分の未熟さに気づくことも多くありますが、その度に学びの機会を与えてもらっていると感じます。大人になっても成長していると日々実感することができるのは、まさに成長中の子どもたちと接することのできる教員ならではの特権ではないでしょうか。

 先輩教員からも生徒からも、まだまだ教えてもらうことの多い私ですが、子どもたちが悩み、立ち止まってしまったときに、優しく、時には力強く背中を押せる養護教諭を目指して、これからも色々なことにチャレンジしていきたいです。

県立波佐見高等学校
養護教諭 櫻井 紘子

 

女性教員イラスト

「どんな時も、子どもファースト」 

 この4年間、教師として私が大切にしてきたことは、「どんな時も子どもファーストで動く」ということです。子どものことを1番に考えて動く。それは、日々の学校生活の中で先輩の先生方に学んだことです。様々な背景を抱え登校してくる子どもたち。こちらの思いを伝えるだけではなく、子どもの声に耳を傾けることも大切です。子どものサインに気づき、寄り添い、そっと背中を押す…そんな教師でありたいと強く思います。          

 教師という仕事の魅力を問われたら、それは授業だと答えます。「授業がわかると子どもは変わる」という言葉の通り、子どもの変容は驚くべきものです。しかめっ面で問題を見ていた子が閃いた瞬間の表情。友達の意見を聞いて大きく頷きながら納得した時の表情。そんな表情を引き出すためにも、私自身が学ぶ姿勢を忘れず、日々の授業改善に取り組んでいきます。教師は決して楽な仕事ではありませんが、たくさんの魅力とやりがい、そして感動の詰まった仕事だと私は思います。子どもたちのために、共に頑張りましょう。 

佐々町立口石小学校
教諭 宮崎  瞳

 

男性教員イラスト

「教師としての信念」 

 3年目になりますが、まだまだ学ぶことは尽きません。今も迷い、悩み、先輩方に助言をいただきながら、授業作りや学級経営に努めています。

 そんな私にも、一つ、信念ができました。それは、「心を開いて信頼関係を築く」ということです。指導がうまくいかない時、ついルールを厳しくし、それを守れなかったことばかりを指摘してしまったことがあります。そういう時は、表面的には平穏を保っていても、心には届いていないので、雰囲気は悪くなります。しかし、生徒たちの良い所を見つけ、認め、積極的に伝えていくようにすると、徐々に教室が笑顔であふれるようになりました。

 生徒たちは、失敗は多くとも、教師が信頼し挑戦させればいくらでも輝きます。そして、生徒たちが輝く時に感動のドラマが生まれます。「教室中が泣いた学活」、「奇跡の体育大会」、「合唱コンクールが繋ぐ絆」…日々子どもたちが繰り広げるドラマの中で一緒に感動できる喜び。教師最高です!ぜひ私たちと一緒に長崎の子どもたちを輝かせましょう!!                                                                                   

長崎市立土井首中学校
教諭 渕  建太

 

女性教員イラスト

 「故郷を愛する生徒を育てたい」

 長崎県の教師になって4年が経ちました。指導がうまくいかず悩むこともありますが、生徒のひたむきに頑張る姿や夢を語るいきいきとした顔が前に進む力を与えてくれます。教師という職業は、言動が生徒に強く影響を与える責任の大きい仕事ですが、ともに目標に向かって挑戦する中で、成長の手助けができるという素晴らしさがあります。

 現在、勤務している壱岐高校では、離島が抱える問題に向き合ったり地域の良さを見出したりと、生徒とともに地元を見つめるさまざまな活動を行っています。高校卒業後は島外に出ていく生徒がほとんどですが、この活動を通して、「いずれは壱岐に戻りたい」「壱岐に恩返しがしたい」という声を聞くと嬉しくなります。

 故郷への愛着を持ち、貢献したいという意思を持つ生徒を育てていくことは、長崎県の教師の使命だと私は考えます。そのために、日々の自分の指導をふり返り、学び続ける姿勢を忘れず、生徒に全力で向き合い、ともに多くのことに挑戦できる教師でありたいと思います。

県立壱岐高等学校
教諭 川富 典子

 

男性教員イラスト

 「何のために頑張るか」

 特別支援学校に勤務する前は、町立の文化ホールでイベントの企画を行っていました。企画を立案する時、まず最初に考えるのは「どうすれば町民の皆さんに喜んでいただけるか」でした。試行錯誤を繰り返すうちにいろいろなアイデアや意見が出て、どうまとめたらよいか悩んだ時は、「どれが一番町民の皆さんに喜んでいただけるかな」と原点回帰して判断していました。その後、教職員として採用されてからは、私は「どうすれば子どもが幸せになるかな」ということを見失わないように努めてきました。子どもに力をつけるのが私たちの仕事ですが、その力は子どもが幸せになるための力でなくてはならないと思っています。「幸せ」というと、未熟な私は「子どもにとって何が幸せなのか」「私が思う幸せと子どもが思う幸せは違うかもな」などと悩んでしまいますが、今の目標は、子どもに「先生が私を幸せにしようと頑張ってくれた」と思ってもらうことです。これからも日々学び続け、本当に子どもたちを幸せにできる先生になりたいと思います。

県立諫早特別支援学校
教諭 八重石 憲佑

 

女性教員イラスト

「笑顔が持つパワー」

 「先生、聞いてー」と保健室に来る子どもたち。時々“この子たちは私が先生ってことを忘れているんじゃないか?”と思うこともあるほど、学級のことや家のことなど色んな話をしてくれます。教室とは違った子どもたちの顔を見ることができることや、全ての子どもたちと関わることができることは、養護教諭ならではのことだと思います。もちろん、子どもたちの表情はいつも笑顔とは限りません。さっきまで元気だったのに泣いている子、疲れた表情の子、怒っている子など色んな表情で保健室にやってきます。ゆっくり話を聴いたり、手当てをしたり、休養をとったりした後には、その表情が笑顔に戻ることも多く、私もほっとする瞬間です。

 研修で「養護教諭の笑顔は子どもたちの心の安定につながる。」と話を聴いたことがあります。“笑顔”が持つパワーに改めて気づかされました。これからも笑顔を忘れず、先生方や保護者の方、地域の方と連携・協力しながら、子供たちの健やかな成長を支えていける養護教諭でありたいと思います。

島原市立第四小学校
養護教諭 井上 佐枝美

 

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