(一財)日本穀物検定協会が実施する「令和5年産米の食味ランキング」において、長崎県で作付を推進している「にこまる」が、最高ランクである「特A」ランクを獲得しました。
「にこまる」は通算10回目の「特A」獲得になります。
1.食味ランキング結果
「にこまる」・・・・「特A」ランク(4年産「特A」)
「なつほのか」・・・「A」ランク(4年産「A」)
「ヒノヒカリ」・・・「A」ランク(4年産「A」)
【参考】
○「米の食味ランキング」とは
- (一財)日本穀物検定協会において、全国から出品された米の食味について、専門の評価員が、「外観・香り・味・粘り・硬さ・総合評価」の6項目について、食味試験を行い5段階のランキングで評価するもの。
- 食味試験は、複数産地コシヒカリのブレンド米を基準米とし、これと試験対象産地品種を比較し、特に良好なものを「特A」、良好なものを「A」、おおむね同等のものを「A’」、やや劣るものを「B」、劣るものを「B’」として評価し、毎年食味ランキングとして取りまとめ、発表される。「特A」が一番評価が高い。
特A > A > A’> B > B’
○出品基準
県内の作付面積上位3位の品種を出品(1位ヒノヒカリ4,043ha、2位なつほのか2,338ha、3位にこまる2,133ha)
○ 「にこまる」の来歴
「にこまる」・・・農研機構(九州沖縄研)で育成された品種。本県では平成18年に本格栽培を開始。
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