1867年に起きた浦上四番崩れが波及して深堀鍋島領内から67人が佐賀牢に投獄されているが善長谷からも被害が出ている。1873年のキリスト教禁教令が解除された後で潜伏キリシタンは1884年に一部を除き多くはカトリックに復帰している。その後、民家を改造した御堂で祈りを続けていたが、自らの祈りの場として1952年に鉄筋コンクリートの善長谷教会を献堂されて今に至っている。
掲載の写真は同教会を撮影した作品である。教会堂前の石垣に毅然として立つ大木には外海樫山から移住した潜伏キリシタンの足跡が感じられた。
- 撮影日時:令和2年(2020年)8月22日 午後4時頃
- 撮影場所:長崎市大籠町
- 撮影者:池田勉
※写真の著作権は撮影者にあります。著作権法によって認められる場合を除き、写真を利用することはできません。
※撮影者は被写体の人物や所有者に許可を取ったうえで撮影しています。教会堂内の写真撮影は基本的に認められていませんのでご注意ください。
長崎と天草地方のキリスト教関連歴文化遺産群ウェブサイト(おらしょ-こころ旅-)・フォト巡礼
より(毎週金曜日更新)
このページの掲載元
- 文化振興・世界遺産課
- 郵便番号 850-8570
長崎市尾上町3-1 - 電話番号 095-895-2761
- ファックス番号 095-829-2336