浦上地区にある岩屋山は、和銅年間(708から714年)に開かれた霊山である。禁教期、浦上村の潜伏キリシタンは岩屋山を崇拝しており、3度登れば樫山にある赤岳に1度、その赤岳に3度登ればローマのサント・エレンジャ教会に巡礼したことになると言われていた。
掲載の写真は、岩屋山を撮影した作品である。日暮れの頃、かつて浦上村のキリシタンが暮らしていたとされる地から、シンボルの十字架をフレーミングしたシルエットの光景で幻想的に表現した。
- 撮影場所:長崎市本原町
- 撮影日時:2020年1月4日 午後6時半頃
- 撮影者:池田勉
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長崎と天草地方のキリスト教関連歴文化遺産群ウェブサイト(おらしょ-こころ旅-)・フォト巡礼
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