

長崎を愛し、
長崎に青春を捧げた、坂本能馬。
龍馬は、1864年の初めての来崎から、
世を去るまでの四年間に、実に十数回も長崎を訪れ、
その間に海援隊の前身である
日本初の商社「亀山社中」を設立するなど、
歴史的にも重要な足跡を数多く残しています。
それほどまでに龍馬を魅了した長崎は、
実は、食の宝庫でもあるんです。
江戸末期よりすでに伝来しており、
龍馬も舌鼓を打ったであろう長崎の食を、
ぜひ一度昧わってみてください。
あなたもきっと、龍馬が魅了されたように、
長崎の食に魅了されるはずです。

日本で初めて西洋料理店を開業したのは、
長崎の『良林亭(のちの自由亭)』でした。
外国人の接待や会談などで、
龍馬も西洋料理を大いに食したはずです。
龍馬が長崎を拠点に活躍していた慶応年間には、
西洋料理店をはじめ、
さまざまな有名料理店が繁盛しました。
その中の一つ『清風亭』にて、
龍馬と土佐藩の後藤象二郎が会談を行いました。
二人は意気投合し、龍馬は脱藩を許され、
さらに土佐藩が「亀山社中」のスポンサーとなり、
「土佐海援隊」へと再編されました。
長崎の食の場こそが、
日本の歴史を動かした現場だったのです。

多くの島々と複雑なリアス式海岸。
余すことなく太陽の光を浴びる急斜面の耕地。
古代から日本と大陸との交流拠点として、
さらに鎖国時代には西洋に開かれた
我が国唯一の窓口として、
異国の文化を受け入れながら、
独自の文化を生み出してきた歴史。
この豊かな自然環境と歴史的背景、
さらに住む人たちの食材へのこだわりが育んだ、
長崎ならではのさまざまな「めぐみ」。
そのめぐみから育まれた食材のおいしさ、
素晴らしさには、ちゃんとした理由があるのです。


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