
新三重漁協で水揚げされるごんあじは、長崎の五島灘に生息する瀬付きのマアジで、腹部が黄金色に輝いていることから、その名が付けられました。漁獲されたごんあじは、海上生簀に移され、1週間程度餌を与えずに活かしておきます。
こうすることで自分の体に蓄えていた脂を使おうとし、身全体に平均して脂が乗るため牛肉で言えば「霜降り」の状態になります。また、しばらく活かしておくことで、魚体は本来のハリやツヤを取り戻します。
ごんあじはこの「活かし込み」という独自のステップを踏むことで、青魚特有の臭みが少ない、身の締まった魚へと生まれ変わります。

五島灘は水深50〜200mの大陸棚。対馬暖流の分脈が流れるこの海域は天然珊瑚が多く、魚達の餌となるプランクトンも多い好漁場です。また、速い潮の流れで身の締まりもグッとよくなります。
「ごんあじ」の、おいしさの秘密は「活かし込み」という技術に加えて、この自然豊かな五島灘の優れた環境にあると言えます。
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