中国人の性格、習慣について 皆さん、こんにちは。
さて、中国と日本は「文化同源」であるといわれていますが、性格とか習慣などで違うところが至るところにあります。現在、中日両国で民間交流をはじめ、様々な友好交流が行われていますが、友好交流をスムーズに行うためには、まずお互いの国のことを少しでも知っておくことが必要ですので、今回は私の目から見た中国人の性格並びに習慣などについてご紹介します。 まず私の経験したことをお話しします。 昨年、出張帰りに大阪から長崎までの飛行機に乗りましたが、機内はそんなに混んでなく、横3人座る列に、3人満席の列と、一人もいない列が数多く見られました。私は3人座っている列の通路側でしたが、前のだれもいない席に移動すれば、お互い楽になるのではないかと考えていましたが、結局私を含め、誰も席を移動しませんでした。 次は、中国での同様な経験ですが、昨年10月頃、深センから杭州行きの飛行機に乗りました。もう出発時刻になっているのに、飛行機は全く出発する気配はありません。暫くして数十人のツアー客が一斉に乗ってきました。多分地元のおばあちゃん、おじいちゃんでしょう。分からない広東語をわいわい喋り、飛行機が急に賑やかになりました。ところが、ツアー客は自分の席に着いたかと思うと、すぐ席を変わり始めました。「おじちゃん、こっちに来て」、「お婆ちゃん、一緒に座りましょう」と、本当に自由気ままでした。スチュワーデスはマイクで説得しましたが、聞き入れてもらえないので、「危ないですから、席は変えないでください」と強い口調で訴えたところ、最後は何とか収まりましたが、他人に迷惑をかけているという意識が薄いのかもしれません。 もちろん、すべての中国人がそんなに騒ぐわけではありませんが、一部の中国人は声が大きく、特に携帯等でのマナーはまだまだ徹底していないのも事実です。日本人にとって、中国人の会話は声が大きく、スピードが速いので、口喧嘩に聞こえるという人もいるほどです。 このことから、総じて言えば中国人は賑やかな雰囲気が好きで、日本人は静かさを好む人が多いのではないかなと思います。中国では古くから、旧正月に爆竹を鳴らしたり、家族団欒で、ワイワイ喋りながら、食事を楽しむという習慣があります。 さらに、多くの中国人は性格がきさくで、日常の挨拶は日本より多いかもしれません。たとえば、バスや、列車に乗るときは挨拶とか世間話を交わしますが、日本人は、知らない人同士は電車の中であまり話さないようです。性格的に北方地方、例えば北京、東北など生まれの人が、細かいところにこだわりません。たとえば、食事の支払いでも、割り勘が少なく、大体みんな交代で代金を支払っています。互いに譲らず争って支払おうとしますし、料理も多めに注文しがちです。ただし、最近では割り勘も増え、ほどほどに注文するか、残ったものを持ち帰る人も少なくありません。 礼儀作法の面では、丁寧な人も多いですが、全体的に、相槌は日本人より少ない方です。「日本人は相槌が多すぎて、疲れるのではないか」と思っている中国人が多いですが、マナーの普及により、中国人でも礼儀作法がだんだんよくなってきています。 タバコは男同士で、よく進めあいます。でも吸わない時は「ごめんなさい、吸いません」と断ればいいです。又、お酒もみんなで一緒に飲むのが好きですが、中国人は自己主張が強いので無理強いさせる傾向がありますが、飲めない人はちゃんと説明するか、断る必要があります。
また、日常的に中国人は派手な色が好きで、特に旧正月とか誕生日祝いの時は、年配の女性は赤色のセーターとか、外套などを着たりします。歓迎、祝賀の横断幕は大体赤ベースに白い字か黄色い字、白ベースに黒字は、葬式とか、抗議、反対デモの時です。中国で年配の方へのプレゼントのラッピングも白っぽい紙などは避けた方が良いでしょう。でも、若者のファッションは日本と同じように白とか薄い色を好む人がだんだん多くなっています。昔は派手な、大きな柄模様のプリントや刺繍が多かったのですが、最近では、若者もファッションのトレンドを追い、薄いピンクとか、シンプルなデザインが好きなようです。 中国では日本と違い、車は右側を走ります。それから、エスカレータは右側に立って、急いでいる人には左側をあけます。はじめて中国に行く外国人は歩道を横断するときは大変だろうと思います。 さらに、中国では偽札が蔓延することが多く、店やデパートなどは大体偽札検査機器を持っています。また、お金を引き出す際は、後でもめごとを防ぐために、模様を見つめたり、触ったりして識別検査する習慣があります。日本ではこういう行為は人を疑うとかでいやがられていますが、中国ではよくあることなので気にしないでください。中国の信用社会の建設や、社会犯罪の撲滅のためには、まだまだこれから時間はかかると思います。 中国は経済の発展レベルにより、倹約家が多いことも事実です。日本は90年代バブル崩壊後、オフィスビルのトイレでトイレペーパーの節約に努めた報道を新聞で読んだことがありますが、中国でも、上海の男性がオフィスのトイレからトイレペーパーを自宅まで持ち帰るので、女房から離婚を持ちかけられたという笑い話のような文章をネットで見たことがあります。実際に、中国では大企業でも、コピー用紙等を何枚か無駄に使ったことで上司にうるさく言われることも珍しくありません。ですから、正式な文書を除くと、文字とか、行の修正は書類にそのまま手書きで加筆していますが、日本ではどうでしょうか。 また、家では洗濯に使った水をバケツに貯め、それを床の掃除やトイレの流しなどに使うことも多いです。その意味では、贅沢する人はまだ一部分かもしれません。でも、一人当たりの資源保有量が少なく、人口が多い中国では提唱すべきことであると思います。 最後に、仕事のやり方ですが、テレビで見た中国の有名な企業家が喋っていたことがすごく印象に残っています。「日本人はいつも何かをやる前に、問題があったらどうするかなど事前計画と対策に工面しているのに対して、中国人はまず、リスクを細かく考えずにやってみよう、問題があったら解決策を講ずればよいと考えている」ということです。近年の中国の経済発展も、このように中国人の性格と大いに関係があるではないかと思います。最近、友達といつも議論することは、中国人の融通性と、日本人の真面目さ、粘り強さをうまく取り入れた人が一番すばらしいという結論ですが、でも、なかなか難しいことかもしれませんね。 以上は私の経験と考え方をざっくばらんに述べさせてもらいましたが、「百聞は一見に如かず」と言われているように、一番良いのは自分で中国に行き、もしくは中国人と交流することではないかと思います。
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