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ストレスとのつき合い方
ストレスとは
『ストレス』という言葉は、もともと機械工学の領域で用いられていたものです。
外からの力を『ストレッサー(ストレス因)』と呼び、内からの反応を『ストレス』と呼ぶのです。
さて、これらを私たちの生活に当てはめると、日常生活の中で生じてくる様々な問題や出来事、環境の変化といったものは全て『ストレッサー(ストレス因)』であり、そして、そのストレッサーによって私たちの心や身体に起こってくる歪んだ状態が『ストレス』と言えるでしょう。
現代社会とストレス
現代社会は“ストレス社会”だとよく言われますが、日常生活の中で生じてくる様々な問題や出来事、環境の変化といったものは全て“心理社会的ストレス因”となります。災害や事故、身近な人物の死、病気や怪我といった心身に過酷な負担がかかる重大な出来事については、それらがストレスにつながることは誰でも理解できると思いますが、そのような重大な出来事ではない、生活環境の変化や価値観の変化といったものもまた大きなストレス因となることは案外理解されていません。
ストレスとのつき合い方
Q
「ストレスを避ける方法やストレスのない生活方法を教えて下さい」
A
今日の日本社会においてはストレスのない生活などありえません。過度のストレスを避けることは可能かもしれませんが、その方法としては、無理をし過ぎないとか休養をしっかりとる等、極一般的な健康管理につとめるぐらいで、特別のものはないのが現実です。
ストレスとは“避ける”のではなく、“上手につき合う”ものだと理解して下さい。
ストレスと上手につき合うには、まずは、ストレスを自覚することが重要です。
日常生活においてストレスは常にあり、その結果として精神的に不安になったり、疲れたり、私たちの心や身体には何らかの変化が生じるものです。
無理して不安を忘れようとしたり、不安にとらわれている自分を「精神力のないダメな奴だ」と責めたりするのは間違いです。特に大きなストレッサーに出合った時にこのようなやり方をしてしまうと、心の健康はひどく損なわれます。
そして、周囲の援助を素直に受けながら、さしあたり出来ることからやっていくという現実的対応が効果的です。
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