平成19年度開発研究テーマ概要

公募・補助事業

経済産業省 地域新生コンソーシアム研究開発事業

テーマ名 高性能普及型の新方式水分ストレス計・糖度計の開発
担当者 高見修、指方顕、下村義昭、兵頭竜二、田尻健志、田中博樹、三木伸一
目的 長崎県の独自技術である光計測技術を基に、農作物の水分ストレス状態を測定する新方式水分ストレス計と、果実の糖度を測定する新方式糖度計を開発する。
概要 食品産業の高付加価値化を実現するために、長崎県の独自技術である光計測技術を基に、新方式で高性能の水分ストレス計と糖度計を開発し、農産物の高度生産・品質管理による国際競争力の強化を図る。なお、開発計測器の市場規模は約325億円と推定している。

経済産業省 地域新生コンソーシアム研究開発事業

テーマ名
リンパ浮腫患者用弾性ストッキング製造システムの開発
担 当 者
堀江貴雄
目  的
全国に約6万人いるといわれるリンパ浮腫の治療には、弾性ストッキングの装着による圧迫治療が最も有効とされている。弾性ストッキングはオーダーメイドで作る必要があるが、従来外国製のものしかなく、国産で安価な製品が求められていた。そこで、この事業全体では患部の形状と硬さを計測し、そのデータから自動的に弾性ストッキングを設計するシステムを開発する。この中で長崎県工業技術センターでは(独)産業技術総合研究所の特許を用いて県内企業と共同で、患部内部の硬さ分布を計測する超音波弾性評価装置を開発する。
概  要
超音波センサと力センサを内蔵した測定プローブを用いて、プローブを患部に押し当てたときの、内部組織変形情報とそのときの荷重変化をもとに、組織の硬さを測定する装置の開発を行う。またこの装置を用いたリンパ浮腫患部の測定を実施し装置の有効性を検証し、早期の製品化を図る。

文部科学省都市エリア産学官連携促進事業(FS)

テーマ名 非侵襲QOL医療診断技術およびそれを活用した遠隔医療システムの開発
担当者 下村義昭、三木伸一、田尻健志、田中博樹
目的 本事業は長崎大学医学部・工学部、長崎総合科学大学、および民間企業との連携により在宅医療・在宅介護にも適用できる“ 人に優しい”非侵襲型の革新的な医療診断機器の開発を目的に下記概要のテーマに取り組んでいる。
概要 @自覚してからの治療では手遅れとなる肺音異常の早期検出のための肺音検査システムの開発、A尿失禁に悩む高齢者の尊厳性維持のための尿失禁予知センサの開発、B患者の採血負担の軽減のための 生体組成の非侵襲型光計測技術開発。

(独)理化学研究所戦略的展開事業

テーマ名
メタボリックシンドローム領域における生体メディカル情報取得を可能とする非侵襲型レーザーシステムの研究開発
担 当 者
下村義昭、三木伸一
目  的
糖尿病患者は、国内に740万人、その予備軍を含め1620万人以上にもなると言われ、深刻な国民病となっている。本研究プログラムでは、体外から光を当てるだけで血糖値の測定を可能とする計測技術の開発を目的とする。
概  要
血糖値計測の誤差要因となる水分、脂肪分、ヘモグロビン濃度等の成分、あるいは筋繊維等の体組織構造の方向性の違いを測定毎に補正する新たな計測手法の開発とその検証を行う。