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長崎大水害30年だより Vol.14(中島川眼鏡橋周辺の工事完成について)

 第14回は、「長崎大水害において被災した中島川眼鏡橋周辺の工事完成について」お伝えします。

 中島川は、眼鏡橋を現地保存するため、両岸にバイパス水路を設けることとなり、右岸側バイパスは被災から6年後の昭和63
年に完成しましたが、左岸側バイパス工事は用地取得が難航し、工事着手までに相当の期間を要しました。下の写真は、被災
前の眼鏡橋付近の写真です。左側が右岸側、右側が左岸側です。右岸側は川沿いに緑地と道路がありますが、左岸側は建物
が川沿いに張り付いています。
               
                               提供:日本リアリズム写真集団長崎支部

 右岸側は、被災前からあった中島川都市公園と道路の敷地があったため、昭和59年にはバイパス工事に着手できましたが、
左岸側は商店など46戸の建物があり、移転交渉に約20年を要しました。工事の施工についても、施工中の交通、騒音、振動、
景観について地元から反対運動が発生し、2年間にわたる話し合いの結果、平成15年に左岸側バイパスの工事に着手する
ことができました。
 左岸側バイパス工事は、地元の要望を受けて、工事車両のボックス内走行による交通対策や、防音ハウスによる音源包み
込みによる騒音対策、門型クレーンによるボックス運搬による観光地の景観対策などを行い施工されました。1日目に1.5m
掘削して、2日目にその区間でボックスを組み立てるという作業を繰り返し、176mの施工に約9ヶ月を要しました。
  ※ボックス=左岸バイパスの流路となる鉄筋コンクリート製の箱型の構造物

                                                   施工設備配置状況図
             ボックス標準断面図
 

 様々な工事関係者の工夫と地元の方々の協力により、長崎大水害から24年を経過した平成18年に両岸バイパスが完成
しました。

          両岸バイパス完成写真(下流より)             両岸バイパス完成写真(上流より)
                                     

 左の写真は、両岸バイパス完成後の眼鏡橋付近にある両岸バイパスの下流側の写真です。現在では、両岸に公園が完成し、
都市の中に眼鏡橋を中心とした憩いの空間が整備されています。
 右の写真は、魚市橋付近にある両岸バイパスの上流側の写真です。バイパスは河川部分より2.2m水深が深いため、
河川に常時水が流れるように、一定の水深以上にならないとバイパスへ水が流れ込まないように工夫されています。右岸側
にはラバー堰が設置してあり、左岸側は本川の平時の水位より高い位置に壁が作られています。
 中島川の河川改修事業は、眼鏡橋周辺の整備が完成したことにより、長崎市の商店街の玄関口である中央橋架け替えという
次のステップへ進みました。

 次回は、長崎大水害において被災した中島川の中央橋架け替え工事について掲載します。

 
 
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