トピックス・季節情報        
 

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  <季節情報>


      感染性胃腸炎



      インフルエンザ



      水痘



      








☆トピックス:長崎県内で2例目の重症熱性血小板減少症候群(SFTS)の発生が確認されま

した。


◎今年、1月30日に、国内発生例としては初めてダニ媒介性のウイルス感染症「重症熱性血小板減少症候群

(Severe Fever with Thrombocytopenia Syndrome:SFTS)」の山口県における患者発生および死亡例が報

告されました。その後、各地から確認症例の報告が相次ぎ、長崎県でも平成17年(2005年)の症例2件が確認

されました。
 
 国内での患者報告を受けて、SFTSの発生を予防し、そのまん延の防止を図るため、平成25年2月22日付の法

改正に基づき、平成25年3月4日から感染症法上の4類感染症に指定されました。


 <感染予防について>

◎感染源とされているマダニは全国に分布しており、主に森林や草地のほか市街地周辺でも見られ、春から秋
 
にかけて接触する機会が増えることから、感染予防が最も大切です。今のところ、有効な抗ウイルス剤やワクチ

ンはありません。


◎行楽やハイキング、農作業など、ダニとの接触が多くなる季節となりますので、野外で活動する際は、長袖、

長ズボン、長靴を着用するなどして肌の露出を極力避けて感染防止に心がけましょう。

 もし、ダニに咬まれていたことに気づいた場合は、自分で無理に取ろうとせず、医療機関で取り除いてもら

いましょう。


◎マダニに咬まれた後に発熱等の症状があった場合は、速やかに医療機関を受診しましょう。受診した医療機関

では、咬まれた状況などをできるだけ詳細に説明しましょう。


◎多くの場合、SFTSウイルスを保有しているマダニに咬まれることにより感染するといわれていますので、イ

ンフルエンザのように人から人へ感染して広がるものでないとされています。



 <重症熱性血小板減少症候群(SFTS)について>

  (参考)厚生労働省ホームページ(重症熱性血小板減少症候群について)

       http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou19/sfts.html



         



☆トピックス:昨年に引き続き風しんが増加しています。

 厚生労働省は、今年に入ってからも風しんの患者数が増加し、「先天性風しん症候群」も5例(暫定値)報告

されたことから、昨年5月、7月に続き、25年1月にも3度目の注意喚起がおこなわれています。

 昨年の風しんの全国の累積数に比べ、今期の第18週までの累積値は5,964人と昨年の報告数の2倍以上にものぼ

るため、注意が必要です。

 風しんはせきやくしゃみなどの飛沫から感染し、通常は発疹や発熱が起こりますが軽微な症状で経過し、重篤

化することはほとんどありません。しかしながら妊娠初期に感染すると、胎盤を経て胎児にも感染し、先天性の

心疾患や難聴、白内障など(先天性風しん症候群:CRS)を引き起こす危険性がある恐ろしい感染症でもあります。

 風しんやCRSは予防接種により予防可能ですが、妊婦へのワクチン接種は禁忌であるため、妊婦または妊娠す

る可能性の高い方に伝播させることのないよう、パートナーや周囲の人は医師と十分相談の上、抗体検査やワク

チン接種を受けることが重要です。

 本県では今年に入ってから第18週までに、8件の報告がありました。今後の風しんの動向に注視して十

分に注意しましょう。


      
  


感染性胃腸炎にご注意ください!!


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感染性胃腸炎  第19週の感染性胃腸炎の報告数は221人で前週より51人増加しましたが、定点当たりの人数(5.02)
は全国定点当たりの人数(8.04)以下でした。全体的に終息に向かう状況で推移しています。
 感染性胃腸炎は、細菌又はウイルスなどの病原微生物による嘔吐、下痢を主症状とする感染症です。
年齢別に見ると、報告の多くは1〜2歳の乳幼児が占めています。原因はロタウイルス、ノロウイルス、
エンテロウイルス、アデノウイルスなどのウイルス感染による場合が主流ですが、腸管出血性大腸菌
などの細菌が原因となる場合もあります。
 原因微生物のうち、ロタウイルスについてはすでにワクチンが認可されていますので、予防するこ
とが出来るウイルスです。特に、小さいお子さんがいらっしゃるご家庭では、保護者の方が手洗いの
励行、体調管理や体調の変化に心掛けてあげるなどして感染防止に努め、早目に医療機関を受診させ
てあげるよう心がけましょう。

 

好発年齢】 特になし


【病原体】
カンピロバクター属(Campylobactor jejuni/coli)、サルモネラ属(salmonella spp)
 腸管病原性大腸菌、腸炎ビブリオ Vibrio parahaemolyticusなどの細菌
・ロタウイルス、ノロウイルス、エンテロウイルス、アデノウイルスなどのウイルス


【潜伏期間】
病原体による
  カンピロバクター  2〜11日    サルモネラ  12〜36時間   
  大腸菌  12〜72時間(EHECを除く)
  腸炎ビブリオ    6〜12時間   ロタウイルス 1〜3日 

【感染経路】
 食品、水を介して経口感染、ヒトやペットからの接触感染もある。

【症状】
・原因微生物によるが、発熱、下痢(水様便、血便など)、腹痛、悪心、嘔吐など、発熱が先行し、
 下痢は 遅れて出現することがある。発熱を伴わず、下痢のみのこともある。
・カンピロバクターでは2〜5日で軽快するが、再燃あり。
・サルモネラでは発熱、腹部症状が遷廷、腸管外感染の危険あり。
・大腸菌は腸管出血性大腸菌以外、特に特徴はない。
・腸炎ビブリオは夏季に集中発生、心窩部、疝痛発作、血便がみられ、急性虫垂炎、急性腹症との鑑
 別が必要。
・ロタウイルスは乳幼児に冬季白色便性下痢症を起こす。
・ノロウイルスは秋から春にかけ散発例でも多数検出される。



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水痘に注意ください!!



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水痘

    長崎県における第19週の報告数は、前週より13人増加して68人でした。定点当たりの人数(1.55)
は、全国定点当たりの人数(1.55)と同値でした。長崎地区(3.10)、県南地区(2.40)、佐世保
地区(2.00)は他の地域に比べ報告数が多いようです。
 この疾病は、例年、冬場に患者数が増加する傾向にありますが、今後の動向に注視していく必要
があります。
 水痘は水疱瘡(みずぼうそう)とも呼ばれ、原因となる水痘帯状疱疹ウイルスは伝播力が強く、
ウイルスを含む飛沫あるいは飛沫核を経気道的に吸入することによる飛沫感染あるいは水泡の内溶
液と触れることによる接触感染により感染が成立します。 手洗いの励行、体調管理に心がけ感染防
止に努めましょう。
  

好発年齢乳幼児・学童期前半


【病原体】
ヒトヘルペス群ウイルスα亜科の水痘・帯状疱疹ウイルス(VZV)の初感染による。


【感染経路】
下気道、上気道病巣部水疱液中のウイルスが飛沫あるいは飛沫核により空気中に散布され、それを経気道的
 に吸入することにより感染成立。


【症状】

発熱、倦怠感、発疹で発症
発疹は紅斑から始まり、23日のうちに水疱、膿疱、痂皮の順に急速に進行、3日ほどで皮疹が新生するた
 めこれらの皮疹が同時に存在する。
全身の発疹数は200300、家族内2次感染例はこの倍といわれる。
好発部位は体幹、顔面で四股には少なく、求心性に分布、頭部有髪部位にも出現、口腔には粘膜疹も認めら
 れる。


【潜伏期間】

1021日間(多くは1416日)

【予防対策】

登園、登校はすべて皮疹が痂皮化するまで禁止する。

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インフルエンザにご注意ください!!


インフルエンザ  長崎県における第19週の報告数は252人で、前週より97人減少しましたが、定点当たりの人数(3.60)は全
国定点当たりの人数(1.91)を上回りました。注意報レベル「10」を超えていた長崎地区は注意報レベル
以下となりましたが油断は禁物です。
 新緑の季節となり、過ごしやすい気候になりましたが、寒暖の変化が激しい時期でもありますので、体
調管理に気をつけ、外出からの帰宅時にはうがい、手洗いの励行、マスクなどによる「咳エチケット」の
実践で積極的な感染防止に努めましょう。
 罹患した際には有効な抗インフルエンザ薬がありますので、体調に異変を感じたら早めに受診しましょ
う。

【好発年齢】
 学童、生徒


【病原体】
インフルエンザウイルス

【感染経路】
下気道、上気道病巣部水疱液中のウイルスが飛沫あるいは飛沫核により空気中に散布され、それを経気
 道的に吸入されることにより感染成立。

【潜伏期間】
13

【症状】
通常は突然の高熱と全身倦怠感、筋肉痛などの全身症状を伴って発症し、これらの症状と同時あるいは
 若干 遅れて咽頭痛や咳などの呼吸器症状が現れてくる

発熱だけのものや微熱しか存在しない軽症例も報告されているが、一方肺炎を合併して重症化する例も
 あり また近年特に小児層で脳炎・脳症が発症し急速に死に至る例や突然死例が報告されている。


予防対策
感染した患者から呼吸器飛沫に吸入あるいは接触(飛沫感染、接触感染)により感染しますが、閉鎖空
 気など、限定的な環境では飛沫核感染もありうると考えられています。

外出から帰って来たときは、うがいと手洗いを忘れずに行いましょう。

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