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NBCラジオ スキッピーの取材を受けました! 

6月5日(土)環境の日に、NBCラジオの大村湾の環境にスポットをあてた環境特番スペシャルの中で、スキッピーの高岡さんに当センターや大村湾について取材(生放送)を受けました。


当センター環境科の粕谷主任研究員、企画情報課の荒木主任研究員の2名が取材対応しました。取材は、環境保健研究センターで午後1時30分頃に行われました。

取材内容

スキッピー取材 
左から、荒木主任研究員、高岡さん、粕谷主任研究員

〜はじめは、荒木主任研究員がセンターに関する質問に対し回答しました〜

荒木:
「当センターは県民の生活環境や健康を守るために環境や食品などの化学物質や病原菌などについて日夜検査や研究を行っています。また、 一般の方々を対象に環境・保健衛生教室や講演会の開催、講師派遣や教材貸出などの学習会の支援にも取り組んでいます。」

高岡さん:
「環境に関する研究所ということで、建物のつくりも環境にやさしいつくりになっているそうですね。」

荒木:
「はい。当センターの施設見学を受け入れており、環境に配慮したいわゆるエコな施設、太陽光発電、風力発電、屋上緑化、壁面緑化、ごみを再利用したブロックやベンチなどがあり、見るだけでも環境学習ができます。」

高岡さん:
「本当にあらゆる工夫が施してあるんですね。」

〜つづいて、粕谷主任研究員が大村湾に関する質問に対し回答しました〜

高岡さん:
「大村湾といえば、「波穏やかで、真珠の養殖、ナマコが取れること」などはよく知られていると思いますが、実際にはどのような海でしょうか。」

粕谷:
「大村湾は湖になり損ねた海と言われることがあるように非常に閉鎖的な海で、面積は琵琶湖の半分程度です。深さは最も深いところで54m程、平均15m程の比較的浅い海です。カキなどの養殖が盛んで、ナマコは身が柔らかくおいしいことから全国的に有名です。また、大村湾は干満の差が70cm程度しかないため、大きな干潟が少なく潮干狩りが盛んではありませんが、アサリはたくさんいます。空港周辺や西海橋の周辺にはタイラギも生息しています。」

高岡さん:
「波穏やかで、いろんな生き物がいる豊かな海という印象ですが、こちらで行われている水質調査などの結果からは深刻な問題も浮かび上がっているそうですね。 」

粕谷:
「大村湾は海水の入れ替わりが非常に遅いため、川などから流れ込む栄養が溜まりやすい特性をもっています。人間にたとえるならば、メタボリックな体質と言うことができます。」

高岡さん:
「 栄養があるのは良いことのような気もしますが、どんな問題が起きているんですか?」

粕谷:
「海底に溜まった栄養は微生物によって分解されますが、このとき酸素が消費されるため、海底付近の海水は酸素が極端に少ない状態となります。これを貧酸素水塊と呼びますが、大村湾では昔からこのような現象が報告されていました。しかし最近では貧酸素となる範囲は広がっているようです。 」

高岡さん:
「 貧酸素になると海はどうなってしまうんですか?」

粕谷:
「海底の貧酸素水塊が風によって沿岸に押し寄せてくる青潮という現象が起きます。青潮が起きると多くの魚が死んでしまいます。大村湾では2007年と2008年に大規模な青潮が発生しました。」

高岡さん:
「 青潮が起きないようにする為に、一人一人が取り組めることがあれば教えてください。」

粕谷:
「人間はメタボ解消のために食事を減らしたり、運動したりして自分で対処することができますが、大村湾はそれができません。大村湾に溜まった栄養を減らすには、湾に必要以上に栄養が流れ込まないようにすることが重要です。油をそのまま流さないことや米のとぎ汁を植木などにあげることが有効とおもわれます。また大村湾から栄養を回収してあげることも重要です。 」

高岡さん:
「 栄養の回収とはどうしたら出来るんですか?」

粕谷:
「 実は、大村湾で捕れる魚介類を食べることが栄養の回収となり、大村湾の環境を守ることに繋がります。」

高岡さん:
「それはどういうことでしょうか?」

粕谷:
「 大村湾に流れ込んだ栄養は、はじめに植物プランクトンに取り込まれます。その植物プランクトンをカキやアサリなどの二枚貝やカタクチイワシなどの魚類が食べます。また海底の栄養はナマコなどが食べてくれます。そしてその魚介類を私たちが食べることによって海と陸との間で栄養が無駄なく利用されるようになるわけです。 また、大村湾のことをもっと知ることも大切です。環境保健研究センターでは環境学習などを開いて県民の皆さんに大村湾の環境への関心を高めてもらう活動にも取り組んでいます。出前授業なども行っていますので、お気軽にご相談いただければと思います。 」

高岡さん:
「 私たちの身近な大村湾を豊かな海として保つためには、余分なものを流さないこと、地元の魚を食べること、そして、海により関心を持つことが大切なんですね。今日お邪魔している環境保健センター、H.P.もとっても充実していまして大人も子供も楽しく学べるようになっていますので、ぜひ一度ご覧ください。
荒木さん、粕谷さん、今日はどうもありがとうございました。 」


 

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