遺跡とは、過去の人々の生活した跡が残されている場所で、主に住居や施設の跡や生活道具などから構成されます。このような遺跡の中で特に後世に残す必要があると判断され、指定を受けたものを史跡といいます。

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遺跡名

 松崎遺跡(まつざきいせき)

所在地  壱岐市勝本町本宮南触字松崎
緯度  北緯33°48′31″ 経度  東経129°41′10″
標高  0m 地形  海底
種別  遺物包含地 時代  縄文時代
資料所在地  壱岐市教育委員会 指定状況  未指定
参考文献等  『松崎遺跡』勝本町文化財調査報告書第10集 2003
遺跡・史跡の概略
 遺跡は、壱岐島西北部の湯ノ本湾東側地先の標高1m未満の低地部に立地しており、満潮時には海面下に完全に水没する潮間帯遺跡である。

1979年勝本町教育委員会の依頼により、九州大学が範囲確認のための調査を行った。その後、2001・2002年漁港整備計画に伴って本格的な発掘調査が実施された。調査の結果、旧河道と思われる落ち込みを中心に、貝殻が混じる混土貝層と褐色砂質土層から遺物の出土が認められた。土器から縄文時代早期~後期まで続くことが確認されたが、主体となるのは前期曽畑式土器と中期阿高式系土器である。少量ながら韓国新石器時代の隆起線文土器も出土している。また、攪乱層から旧石器もナイフ形石器などが出土している。韓半島系の土器が出土したことで、縄文時代の日本列島との交流を考えるうえで貴重な資料である。
主な遺構
 貝塚の検出
       
主な遺物
 旧石器(ナイフ形石器・尖頭状石器等)、縄文土器(早期・前期・中期・後期)、石器(打製尖塔頭・石鏃・石錐・石匙・石斧・石皿・敲石等)、韓半島系新石器時代土器、自然遺物(貝類・獣魚骨類・植物種子)、土師器、須恵器
ファイル 出土縄文土器   ファイル 出土石器      
               
遺構・遺物の写真
 
ファイル 遺跡近景   ファイル 土層断面   ファイル 遺物出土状況   ファイル 出土遺物  
遺構・遺物の地図
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