遺跡とは、過去の人々の生活した跡が残されている場所で、主に住居や施設の跡や生活道具などから構成されます。このような遺跡の中で特に後世に残す必要があると判断され、指定を受けたものを史跡といいます。

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遺跡名

 掛木古墳(かけぎこふん)

所在地  壱岐市勝本町布気触字掛木
緯度  北緯33°48′29″ 経度  東経129°42′6″
標高  101m 地形  丘陵
種別  古墳 時代  古墳時代
資料所在地  長崎県教育委員会 指定状況  国指定
参考文献等  『県内古墳詳細分布調査報告書』長崎県文化財調査報告書第106集 1992
遺跡・史跡の概略
 本古墳は、壱岐中央部に位置し、裾と周縁が削られているが、もとは約30mほどの墳丘をもつ円墳であったことが推測される。墳丘の比高は、現地表から墳頂まで約7mを測る。石室は南に開口し、前室・中室・玄室の三室に分かれた複室構造の横穴式石室であり、石室全長は13.6mを測る。玄室には、長さ1.9m、内法1.5mの凝灰岩製の家形石棺が据えられているが、壱岐では唯一の刳抜式石棺である。出土遺物には、6世紀末から7世紀前葉の須恵器があり、6世紀末に築造され、7世紀前葉ごろまで追葬されていたことが推測される。墳丘や石室の規模からみると、本古墳の被葬者は笹塚古墳や鬼の窟古墳などの首長墓の系譜につながりをもつ人物の墳墓である可能性をもっている。
主な遺構
 複室構造の横穴式石室、刳抜式家形石棺
ファイル 墳丘測量図   ファイル 石室実測図      
主な遺物
 土師器、須恵器、銅鏡片、金環、鉄製品(馬具・木棺釘)
       
               
遺構・遺物の写真
 
ファイル 古墳近景   ファイル 石室入口   ファイル 石棺   ファイル 出土遺物  
遺構・遺物の地図
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