遺跡とは、過去の人々の生活した跡が残されている場所で、主に住居や施設の跡や生活道具などから構成されます。このような遺跡の中で特に後世に残す必要があると判断され、指定を受けたものを史跡といいます。

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遺跡名

 名切遺跡(なきりいせき)

所在地  壱岐市郷ノ浦町片原触字名切
緯度  北緯33°44′18″ 経度  東経129°41′13″
標高  2m 地形  海岸
種別  遺物包含地 時代  縄文時代
資料所在地  県教育委員会 指定状況  未指定
参考文献等  『名切遺跡』長崎県文化財調査報告書第71集 1985
『県内重要遺跡範囲確認調査報告書』長崎県文化財調査報告書第121集 1995
遺跡・史跡の概略
 遺跡は、郷ノ浦港に突き出た弁天崎公園の南側湾奥の、小さな名切川が注ぐ河口に位置している。周辺は江戸時代に埋め立てられ水田化されているが、満潮位面からすると埋め立て前は遺跡の大部分が海中に没していたことがうかがえる。逆に干潮になると河床や河口でも遺物の採集が可能である。1977年壱岐ではじめて発見された縄文時代遺跡の調査は、1979年郷ノ浦港改修に伴う道路新設工事に先だって範囲確認調査を、1983年には本調査が実施された。調査の結果、縄文時代の貯蔵穴などの遺構や土器・石器、弥生・中世にかけての遺物などが出土した。特に注目されたのはドングリ類など堅果類の貯蔵穴が多数確認され、しかも大半が満潮時に海中に没することが分かり、当時の地形変化や照葉樹林文化を考える上で重要な遺跡となった。
主な遺構
 堅果類の貯蔵穴30基(縄文中期に構築され、晩期にさらに増設)
ファイル 貯蔵穴配置図   ファイル 貯蔵穴実測図      
主な遺物
 旧石器(台形石器・三陵尖頭器)、縄文土器(前期・中期・後期・晩期)、石器(石鏃・石銛・石皿・磨石・凹石等)、籐製編みかご、自然遺物(ドングリ類・マツカサ・木葉・木片)
ファイル 土器実測図   ファイル 縄文時代の石器実測図      
               
遺構・遺物の写真
 
ファイル 遺跡近景   ファイル ドングリ貯蔵穴出土状況   ファイル 遺物出土状況   ファイル 出土遺物(編かご)  
遺構・遺物の地図
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西 東
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