遺跡とは、過去の人々の生活した跡が残されている場所で、主に住居や施設の跡や生活道具などから構成されます。このような遺跡の中で特に後世に残す必要があると判断され、指定を受けたものを史跡といいます。

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遺跡名

 車出遺跡(くるまでいせき)

所在地  壱岐市郷ノ浦町田中触字車出
緯度  北緯33°45′43″ 経度  東経129°42′5″
標高  20m 地形  丘陵
種別  遺物包含地 時代  弥生時代
資料所在地  壱岐市教育委員会 指定状況  未指定
参考文献等  『車出遺跡』原の辻遺跡調査事務所調査報告書第8集 1998
『車出遺跡・戸田遺跡・大谷遺跡』郷ノ浦町文化財調査報告書第4集 2002、第5集 2003
遺跡・史跡の概略
 遺跡は、壱岐島南西部の幡鉾川の支流である田中川流域の狭い沖積低地と、背後の北面する丘陵斜面に広がる。原の辻遺跡からは約6km上流に位置する。また北西側に隣接した丘陵斜面には田ノ上遺跡や戸田遺跡が位置している。1992~93年圃場整備事業計画に伴い範囲確認調査を実施し、この成果を基に1997年には本格的な調査を行った。調査の結果、弥生時代中期後葉から後期にかけて中心の遺跡であり、環濠が巡っていることも判明した。遺物は、鏡や銅鏃、祭祀土器や韓半島系の瓦質土器・無文土器、北部九州系や山陰系の土器などもあり、遺物の豊富さから原の辻遺跡、カラカミ遺跡に次ぐ拠点的集落であると評価されている。壱岐市教育委員会では、遺跡の全体像把握のため2001年から車出遺跡群の調査を継続して行っている。
主な遺構
 環濠、貯蔵穴、柱穴、土器溜まり
ファイル A-3区濠出土状況 (1/20)        
主な遺物
 弥生土器、石器(石包丁・石製支脚・扁平片刃石斧・砥石・凹石・敲石等)、金属器(青銅製鏡・銅鏃・貨泉)、玉類、自然遺物(獣骨)、木製品
ファイル 遺物実測図 (1/4)   ファイル 戸田遺跡D区出土石器実測図(2) (1/4)   ファイル 戸田遺跡D区出土土器・石器・金属製品実測図 (1・1・1/2・1/3)   ファイル 青銅製品実測図  
               
遺構・遺物の写真
 
ファイル 遺跡近景   ファイル 遺物出土状況   ファイル 遺物出土状況(鏡)   ファイル 遺物出土状況(銅鏃)  
遺構・遺物の地図
北西 北 北東
西 東
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