閉会中の委員会活動

九州新幹線西九州ルート整備特別委員会

現地調査(意見交換)

委員会名 九州新幹線西九州ルート整備特別委員会
目的 九州新幹線西九州ルート整備対策現地調査
日時 平成31年1月16日(水)
訪問先 九州旅客鉄道㈱(JR九州)、独立行政法人 鉄道建設・運輸施設整備支援機構  九州新幹線建設局(鉄道・運輸機構)
出席委員 委員長 八江 利春、副委員長 下条ふみまさ
概要

九州新幹線西九州ルート整備特別委員会は、九州新幹線西九州ルートの整備促進に関する意見交換を行いました。

<意見交換の内容>

 JR九州と鉄道・運輸機構九州新幹線建設局に対し、西九州ルートは西九州地域の産業振興や交流人口の拡大等に繋がる重要な交通基盤で、関西圏・中国圏との連携により社会経済の発展に寄与するものであるが、全線をフル規格により整備することが西九州地域の発展に最も寄与することから、西九州ルートの全線フル規格による整備方針の早期決定に向けた取組について、特段の理解と協力を要望

【訪問先】


<JR九州にて>

<鉄道・運輸機構九州新幹線建設局にて>

現地調査(要望活動)

委員会名 九州新幹線西九州ルート整備特別委員会
目的 九州新幹線西九州ルート整備対策現地調査(要望活動)
日時 平成30年11月6日(火)~7日(水)
訪問先 官邸、自由民主党本部、議員会館(与党PT及び検討委員等)、国土交通省、農林水産省
出席委員 委員長 八江 利春、副委員長 下条ふみまさ、委員 田中 愛国、
委員 浅田眞澄美、委員 川崎 祥司、委員 松本 洋介、委員 里脇 清隆
概要

九州新幹線西九州ルート整備特別委員会は、九州新幹線西九州ルートの整備促進を求める要望活動を行いました。

<要請事項>

  • 国の責任において早急に議論を進め、整備のあり方については、課題の残るミニ新幹線ではなく、投資効果・収支改善効果・時間短縮効果が最も高い、フル規格による整備方針を早期に決定すること。
    併せて、西九州ルートへの直通運行も視野に入れたJR佐世保線の輸送改善に向けた支援の充実を図ること。
  • 整備新幹線建設に伴う地方公共団体の建設費負担については、国が開発を進めてきたFGTの導入が困難になったという特殊事情も考慮し、国の責任において地方負担の軽減に向けて抜本的な対策を講じること。
    また、建設中の武雄温泉~長崎間の建設費の増額については、厳しい財政状況の中、過度の追加負担が生じないようコスト縮減や十分な財政措置を講じること。

【要望先】

<菅内閣官房長官への要望>

<工藤国土交通大臣政務官への要望>

<国土交通省寺田審議官への要望>
<自由民主党萩生田幹事長代行への要望>
<自由民主党加藤総務会長への要望>
<自由民主党岸田政務調査会長への要望>
<与党PT九州新幹線(西九州ルート)検討委員会山本委員長への要望>
<与党PT九州新幹線(西九州ルート)検討委員会谷川委員、金子委員への要望>
<与党PT九州新幹線(西九州ルート)検討委員会古川委員への要望>
<与党PT九州新幹線(西九州ルート)検討委員会 江田委員、秋野委員への要望>

<古賀参議院議員への要望>
 このほか、長崎県選出国会議員、与党PT九州新幹線(西九州ルート)検討委員会委員、国土交通省の幹部職員らを訪問し、要望書を手渡しました。

現地調査

委員会名 九州新幹線西九州ルート整備特別委員会
目的 九州新幹線西九州ルート整備対策現地調査
日時 平成30年9月20日(木)
訪問先 諫早市、大村市
出席委員 委員長 八江利春、副委員長 下条ふみまさ、委員 田中愛国、
委員 小林克敏、委員 久野哲、委員 浅田眞澄美、委員 川崎祥司、
委員 深堀浩、委員 松本洋介、委員 里脇清隆
概要

1.諫早鉄道建築建設所・軌道建設所

 諫早鉄道建築建設所・軌道建設所を訪問し、九州新幹線西九州ルート整備の取り組み状況について、調査を行った。

(1) 諫早鉄道建築建設所・軌道建設所の概要
  ①諫早鉄道建築建設所
 新幹線に係る長崎県内の駅新築工事(新大村駅、諫早駅、長崎駅)や各種建築工事(信通機器室、変電所配電盤室、大村車両基地仕業検査庫等)を実施し、工事を 請け負う企業を監督指導するため、新幹線の事業主体である鉄道・運輸機構が平成30年6月1日付で設置。
②諫早鉄道軌道建設所
 新幹線に係る大村市~長崎市間の軌道(レール)を敷設する工事を実施し、工事を請け負う企業を監督指導するため、平成30年8月1日付で設置。
(2) 取り組み状況
 

・予算確保状況 総工事費5,009億円、平成30年度までの予算累計3,674億円(73%)
・工事の進捗状況(武雄温泉~長崎間)
 用地進捗率 99%、トンネル進捗率 84%、高架橋・橋りょう進捗率 45%
・諫早駅在来線支障移設工事による配線切り替え
・大村車両基地盛土ほとんど完成
・武雄温泉~長崎間 5つに分けて軌道工事を行っている。武雄温泉側が先行しており、レールの溶接やレールを高架橋やトンネルへ移設する工事が行われている。長崎側は来年度に軌道の移設が始められるように、今年の秋以降、レールの搬入、溶接を行うようにしている。
(3) 今後の予定
  ・今後設置予定の建設所
 今後、新幹線に係る電線や電気通信・信号設備など、県内の電気工事を行う諫早鉄道電気建設所と、駅のエレベーターや大村車両基地の機械設備など、県内の機械工事を行う諫早鉄道機械建設所が順次設置される予定。

2.諫早駅

 諫早駅を訪問し、自由通路の状況と新幹線整備状況について、調査を行った。

(1) 諫早駅の概要
  ①諫早駅自由通路
 自由通路は、諫早駅の東西を結ぶ歩行者専用の通路として、平成30年8月4日に供用開始。諫早市が実施している諫早駅周辺整備事業の一環として整備されたもので、東口側に整備された再開発ビルⅠ棟の一部と接続。
②諫早駅部の在来線整備
 諫早駅における新幹線を整備するスペースを、在来線の旧3番・4番線ホーム付近に確保するため、既存のJR在来線や島原鉄道のホームや軌道を東側に移設するとともに、島原鉄道の諫早駅舎を再開発ビルⅠ棟内に、JR在来線の諫早駅舎を自由通路と接続して整備したもので、両駅舎は平成30年8月4日より営業開始。
(2) 新幹線整備について
  ・諫早駅路盤整備:平成30年度より工事施工中。
・諫早駅新築工事:平成30年6月に契約済。
 (駅本屋:鉄骨造2階建1,600㎡、旅客上家:鉄骨造平家建1,300㎡)
・諫早駅構内の旧3番・4番線ホーム付近において、新たに新幹線の路盤・軌道やホーム等を設置する工事に着手済であり、今後、電気、機械工事についても実施予定。新幹線諫早駅舎については、橋上駅舎としてJR在来線駅舎の隣に自由通路と接続して整備予定。
 

3.大村車両基地

(1) 大村車両基地の概要
   大村車両基地は、新幹線車両の留置や点検を行う施設として、約11haもの広大な敷地に建設中。現在実施されている土木工事において進められている盛土は90%以上が実施済であり、今後、建築・軌道・機械・電気設備工事が順次実施される予定。
 

現地調査(要望活動)

委員会名 九州新幹線西九州ルート整備特別委員会
目的 九州新幹線西九州ルート整備対策現地調査(要望活動)
日時 平成30年9月5日(水)
訪問先 熊本県庁
出席委員 委員長 八江 利春
概要

 九州新幹線西九州ルート整備特別委員会は、九州新幹線西九州ルートの整備促進を求める要望活動を行いました。

<要請事項>
 
  • 熊本県、熊本県議会に対し、整備のあり方に係る方針の決定が遅れることになれば、他の整備新幹線から取り残されてしまう恐れもあり、今後の西九州地域の発展にも多大な悪影響を及ぼすことも考えられることから、他の整備新幹線に遅れることなく西九州ルートの整備を促進するため、整備のあり方について共に議論を進めていただくよう要望
<熊本県、熊本県議会への要望>

現地調査(要望活動)

委員会名 九州新幹線西九州ルート整備特別委員会
目的 九州新幹線西九州ルート整備対策現地調査(要望活動)
日時 平成30年8月8日(水)
訪問先 福岡県庁、鳥栖市役所、神埼市役所
出席委員 委員長 八江 利春、委員 田中 愛国
概要

 九州新幹線西九州ルート整備特別委員会は、九州新幹線西九州ルートの整備促進を求める要望活動を行いました。


<要請事項>
 
  • 福岡県、福岡県議会、鳥栖市、鳥栖市議会、神埼市、神埼市議会に対し、整備のあり方に係る方針の決定が遅れることになれば、他の整備新幹線から取り残されてしまう恐れもあり、今後の西九州地域の発展にも多大な悪影響を及ぼすことも考えられることから、他の整備新幹線に遅れることなく西九州ルートの整備を促進するため、整備のあり方について共に議論を進めていただくよう要望

【要望先】

<福岡県、福岡県議会への要望>
<鳥栖市、鳥栖市議会への要望>
<神埼市、神埼市議会への要望>

現地調査(要望活動)

委員会名 九州新幹線西九州ルート整備特別委員会
目的 九州新幹線西九州ルート整備対策現地調査(要望活動)
日時 平成30年7月18日(水)~19日(木)
訪問先 官邸、国土交通省、財務省、議員会館(与党PT及び検討委員等) 他
出席委員 委員長 八江 利春、委員 田中 愛国、委員 小林 克敏、委員 久野 哲
委員 浅田眞澄美、委員 川崎 祥司、委員 深堀 浩、委員 里脇 清隆
概要

 九州新幹線西九州ルート整備特別委員会は徳永副議長及び長崎新幹線建設推進実行委員会委員の皆様と、九州新幹線西九州ルートの整備促進を求める要望活動を行いました。


<要請事項>
 
  • 国の責任において早急に議論を進め、整備のあり方については、山陽新幹線への 直通運行を実現し、武雄温泉~長崎間のインフラを十分に活用できる最善の選択肢として、フル規格による整備方針を早期に決定すること。併せて、西九州ルー トへの直通運行も視野に入れたJR佐世保線の輸送改善に向けた支援の充実を図ること。
  • 国が開発を進めてきたFGTの導入が困難になったという特殊事情も考慮し、国の責任において地方負担の軽減に向けて抜本的な対策を講じること。

【要望先】

<自由民主党 萩生田幹事長代行への要望>
<自由民主党 竹下総務会長への要望>

<加藤衆議院議員への要望>

<西岡衆議院議員への要望>
<与党PT九州新幹線(西九州ルート)検討委員会 江田委員、秋野委員への要望>
<西村官房副長官への要望>
<与党PT九州新幹線(西九州ルート)検討委員会山本委員長への要望>
<与党PT九州新幹線(西九州ルート)検討委員会古川委員への要望>
<麻生財務大臣への要望>

<国土交通省藤井鉄道局長への要望>

<国土交通省寺田審議官への要望>

 このほか、長崎県選出国会議員、与党PT九州新幹線(西九州ルート)検討委員会委員、国土交通省の幹部職員らを訪問し、八江委員長から秘書の方に要望書を手渡しました。

現地調査(要望活動)

委員会名 九州新幹線西九州ルート整備特別委員会
目的 九州新幹線西九州ルート整備対策現地調査(要望活動)
日時 平成30年7月13日(金)
訪問先 武雄市役所、佐賀県庁
出席委員 委員長 八江 利春、委員 田中 愛国
概要

 九州新幹線西九州ルート整備特別委員会は、九州新幹線西九州ルートの整備促進を求める要望活動を行いました。

<要請事項>
 
  • 武雄市、佐賀県、佐賀県議会に対し、整備のあり方に係る方針の決定が遅れることになれば、他の整備新幹線から取り残されてしまうだけでなく、整備計画路線への格上げを望んでいる全国の基本計画路線にも遅れをきたすことともなりかねず、今後の西九州地域の発展にも多大な悪影響を及ぼすことも考えられることから、他の整備新幹線に遅れることなく西九州ルートの整備を促進するため、整備のあり方について共に議論を進めていただくよう要望

【要望先】

<武雄市への要望>
<佐賀県、佐賀県議会への要望>

現地調査(要望活動)

委員会名 九州新幹線西九州ルート整備特別委員会
目的 九州新幹線西九州ルート整備対策現地調査(要望活動)
日時 平成30年7月12日(木)
訪問先 九州旅客鉄道(株)(JR九州)、 独立行政法人 鉄道建設・運輸施設整備支援機構九州新幹線建設局(鉄道・運輸機構)、九州運輸局、佐賀市役所、嬉野市役所
出席委員 委員長 八江 利春、副委員長 下条ふみまさ、委員 田中 愛国、
委員 小林 克敏、委員 久野 哲、委員 浅田眞澄美、委員 川崎 祥司、
委員 深堀 浩、委員 松本 洋介、委員 里脇 清隆
概要

 九州新幹線西九州ルート整備特別委員会は溝口議長と、九州新幹線西九州ルートの整備促進を求める要望活動を行いました。

<要請事項>
 
  • JR九州、鉄道・運輸機構九州新幹線建設局に対し、西九州ルートをフル規格で整備することにより、鹿児島ルートと一体となった高速鉄道ネットワークを完成させ、西九州地域はもとより九州全体の振興を図るため、整備方針の早期決定に向けた取組について、特段の理解とご協力を要望
  • 九州運輸局に対し、国の責任において早急に議論を進め、整備のあり方については、山陽新幹線への直通運行を実現し、武雄温泉~長崎間のインフラを十分に活用できる最善の選択肢として、フル規格による整備方針を早期に決定すること、併せて、西九州ルートへの直通運行も視野に入れたJR佐世保線の輸送改善に向けた支援の充実を図ること、また、国が開発を進めてきたFGTの導入が困難になったという特殊事情も考慮し、国の責任において地方負担の軽減に向けて抜本的な対策を講じることを要望
  • 佐賀市、佐賀市議会、嬉野市に対し、整備のあり方に係る方針の決定が遅れることになれば、他の整備新幹線から取り残されてしまうだけでなく、整備計画路線への格上げを望んでいる全国の基本計画路線にも遅れをきたすことともなりかねず、今後の西九州地域の発展にも多大な悪影響を及ぼすことも考えられることから、他の整備新幹線に遅れることなく西九州ルートの整備を促進するため、整備のあり方について共に議論を進めていただくよう要望

【要望先】

<JR九州への要望>
<鉄道・運輸機構九州新幹線建設局への要望>
<九州運輸局への要望>
<佐賀市、佐賀市議会への要望>
<嬉野市への要望>