定例会等の開催概要

　平成27年９月定例会は、９月８日から10月６日まで開かれました。
　定例会の本会議初日は、「平成27年度長崎県一般会計補正予算（第2号）」など13件の議案が上程され、中村知事が県政の重要事項について報告し、当面する諸課題について所信を述べるとともに、提出議案などについて提案理由の説明を行いました。
　一般質問では、12名の議員が登壇し、長崎県総合計画、地方創生に向けた取組、高齢者対策、人口減少対策、世界遺産登録の推進、長崎市公会堂の保存、観光振興、道路行政、航路・航空路関係、県の財政についてなど、さまざまな事項について活発な論議が交わされました。
　補正予算については、地域住民生活等緊急支援のための交付金への対応、国庫補助事業の内示等に伴う事業費の追加、その他緊急を要する経費について編成され、一般会計で16億67万１千円、企業会計で2,253万9千円の増額補正となりました。
　本定例会では、「長崎県個人情報保護条例の一部を改正する条例」など17件の議案を原案のとおり可決、同意し、「平成26年度長崎県一般会計決算及び各特別会計決算の認定について」など３件の議案について、予算決算委員会に付託しました。　　　　　　
　また、「地方創生に係る新型交付金等の財源確保を求める意見書」、被爆体験者の実態に即した、実効性のある支援事業の一層の充実を求める「原爆被爆地域の拡大に関する意見書」など、６件の意見書を可決しました。