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 環境生活委員会

 

 <審査案件>

  議案:第90号議案「長崎県の事務処理の特例に関する条例の一部を改正する条例」のうち関係部分ほか5件

 <審査結果>

  議案:原案のとおり可決すべきものと決定

議案にかかる主な論議
(質問)
 第92号議案「長崎県港湾管理条例及び長崎県営港湾ターミナルビル条例の一部を改正する条例」に関し、長崎港ターミナルビル等の管理について、指定管理者が行うこととなった場合、利用料金は指定管理者において設定するのか。
(答弁)
 指定管理者が設定するが、港湾管理条例上、あらかじめ県の承諾を得る必要がある。
(意見)
 長崎港ターミナルビルの活性化策を論議するために設置された第三者委員会である「長崎港ターミナルビル活性化検討協議会」の提言も踏まえながら、有効活用が図れるように臨機応変に、柔軟に対応してもらいたい。
(質問)
 第98号議案「契約の締結について」に関し、ガントリークレーンの製作据付の請負契約で、1者応札となっているが、この業者しか対応できなかったのか。
(答弁)

 ガントリークレーンの製作ができる会社は、全国でも5社しかない。そのうち3社が入札に係る設計図書の入手をしている。入札後、業者に聴き取りを行ったところ、手持ちの受注で手一杯であったり、生産能力増強のために施設拡大中で受注できない等の理由から、結果的に1者応札となったものである。

 
議案以外の主な論議
(質問)
  去る6月22日付で、迂回道路に係る用地収用の裁決がなされた石木ダム建設事業について、反対地権者に対し繰り返し説明を行ったということであるが、具体的にどのように行ったのか。
(答弁)
 裁決申請後も文書によるお願いを9回、戸別訪問を60回、生活相談所の開設を37回行っている。裁決申請前の昨年5月から8月にも説明会を4回実施した。
(意見)
 反対者の言動ばかりが目立つが、佐世保市の利水や、川棚町の治水、まちづくりの観点からも、推進派の意見をもっと発信していくことが必要である。
 
(質問)
 島原半島が世界ジオパークに認定された後、一定の盛り上がりはあったが、最近は熱がさめてきていると思われる。活性化へ向けた課題を見つける上で、ジオパークによる年間の経済効果を算出できないか。
(答弁)
 経済効果算出の基となる観光客数や観光消費額については、島原半島全体としては出ているが、訪問目的がジオパークに限定できないため、経済効果を算出するのは困難である。 
(質問)
 ジオパークに関しては、知名度不足などの課題があると思うが、県の役割をどのように考えているか。
(答弁)
 ジオパークの管理は地元市町、県、国などの関係者が協力して行っている。特に県としては、国立公園などの自然公園の管理において、積極的に役割を果たしていくことが重要であると考えている。今年度からは、島原半島ジオパークのシンボルである平成新山と大地の恵みである食を中心とした情報発信に取り組んでいきたい。
 
(質問)

 消費生活センターでの相談業務に関し、消費生活センターに寄せられる相談件数は減っているようだが、高齢者をターゲットとした悪質な消費者被害は多いと聞く。被害の状況や警察との連携はどのようになっているか。

(答弁)
 平成26年度に県消費生活センターに寄せられた相談件数は、ピーク時に比べると件数は減っているが、70歳以上の高齢者の相談の割合は約24%を占め、各年代の中でもっとも多くなっている。また、県警察本部で算出している特殊詐欺の被害額は約6億3千万円で、そのうち高齢者が約7割を占めている。警察との連携については、今年度から「行政と警察のコラボによる消費者被害防止事業」により、独居高齢者等に対し、相談窓口の連絡先等を記した通帳を入れる「ケース」の直接配布のほか、街頭キャンペーンや講座を警察と共同で実施することとしている。
(質問)

 複数の市の消費生活センターに同じような内容の相談が多くあるような「特殊な案件」について、県と市の消費生活センターの連携はどのようになっているのか。

(答弁)
 市の消費生活センターとの連携については、各種の会議や研修の中で情報交換を行い、相談件数が増加している「特殊な案件」についての共通認識を持つようにしている。また、市町で解決困難な案件については、県に回付して対応している。
(意見)

 高齢者の被害防止にかかる注意喚起は消費生活センターの役割であると思うので、市と連携をとりながら、「特殊な案件」の相談があった場合は、早急に対策をとってもらいたい。

 
(質問)

 新幹線建設に伴うターミナルの検討状況に関し、長崎及び諫早ターミナル移転後の現在地の利活用について、将来の貴重な収益源として有効に活用したいとのことであるが、長崎ターミナルについての活用はどのように考えているのか。

(答弁)
 建物自体が老朽化している上に、1階がバスターミナルという特殊な構造のため、新しくターミナルが移転した後は取り壊しを行い、新しい、収益性の高いものを展開していきたいと考えている。
 
その他、交わされた論議
  • トンネルの維持管理について
  • 道路災害について
  • 住宅供給公社による諫早西部団地開発について
  • 空家対策について
  • 汚水処理対策について
  • 西海国立公園指定60周年記念事業について
  • 自然公園施設の移譲にかかる取組みについて
  • 犬捕獲抑留等業務委託について
  • 女性の活躍推進について
  • 農林漁業体験民宿業について
  • 交通安全対策の推進について
  • 日本一犯罪のないまちづくりの推進について
  • NPOと県がともに働くプロジェクトについて
  • 県営バスの運賃改定について
など、教育、スポーツ及び福祉保健行政全般

 

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