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「児童生徒の健全育成に関する非常事態宣言」


 去る6月29日、平戸市内の男子中学生が、小学生の妹に重傷を負わせるという痛ましい事件が発生した。被害に遭われた女子児童の一日も早い回復をお祈りするものである。
 本県では、一昨年7月に長崎市で幼児誘拐殺害事件、また、昨年6月に佐世保市で同級生による女子児童殺害事件が発生し、県民に深い悲しみと大きな衝撃を与えた。
 本県議会においては、二つの悲惨な事件の発生を受け、子どもたち一人ひとりに目が行き届く学校教育の実現や心の教育の充実を目指すなど、再発防止と子どもたちの健全な育成について、全力を傾注してきたところである。
 このような中、3年連続して少年による重大事件が発生したことは極めて遺憾であり、本県教育の現状と子どもたちの将来を深く憂慮するものである。
 相次ぐ重大な少年事件の発生を、本県議会は、教育の深刻な危機と捉え、「児童生徒の健全育成に関する非常事態」を宣言し、郷土長崎の明日を担う児童生徒が健やかにたくましく育まれる社会づくりを目指し総力を挙げて取り組んでいくことを決意するとともに、県及び県教育委員会に対し、市町村をはじめ関係機関との連携のもと、次の諸点に特に重点的に取り組むことを強く要望する。

 「ながさき夢・元気づくりプラン(長崎県長期総合計画 後期5か年計画)」の重点プロジェクトである「すこやか子ども育成プロジェクト」の完遂に向けて、地域全体で積極的に取り組むこと
 家庭や地域の教育力の再生・向上に取り組み、大人と子どもの相互の絆と温もりのある社会の実現を目指すこと
 保護者との連携のもと、道徳教育の更なる実践を通して、「生命の尊さ」や他人を思いやる優しい心とたくましい体を育む学校教育の実現を図ること
 学校、家庭、PTAはもとより、企業や各種団体の参画のもと、地域ぐるみで児童生徒の健全育成に取り組む体制を整備すること

以上決議する。
平成17年7月12日
長崎県議会

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