平成17年6月定例会
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主な質問・質疑
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定例会を終わって
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会期日程
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本会議一般質問
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意見書・決議
●議員提案条例
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総務委員会
審査案件
議案
第107号議案「平成17年度長崎県一般会計補正予算(第3号)」のうち関係部分ほか18件
請願
第4号請願「小泉首相の靖国神社参拝中止を求める請願」
審査結果
議案
18の議案については原案のとおり可決、承認すべきものと決定
第163号議案「ながさき夢・元気づくりプラン(長崎県長期総合計画 後期5か年計画)について」は修正のうえ可決
請願
第4号請願 不採択とすべきものと決定
議案にかかる主な論議
(質問)
第113号議案「雲仙岳災害記念館条例の一部を改正する条例」及び第114号議案「土石流被災家屋保存公園条例の一部を改正する条例」に関し、今回の条例改正に伴い、平成18年4月から両施設の管理運営は、指定管理者制度に移行することとなるが、今後、指定管理者の選定にあたっては、両施設は一体のものとして、同一の指定管理者に管理させるべきではないか。
(答弁)
両施設は距離的にも離れており、現在の委託形態も異なっていることから、一体的な管理運営は困難な面もあるので、今後、地元とも協議を行い、指定管理者制度の趣旨に則して対処したい。
(質問)
第111号議案「知事、副知事及び出納長の給与の特例に関する条例の一部を改正する条例」に関し、三役の給与や管理職手当の減額等だけではなく、他県においては、職員給与の減額に踏み込んで財政の健全化に取り組んでいる事例もある。
今後、本県財政の健全化に向けて、職員の意識高揚を図るために、どのような取り組みを行うのか。
(答弁)
理事者が地方機関を巡回して、幹部職員との懇談等を行う「意識改革キャラバン」の実施などを通じて、職員の意識改革を進めたい。
議案以外の主な論議
(質問)
去る6月3日深夜に佐世保市で発生した、米軍人による交通事故に関し、報道されている「共同逮捕」と相浦警察署員による現行犯逮捕との関係は、どのような事実経過のもとに、どのように整理されているのか。
(答弁)
今回の事件は、いわゆる日米合同委員会合意に基づき、原則に従って米軍憲兵隊員が逮捕したものであるが、一方において、被疑者が逃亡、証拠隠滅を図るおそれがあるとの判断により、警察署員が現行犯逮捕を行ったものである。
被疑者の「けが」の手当をする必要があったため、一旦、米軍基地内の病院で治療を行った後、相浦警察署で身柄を引き受け、その後、検察庁に送致し、略式命令で罰金の言い渡しを受けている。
刑事法制上、「共同逮捕」という用語はなく、今回の事件においては、米軍憲兵隊員による逮捕と警察による現行犯逮捕が、同時、並列的に行われたものと認識している。
(質問)
長崎港常盤・出島地区の交流拠点用地に関し、長崎市が策定する新市民病院建設計画において、移転候補三地区の一つに含まれているが、県はどのような認識を持っているのか。
(答弁)
平成15年度に、当該用地の活用懇話会等の意見に基づき策定した、「長崎港常盤・出島地区交流拠点用地活用ガイドライン」上、当該用地の利活用は、文化、芸術又は教育の振興に寄与する施設など4つの分野に絞り込んでおり、病院の建設は認められないものと認識している。
(質問)
最近、住民基本台帳の閲覧制度を悪用した事件等が報道されているが、県内の市町村から、閲覧制度の不正利用に関する情報は寄せられていないのか。
(答弁)
一部の市町村において、ダイレクトメール等に係る個人情報の出所と、住民基本台帳の閲覧との関係について、住民から問い合わせがあっているが、直接、閲覧制度が不正利用された事案は承知していない。
その他、交わされた論議
・警察官の採用及び教育について
・九州新幹線長崎ルートについて
・未合併町への対応について
・ナガサキ・アーバンルネッサンス2001構想の見直しについて
・美しいまちづくりの推進について