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主な質問・質疑

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厚生委員会

審査案件  議案  第3号議案「平成15年度長崎県一般会計予算」関係部分ほか16件
請願 第3号請願「被用者保険三割自己負担の実施延期に関する請願書」
審査結果  議案  原案のとおり、可決すべきものと決定
請願 異議なく採択すべきものと決定
(意見書の提出について)
「被用者保険三割自己負担の実施延期について」を委員会発議として動議を提出


議案にかかる主な論議

(質問)  男女共同参画社会づくりの推進について、「地域リーダー養成講座」の対象者は、どのように想定しているのか。    
(第3号議案関係)
(答弁)  この講座は、一度でも男女共同参画関連の講座を受講した経験がある者を対象としている。そうしたことから、女性の比率が高くなることが予想されるが、男性にも広く門戸を開いているので、できるだけ受講してもらいたいと考えている。
(意見)  男女共同参画社会づくりは、高齢化社会では、男性高齢者の自立の観点からも、一層重要になると考えるので、男性受講者が3〜4割を占めるような講座であってもらいたい。

(質問)  長崎県看護職員修学資金貸与条例の一部を改正する条例」に関し、この修学資金の貸与対象に大学院修士課程が追加されたが、従来の看護学校などの一般学生に対する貸与枠とは別枠で措置されたのか。    
(第40号議案関係)
(答弁)  別枠ではなく、これまでの予算総枠の中で対応することとなる。
 なお、現時点では、大学院生の枠として1名分を検討している。
(意見)  この修学資金は、本来、一般の看護学生を対象に、看護職員の確保を目的としていたことを考えると、大学院生を対象とした貸与については、これまでの予算の別枠として措置すべきではないか。


議案以外の主な論議

(質問)  廃棄物の減量化やリサイクルの推進に関し、県民の多くは、一般家庭や事業所から排出される不要な物について、一括りにゴミとして、とらえている。また、「ゴミゼロながさき実践計画」においても、同様に取り扱われている。
 しかし、循環型社会を構築するためには、「再利用や資源化が可能な物はゴミではない」と位置づけをして、こうした認識を広く県民にもってもらう必要があるのではないか。
(答弁)  今年2月に策定された実践計画では、県民に分かりやすくするために、再利用や資源化が可能な物も含めてゴミとして表した。
 今後、「ゴミゼロながさき推進会議」では、この計画について、活動の効果などを計りつつ柔軟に見直すこととしており、その際、県民の意見も聞いて、必要があれば改めていきながら、循環型社会づくりを目指したい。

(質問)  女性特有の「性差に基づく医療」に関し、病院等に「女性専用外来」を開設する動きが全国に広がっている中で、より身近な保健所に「女性のための健康相談」窓口を設け、指導等を行うことも効果的と考えるが、どうか。
(答弁)  平成13年度から、県立全保健所において、女性健康支援センター事業として「健やか親子サポート事業」を実施しており、女性のライフステージに応じた様々な相談を受けることとしている。
 相談には、主に保健師が応じるが、一部保健所では産婦人科医師の協力を得るなど、体制を整備している。
(意見) このサポート事業を知らない女性も多いと思うので、積極的に広報してもらいたい。


その他、交わされた論議
・長崎県文化施設整備基金条例を廃止する条例について  
・食品衛生の確保について
・NPO・ボランティア活動の促進について
・有害イノシシ対策について
・放課後児童クラブへの対策について
・障害者ケアマネジメントに関する事業について
・老人クラブの3世代いきいき交流事業について
・介護老人保健施設「宝樹苑」の管理運営について

 

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