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公害研究部

 

水質科タイトル

大村湾の水質浄化対策に係る調査研究
長崎県長期総合計画の重点プロジェクトの一つである「環境保全、活用プロジェクト」の一環として取り組んでいるもので、自然生態系の復元、活用や水質浄化技術の共同研究による成果などにより、大村湾の水質浄化対策を推進するため、以下のことを実施しています。    

自然海浜、藻場等による湾内浄化

藻場、築磯、海浜等について、大村湾内での自然浄化機能や生物生息環境等に関する効果判定と適用等実証試験を行い、本格的事業への誘導を図ります。

○ 湾内で最も汚染が進んでいる津水湾を対象とした詳細調査の実施
     ・水質・底質、生物調査による環境悪化の把握
    ・現存干潟等を利用した実験等の実施
○ 藻場実態調査の実施
    ・アマモ場に関する湾内分布状況、生育環境条件の把握

大村湾採水
大村湾での採水

陸域からの窒素、リン負荷削減

陸域からの窒素、リン負荷削減のため、廃棄物等を活用した窒素、リン浄化装置の研究及び開発をしています。本研究は、産学官共同研究として行っています。(平成13〜17年度)

○ 廃棄物を活用した浄化材の開発
 ・牡蠣がら、スラグ等の廃棄物を活用した浄化資材の作製
 ・浄化材の特性研究
○ 浄化資材の機能性評価
 ・窒素、リン処理効果、持続性試験(実験室)
 ・実験浄化装置を用いた処理効果検討試験等

実験浄化装置
実験浄化装置

生物を用いた内湾の環境修復

閉鎖性内湾の富栄養化による水質等の悪化を防ぐ一環として、簡易な曝気により貧酸素水塊の発生を抑制し、養殖カキの生産向上を図る等、内湾での栄養塩類の除去手法に関する実証実験を行います。本研究は、(独)海洋研究開発機構と長崎県の共同研究として、平成13年度から5カ年計画で実施中で、平成14年度からは、形上湾奥で本格的な養殖実験を行っています。

牡蠣の養殖実験
形上湾での調査

有用微生物を用いた環境改善効果の検証

市地域住民等の協力を得て水質改善やヘドロ減少などに効果があるといわれる有用微生物の環境改善効果について、実証実験を行っています。

有用微生物菌
有用微生物菌

海底耕うんによる底質の環境改善効果の検証

漁業者に、環境改善に効果があると経験的に知られている「耕うん」という手法について、水質・底質等に与える効果を調査します。

底質採取
底質採取
水質保全のための調査研究
諫早湾干拓調整池の水質等に係る調査

諫早湾干拓調整池の水質保全計画に基づく総合的な環境状況の把握および水質保全対策への活用に資するため、調整池に流入する14河川及び調整池10地点で水質、底質、生物等の調査を実施しています。

流量測定
諫早湾流入河川の流量測定

水質等の安全性確認のための調査研究

廃棄物最終処分場に係る水質調査

廃棄物処理法に基づく処分基準適合状況の確認と公共用水域及び地下水の汚染防止を図るため、埋立最終処分場からの浸透水及び地下水等の有害物質の分析検査を行っています。
また、廃棄物最終処分場の排出水、浸出水等の毒性について発光細菌を用いて分析評価しています。

六価クロムの分析
六価クロムの分析

ダイオキシン類の調査(サンプリング)

「ダイオキシン類対策特別措置法」に基づき、環境基準の達成状況を把握するため、公共用水域の水質、底質、地下水、土壌、特定施設等排水、最終処分場排水等について、検体採取を行います。

土壌の採取
土壌の採取

水環境の生物学的調査研究

内分泌撹乱化学物質(環境ホルモン)の生態影響調査

環境ホルモン、特に有機スズ化合物の影響によるイボニシのメスのオス化(インポセックス)現象の県下の実態把握とイボニシ以外の貝類への影響調査、汚染範囲の推定及び経年変化等の評価を行っています。

イボニシの体長計測
イボニシの体長計測

河川生物調査指導

生活排水対策重点地域内で実施される啓発事業としての河川生物調査の指導、支援を行っています。
また、一般住民による環境調査活動等の支援としての河川生物調査の指導も行っています。

河川生物調査
河川生物調査

環境教育・技術指導
県環境アドバイザー等として、環境保全に関する学習会、研修会の講師を務めるとともに、各地域で開催される環境保全関連行事等の際、水質検査等の指導にあたっています。最近は、小学校の総合学習における環境問題との関わりが多くなっています。また、保健所新任職員等を対象として、水質検査に関する技術指導を行っています。 小学校での環境教育
小学校での環境教育

その他

日韓海峡沿岸技術交流事業

日韓環境技術交流事業として、両国の都市における閉鎖性水域での水質汚濁や富栄養化、酸性化等の状態に関する解析のため、山林域からの汚濁物質の流出がどれほど関係しているかを把握するため、地質・植生が異なる集水域での土壌に含まれる窒素・リンが流出先の水域にどの程度影響しているのかを調査します。

日韓実務者会議
日韓実務者会議