長崎県

魚市場の役割


2020年6月1日更新

魚市場の役割

  1. 魚市場のしくみと役割

     魚市場は、私達の生活に欠くことのできない生鮮魚介類を、いろいろな種類、新鮮なまま、大量に集めて、「せり」などの方法で、売り手と買い手がお互いに納得できる公正な価格を付けて、すばやく取引をするところです。
     市場の主な役割は、多種・大量の品物をすばやく取引する、品物が安全で安心できるものかチェックする、公正な価格で取引できるようにすることです。そのほか、販売代金の徴収や出荷者への支払いを速やかに確実に行ったり、当日の市場入荷量や卸売価格その他の情報を収集・伝達したりする役割もあります。
     このようにして卸売市場で取引された生鮮魚介類は、町の魚屋、スーパーや飲食店などたくさんの小売店に運ばれ、消費者の皆さんに届けられています。
     長崎県には規模の大きい地方卸売市場が4箇所あります。

    まき網の操業風景 定置網の操業風景 選別作業 セリ風景

     

  2. 流通経路と市場関係者(長崎魚市場の例)水産物の流通経路

    • 開設者(かいせつしゃ)とは?

     市場施設の維持管理はもとより、業務の許可又は承認など市場の運営にあたり、法律、条例、規則に基づいて指導監督を行っています。
     長崎魚市場の開設者は長崎県知事です。

    • 卸売業者(おろしうりぎょうしゃ)とは?

    卸売業者 知事の許可を受けて、生産者や漁協(漁業協同組合)から品物を預かり、本人に代わって売り手となり「セリ」などの方法で『仲卸買受人(なかおろしかいうけにん)』、『加工買受人(かこうかいうけにん)』、『売買参加買受人(ばいばいさんかかいうけにん)』に販売します。
     長崎魚市場での卸売業者は『長崎魚市株式会社』の1社のみです。

    • 仲卸買受人(なかおろしかいうけにん)とは?

    仲卸買受人 知事の承認を受けて、セリに参加し卸売業者から買い受けた品物を、市場内の仲卸店舗で、買出しにきた魚屋やスーパー、飲食店などの人に売ったり、需要に応じて小分けにして消費地の市場へ発送したりします。
     『目利き(めきき)』により品物に適正な価格をつけるほか、魚市場に水揚される多種・大量の品物を、多様な業種に対応できるよう小分け、調整する重要な役割を担っています。

    • 加工買受人(かこうかいうけにん)とは?

     知事の承認を受けて、卸売業者から買い受けた生鮮水産物等を原料として、加工業を営む者です。仲卸買受人と同じようにセリに参加し卸売業者から直接品物を買うことが出来ます。

    • 売買参加買受人(ばいばいさんかかいうけにん)とは?

    売買参加買受人 
    魚屋やスーパー、飲食店などの人で、仲卸買受人と同じようにセリに参加し卸売業者から直接品物を買うことが出来ます。知事の承認が必要です。

     

    • 買出人(かいだしにん)とは?

    買出人 自分のお店で売るための魚を、市場内の仲卸買受人から買う魚屋や飲食店などの人です。
     売買参加買受人とは異なり、セリには参加できませんので、卸売業者からではなく仲卸買受人から買います。

     

    • 関連業者(かんれんぎょうしゃ)とは?

     知事の承認を受けて、市場の業務に関連した運送業、製氷・冷蔵業、魚函(ぎょかん)製造業、飲食業など市場利用者のための仕事をします。

  3. 県内の主な市場

    • 長崎魚市場(「長崎県地方卸売市場長崎魚市場」 開設者:長崎県)

     平成元年に長崎市中心部から長崎市京泊の新長崎漁港に移転しました。長崎魚市場全景
     以西底びき網漁業やまき網漁業、長崎市近郊の漁協(漁業協同組合)や五島列島から毎日新鮮な魚が入荷しています。長崎魚市場の特徴は魚種が多いことで、年間に水揚げされる魚はおよそ250種以上ともいわれています。代表的な魚は、アジ、サバ、ブリで、まき網漁業で漁獲されます。
     周辺では新鮮な原料を使った水産加工業が盛んで、長崎漁港水産加工団地協同組合や長崎蒲鉾水産加工業協同組合があり、開き干しやかまぼこなどが多く作られています。

    • 松浦魚市場(「松浦市地方卸売市場松浦魚市場」 開設者:松浦市)

     長崎県北部の松浦市にあります。松浦魚市場全景
     大中型まき網漁業で漁獲されたアジ、サバを水揚げの主力とし、ほとんどが県外に出荷されています。「旬(とき)あじ」「旬(とき)さば」をブランドとして、全国に売り出しています。
     市場内に、高度衛生化荷さばき施設、冷凍・冷蔵施設、製氷施設を新設するととともに、魚を詰め替えるための広い作業場(立替場(たてかえば)「おさかなドーム」)を整備し、魚の鮮度保持と衛生管理に気を配っています。

    • 佐世保(させぼ)魚市場(「佐世保市地方卸売市場水産市場」 開設者:佐世保市)

     佐世保市の三浦市場と相浦の魚類市場が合併し、平成9年に相浦地区に新市場として開場しました。佐世保魚市場全景
     佐世保市近郊や五島列島から毎日新鮮な魚が水揚げされています。まき網漁業、一本釣り漁業、定置網漁業により、アジ、サバ、イカ、ブリ等が水揚げされており、7割が県内で消費されています。
     平成25年4月1日、中央卸売市場から地方卸売市場に転換しました。

    このほか、平戸魚市株式会社、中央卸売り市場(開設者 平戸魚市株式会社)が長崎県平戸市にあり、中小型まき網、あご曳き網、定置網等の漁獲物が水揚げされています。

  4. 関係機関へのリンク 

このページの掲載元

  • 水産加工流通課
  • 住所:長崎県長崎市尾上町3番1号
  • 電話:095-895-2871
  • ファクシミリ:095-895-2585
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