種苗量産技術開発センター

施設について

種苗量産技術開発センター(飼育実験棟)

 建物は鉄骨スレート造り平屋建て延べ2,430平方メートルで、オゾン殺菌による「無菌親魚室」や10トン内外の小型コンクリート水槽24面を配置した魚類飼育スペースと、FRP水槽17面を配置した介類飼育スペースから成り、その他基礎実験のための「魚類実験室」や「介類実験室」、仔稚魚の観察測定を行う「観察測定室」、「機械室」などがあります。

種苗量産技術開発センター(飼育実験棟)の外観

種苗量産技術開発センター(飼育実験棟):2,430平方メートル
観察測定室、餌料培養室、魚類(介類)実験室、無菌親魚室、飼育水槽など

 

種苗量産技術開発センター(種苗量産棟)

 建物は鉄骨スレート造り平屋建て延べ3,720平方メートルで、50から100トン内外の大型水槽やワムシの高密度培養自動給餌システム、水質モニタリングシステム、自動底掃除システムなど各種の省力化システムが備わった魚類飼育スペースと、20トン型巡流水槽や2段式水槽、FRP水槽などを配置した介類飼育スペースから成り、この他に介類の幼生を飼育する「幼生飼育室」、餌料プランクトンの培養を行う「餌料培養室」、仔稚量の観察、測定を行う「観察測定室」、「機械室」などがあります。

種苗量産技術開発センター(種苗量産棟)の外観

種苗量産技術開発センター(種苗量産棟):3,720平方メートル
観察測定室、餌料培養室、幼生飼育室、採卵室、大型飼育水槽など

業務紹介

養殖業の発展に 欠かせない種苗づくり

 養殖漁業の安定と振興のために、大量の種苗(稚魚や稚貝)を効率的につくる技術や養殖魚の育種技術、漁場環境に対応した品種改良、藻類増養殖技術などについて研究しています。

  • 魚類科
     新しい養殖対象魚種の種苗生産技術やトラフグの育種・全雄化について技術開発・支援等を行っています。
  • 介藻類科
     貝類、藻類を対象とした増養殖技術や温暖化に対応した育種技術、および磯焼け対策に関する技術開発を行っています。

 

魚類科例、ブリの親魚より採卵、稚魚を経て養殖用種苗の開発介藻(かいそう)類科例、アワビ親貝より採卵、幼生を経て放流用種苗の開発漁業者の要望に沿った開発を行います

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  • 総合水産試験場
  • 郵便番号 851-2213 
    長崎県長崎市多以良町1551番4
  • 電話番号 095-850-6293
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