環境養殖技術開発センター

施設について

環境養殖技術開発センター

 建物は、鉄筋コンクリート平屋建て延べ559平方メートルです。センターには病気にかかった魚を検査する「診断室」や「細菌検査室」、魚の血液検査などを行う「機器分析室」、病原菌や寄生虫の培養を行う「培養室」、養殖業者を対象に病気の診断技術についての実技研修を行う「実習室」、魚病の感染実験や薬による治療試験を行う「隔離実験室」などがあります。
 また、本館棟には、ウイルス病や赤潮プランクトンの研究を行うための「病理実験室」や「漁場環境実験室」、「赤潮実験室」の他「養殖技術実験室」があります。

環境養殖技術開発センターの外観

環境養殖技術開発センター:559平方メートル
魚病検査室、細菌検査室、隔離実験室、調餌・測定室、細菌実験室、実習室など

業務紹介

健全で、安定した漁場環境・養殖業をめざして

 浅海域の漁場環境の維持・保全、養殖漁業の安定と振興のために、干潟や養殖漁場の環境、魚や環境にやさしい養殖技術、養殖魚介類の病気やその治療・予防法、漁場で発生する赤潮や貝毒の対策などについて研究しています。

  • 漁場環境科
     干潟や養殖漁場などの環境を保全するため、有害赤潮の発生原因の究明、赤潮の消長・動態予測及び魚類への被害軽減技術に関する調査や研究を行っています。また、干潟等でのアサリ養殖技術の開発に関する調査や研究を行っています。
  • 養殖技術科
     養殖業の経営安定・成長産業化を目指し、魚類の養殖技術について研究(技術開発・指導等)を行っています。

 

適正飼育量の指導赤潮発生時の対策養殖業者の声の反映

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  • 総合水産試験場
  • 郵便番号 851-2213 
    長崎県長崎市多以良町1551番4
  • 電話番号 095-850-6293
  • ファックス番号 095-850-6324