長崎県

大村湾南部流域下水道の汚水処理工程


2013年7月24日更新

汚水処理の流れ

 

大村湾南部浄化センターの航空写真です。

道路に埋設された下水管を通して、処理場の右側(諫早)と左側(大村)から汚水が流れてきます。

 

沈澱池棟

 各家庭から排出された汚水は、汚水管を通して自然流下する勾配で流れ込みます。
結果的に、最終地点の浄化センターへは地下17mと深くなります。

この写真は、浄化センターまで流れ込んだ汚水を地上にある処理設備まで持ち上げるためのポンプです。

沈澱池棟にある設備

自動除塵機 

流入汚水に含まれる大きめのゴミをすき取ります。 

沈砂掻揚機

すき取りできなかった微細なゴミを時間をかけてすくい取ります。

汚水ポンプ

ある程度ゴミを取り除いた汚水を水処理施設に送ります。

 

 

水処理施設

 

右側から最初沈澱池、エアレーションタンク(生物反応槽)、最終沈澱池です。

左奥の建物は消毒棟で、最終沈澱池の越流水を滅菌して河川に放流しています。  

 

エアレーションタンク

(生物反応槽)

 

最初沈澱池から流出した汚水に活性汚泥を混ぜて空気を吹き込み続けると、汚水は微生物の働きにより浄化されます。

 

最終沈澱池

 

エアレーションタンク(生物反応槽)から流出した水は、この最終沈澱池をゆっくり流れるうちに活性汚泥ときれいな水に沈澱分離され、きれいな水は消毒したのち河川に放流されます。

 

砂ろ過設備

 

最終沈澱池流出水中に含まれている微細な浮遊物をほぼ完全に取り除きます。

 

消毒設備

 

最終沈澱池の越流水を次亜塩素酸ナトリウムで消毒します。

 

放流水

 

最終沈澱池の越流水を滅菌して放流します。

このページの掲載元

先頭に戻る

メニュー