NPOと県がともに働くプロジェクト

【目的・趣旨】　

　昨今の社会情勢の急速な変化や多様化する県民ニーズの中で、地域課題の解決に従来型の行政主導、行政単独でのシステムでは対応が困難な状況が生じています。

　そこで、このプロジェクトでは、NPOや県が単独ではなかなか手の届かなかった地域の課題、効果の上がらなかった課題などに対し、互いの長所を活かし、短所を補完しあう「協働」の手法により、その課題解決に取組むことで、より良質な公共サービスの提供を目指すものです。

　言い換えると、このプロジェクトは、NPOと県とが対等な立場で一緒に地域課題の解決に取り組む、「協働事業」を生み育てていく制度であり、従来型の県からNPOへの委託事業や補助事業ではありません。

　また、この事業は協働の手法で地域課題を解決するモデル事業として位置づけており、事業の結果だけでなく、協働事業を構築・実施する過程を積極的に公開することにより、協働の手法が県内全域に広がることを目的としています。