産業廃棄物処理業者監視状況について

産業廃棄物処理業者等の監視状況  

産業廃棄物は廃棄物処理法に定める処理基準に基づき、適正に処理を行う必要があります。

しかしながら、一部の排出事業者又は産業廃棄物処理業者において、処理基準に合致しない違法な処理・保管が行われていることも事実です。

1.監視体制の強化

(1)廃棄物適正処理推進指導員による監視体制の強化

 産業廃棄物処理業者等の不適正処理を未然に防止するためには、頻繁な立入検査が有効であるため、県では従来から定期的な立入検査を実施していますが、監視体制の強化を図るべく、立入検査マニュアルを作成するとともに、資源循環推進課及び県立8保健所に15名の廃棄物適正処理推進指導員を配置し、計画的かつ効率的な立入検査を実施しています。

 <立入検査目標>

  最終処分場:24回/年、中間処理業者:12回/年、収集運搬業者(積替え保管有):6回/年

 <監視・指導状況>

年度 立入検査件数 指導及び命令・処分内容 適合率
口頭 指導票交付 文書 報告徴収 命令・処分
平成18年度 558 143 17 2 162 6 71.0%
平成19年度 923 257 6 4 267 5 71.1%
平成20年度 4,236 379 7 2 388 8 90.8%
平成21年度 4,154 244 21 20 185 10 93.1%
平成22年度 3,762 215 9 17 241 6 94.2%
平成23年度 4,487 188 11 7 206 6 95.4%
平成24年度 5,239 223 13 12 248 3 95.3%
平成25年度 4,975  182 29 6 13 230 3 95.4%
平成26年度 4,872 272 27 9 12 320 2 93.7%
平成27年度 5,136 257 16 8 9 290 1 94.4%
平成28年度 5,474 162 19 4 11 196 1 96.4%
平成29年度 5,921 163 13 14 16 206 5 96.5%
平成30年度 5,878 114 12 0 4 130 2 97.8%
令和元年度 5,796 153 17 3 5 178 3 96.9%
令和2年度 5,534 135 9 4 3 151 4 97.3%
令和3年度 5,361 133 5 0 2 140 0 97.4%
令和4年度 5,505 115 8 0 1 124 3 97.7%

 * 主な指導内容 廃棄物の不適正保管・処理の改善、変更届の提出、帳簿・マニフェストの不備等

2.不適正処理への対応  

立入検査において、産業廃棄物の不適正処理が確認された場合は、口頭又は文書による改善指導を行っています。

また、生活環境の保全上の支障が生じている場合等、重大な違反行為に対しては、警察への告発も視野に入れた措置命令等の行政処分を行います。

行政処分情報へのリンク

このページの掲載元

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  • 郵便番号 850-8570  
    長崎県長崎市尾上町3番1号
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