令和6年度当初予算(案)の概要

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令和6年度当初予算(案)の概要について、お知らせします。

予算編成の基本方針

 我が国の経済は、コロナ禍の3年間を乗り越え、経済の先行きに前向きな動きがみられる一方、輸入物価に端を発するエネルギー・食料品等の物価高の継続が生活を圧迫し、本県においても、県民生活や社会経済活動に大きな影響が生じています。

 国においては、「デフレ完全脱却のための総合経済対策」を通じて、経済再生のため、物価高への対応、持続的な賃上げ、成長のための投資と社会変革に取り組むこととされております。

 このような中、令和6年度当初予算では、県民が将来への不安や憂いを払拭し、本県への誇りや未来への期待感を抱く旗印として策定を進めている「新しい長崎県づくりのビジョン」の実現に向けて、ビジョンに掲げる「こども」、「交流」、「イノベーション」及び「食」の分野において、概ね10年後のありたい姿の実現に向けた施策を積極的に推進していくこととしております。

 併せて、長崎県総合計画に掲げる地域経済の活性化や雇用の確保のほか、激甚化・頻発化する自然災害から県民の生命・財産を守るための施策を切れ目なく講じていくため、デジタル田園都市国家構想交付金・有人国境離島法関係の交付金をはじめとした国庫補助制度や緊急自然災害防止対策事業債等の有利な県債の活用、ふるさと納税などの自主財源の確保や事業の選択と集中を図りながら、費用対効果を最大限意識した施策の推進に力を注いでまいります。

財政調整のための基金の見通し

 本県財政は、県税など自主財源に乏しく、脆弱な財政構造にあり、今後も社会保障関係費や公債費の増加が見込まれるなど、厳しい財政状況が続くものと認識しております。

 このような中、令和6年度当初予算においては、人件費や社会保障関係費など義務的経費が増加する中、歳入・歳出両面からの収支改善に取組み財源不足額を圧縮しましたが、なお不足する財源について、基金の取崩しにより対応いたしました。

予算概要資料

主な事業(概要版)

主な計上事業一覧

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