長崎県

SaturdayChatBox平成30年4月14日(土曜日)


2018年4月16日更新

放送日

平成30年4月14日(土曜日)12時から12時30分

テーマ

肝炎ウイルス検査を受けましょう

出演者

医療政策課 感染症・がん対策班 佐藤 健介

ポイント

ウイルス性肝炎についての基本的な知識について知っていただき、ご自身がウイルスに感染していないか確かめ、ウイルス性肝炎の重症化を防ぐため、一生に一度は肝炎ウイルス検査を受けてもらうよう呼びかける。

内容

ウイルス性肝炎とは

  • 肝炎ウイルスに感染することで発症する肝臓の細胞に炎症が起こった状態のこと。特にB型肝炎ウイルス及びC型肝炎ウイルスによるものが多い。

  • 国内の肝炎ウイルスに感染している方は210万人から280万人いると言われており、ウイルスに感染すると1ヶ月後から6ヶ月後に急性肝炎を発症する。(自覚症状がないことが多い)

  • 肝炎が発症して慢性化するのは、B型肝炎ウイルスで10%から20%、C型肝炎ウイルスでは60%から80%と、C型の方が慢性化しやすい。(その他の人は免疫によりウイルスが排除され治癒する)

  • 肝臓は沈黙の臓器といわれ、肝炎を発症しても自覚症状に乏しく、肝炎が慢性化していることを知らずに長い年月が経つと、肝硬変や肝がんといったより重篤な疾患へと進行していく。

  • 国内の肝がん患者の60%から70%はC型肝炎ウイルス感染者であり、年間3万人が亡くなっている。

感染経路について

  • 基本的な感染経路としては、感染者の血液や体液が傷や粘膜などから体内に入ること。

  • 以前は、輸血や集団予防接種での針の使いまわしや、母子感染(垂直感染)による感染が起こっていたが、現在は激減している。

  • また、小児のB型肝炎ウイルスの定期予防接種が2年前から始まっている。

  • 若い世代では、性行為等の濃密な接触などで感染する恐れがある。

  • B型肝炎ウイルスはC型と比較し感染力が強いため、予防策を講じないと知らず知らずに、周りの人にうつしてしまう恐れがあるため、やはり検査は必要。

肝炎ウイルス検査について

  • 検査は採血をして、血液検査をするだけの簡単なもの。

  • 行政が行っている検査では、お住まいの市町が行っている特定健診、保健所検査及び長崎市、佐世保市、長崎県が委託している医療機関で検査することができ、すべて無料。

  • 詳しくは、お住まいの市町の健康づくり担当課、お近くの保健所、県の医療政策課まで問い合わせてほしい。

  • また、職場で実施されている健康診断でも検査することができるので、職場の福利厚生担当者に問い合わせてほしい。

  • 肝炎は自覚症状がほとんどなく、病状が進行してからでは治療が困難になるので、一生に一度は、自己の感染の有無を確認してほしい。

検査で陽性判定となったら

  • 血液検査で陽性となったら、時期を置かず紹介された医療機関を受診して現在の肝臓の状態をチェックしてもらい、必要に応じて治療を受けてほしい。

  • 現在は、治療薬が飛躍的に進歩しており、肝炎は治癒もしくはコントロールできる時代になっている。

  • 医療費助成制度も充実しているので、万が一陽性と判定されても、怖がらず紹介された医療機関を受診し治療してほしい。

問合せ先

  • 長崎県医療政策課 感染症・がん対策班 095-895-2466

最後にリスナーに一言

  • ウイルス性肝炎は、長い年月を掛けて肝臓を蝕む怖い病気だが、今行動を起こすことで未来を変えることができる。あなたやあなたの大切な人のために、必ず一生に一度は検査を受けてほしい。

このページの掲載元

  • 広報課
  • 住所:長崎県長崎市尾上町3番1号
  • 電話:095-895-2021
  • ファクシミリ:095-828-7665
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