長崎県

SaturdayChatBox平成29年12月31日(土曜日)


2018年1月1日更新

放送日

平成29年12月31日(土曜日)12時から12時30分

テーマ

U・Iターン、移住サポートセンター

出演者

長崎県地域づくり推進課 林田 龍二(はやしだ りゅうじ)、副島 吉晴(そえじま よしはる)

ポイント

年末に帰省された方等に向け、県・市町・ながさき移住サポートセンターが行っているU・Iターン促進の取組を紹介。

内容

U・Iターンとは

  • Uターンとは、進学や就職を機に都会に出た人が(アルファベットの「U」のように)ふるさとに戻って暮らすこと。

  • Iターンとは、(アルファベットの「I」のように)ふるさと以外の場所に移り住むこと。

U・Iターン促進に取り組む背景

  • 長崎県では、少子高齢化や若者を中心とした県外への転出超過などにより、全国平均を上回るスピードで人口減少が進んでいる。

  • 一方で、昨年度、県や市町の窓口を介したU・Iターン者は平成28年度は454名、今年度は平成29年9月末時点で412名となり、前年度に比べて2倍程度になる見込み。

  • 窓口への相談件数も平成29年9月末時点で2,714件(平成28年:4,187件)にのぼり、こちらも増加している。

  • 県外からのU・Iターン者を呼び込むことで、地域コミュニティの担い手が確保されたり、地域に眠っていた魅力が掘り起こされたりするなど、地域が活気を取り戻すきっかけにもなっている。

  • また、U・Iターン者が都会で身につけたスキルを求める県内企業も多く、地場産業の担い手としても期待されている。

U・Iターン促進に向けたこれまでの取組

  • ワンストップ相談窓口の設置(県・全21市町)

  • 都市部での移住相談会(東京、名古屋、大阪、福岡など)

  • 空き家バンクによる住宅情報の提供(17市町)

  • 「お試し住宅」を活用した「お試し暮らし」(10市町)

移住先としての長崎県のセールスポイント(暮らしやすさ指標より)

  • 真夏日と冬日以外の日数:全国5位

  • 空気のきれいさ:全国1位

  • 犯罪発生率:少ない方から3位

  • 地震発生率:少ない方から6位

  • 病院数(人口10万人比):全国8位

  • 診療所数(人口10万人比):全国3位

  • 医師数(人口10万人比):全国8位

ながさき移住サポートセンターの紹介

  • ながさき移住サポートセンターは、県と全21市町が協働運営する公的団体であり、昨年4月にオープンした。

  • 県庁の中にある長崎本部のほか、東京にも窓口がある。

  • センターの特長は、仕事、住まい、生活環境などが一体となったサポートを行っていること。

  • とりわけ仕事については、無料職業紹介所としての機能を活かし、U・Iターン希望者と県内企業とのマッチングを行っている。(平成28年度:42件、平成29年10月末:34件)

  • 特長は、専門のスタッフがU・Iターン希望者のお話(これまでの経験、希望など)を丁寧に伺い、これまで身につけたスキルを活かせる県内企業を紹介するという、オーダーメイド型の就職・転職支援を行っていること。

  • 求人開拓のため県内各地の企業を訪問する機会も多いが、都会で高いスキルを身につけた人材や経験を積んだ人材を求める声が多い。

  • 長崎県にはU・Iターン者が活躍できる場がある。まずはお気軽に相談いただきたい。県内在住の親御さんからの相談も大歓迎。また、お知り合いの方、お子さんやお孫さんにもご紹介いただきたい。

ながさき移住倶楽部

  • 長崎県へのU・Iターンに関心がある県外在住の方が登録すると、移住相談会などU・Iターンに関する最新情報の提供に加え、引越やレンタカー、宿泊費用などの各種割引や特典サービスを受けることができる無料会員制度。

  • 平成27年のスタート以降、809組1,699人(平成29年10月末時点)の方に会員登録いただいている。

  • ホームページ「ながさき移住ナビ」から登録できるので、長崎県へのU・Iターンに関心がある方は、ぜひ登録いただきたい。

キャンピングカーによるラクラク移住先探し

  • U・Iターン希望者が複数の市町をまわって移住先探しができるよう、キャンピングカーを低料金で貸し出す取組。

  • 併せて、市町への移住相談や空き家の見学、先輩移住者との交流などの「移住先探しメニュー」を用意している。

  • 多くのメニューを体験するほど料金が安くなる仕組みとなっており、1日最安3,000円でレンタル可能。

  • 平成27年のスタート以降、これまでに47組105名が利用し、このうち7組17人がU・Iターンした。

  • 全国初の取組であり、様々なメディアでも紹介され、長崎県のPRにも大きく貢献している。

空き家バンク(登録依頼)

  • 空き家バンクとは、空き家の所有者とU・Iターン希望者のマッチングを行う制度であり17市町が実施中。64件(平成29年9月末)、104件(平成28年度)のマッチング実績がある。

  • 空き家バンクに登録し、U・Iターン者に入居してもらうことは、地域の活性化や防犯にもつながるので、空き家をお持ちの方で当面利用する予定がない方は、お住まいの市町の移住相談窓口にご相談いただき、空き家バンクに登録いただきたい。

東京での長崎県移住相談会の告知

  • 1月13日(土曜日)※個別相談会要予約

  • 2月25日(日曜日)

  • ながさき移住サポートセンターのほか県内市町も参加するので、U・Iターンをお考えの方は、お気軽にご来場いただきたい。

ホームページ、フェイスブック

  • これまでご紹介した内容は、ホームページ「ながさき移住ナビ」にも掲載している。

  • 「ながさき移住」で検索し、ぜひご覧いただきたい。

  • このほかフェイスブックでも様々な情報を発信しているので、「いいね!」をお願いしたい。

問い合わせ

  • ながさき移住サポートセンター 電話095-894-3581

  • ホームページ「ながさき移住ナビ」 ※「ながさき移住」で検索

 最後にリスナーに一言

  • 帰省中でこのラジオをお聞きの方は、ぜひ長崎へのUターンを考えてみてください。また、県外に出た若者や本県にゆかりのある方などを対象に、移住の情報はもちろん、本県の魅力や旬の情報などを発信するスマートフォンアプリ「このさき長崎」を無料配信しています。ぜひダウンロードしてみてください!

このページの掲載元

  • 広報課
  • 住所:長崎県長崎市尾上町3番1号
  • 電話:095-895-2021
  • ファクシミリ:095-828-7665
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