長崎県

県へのご意見・ご提案[平成28年度 交通・運輸]


2017年7月4日更新

 平成28年度(2016年度)にお寄せいただいた「県へのご意見・ご提案」のうち、「交通・運輸」に分類されるものを紹介しています。
 ご意見やご提案の内容については、趣旨が変わらない範囲で要約することがあります。[県へのご意見・ご提案ページへもどる] 

 

 目次 

 

交通機関のICカード゙について 

意見・提案
内容等

 長崎市内のバス、電車等はスマートカードを利用できるようになっていますが、これだけ観光地として注目され他県からの観光客も来るのに、スマートカードのみの対応は本当に不便だと思います。
 主要都市の福岡、東京などはSuica1枚でバス、地下鉄、JRとほとんどの交通機関を利用できます。県外からの観光客の方もバスや電車でSuicaを利用できるようになると本当に助かると思います。
 都会の人たちは車を持たない人も多く若者もほとんどの人がSuica等のカードを所有しています。

 受付日:2017年3月27日[県内  30代] 

県の回答 【回答課:新幹線・総合交通対策課】
 県へのご意見をいただきありがとうございます。
 県内の交通系ICカードは、本土の交通機関(バス、路面電車、松浦鉄道)のみで相互利用できる長崎独自の「長崎スマートカード」が平成13年度から導入されています。
 現在、交通系ICカードの全国相互利用サービスが急速に普及しているため、本県を訪れる観光客の皆様の中には、県内の公共交通機関の利用に不便を感じる方もおられると思われます。
  今回いただきましたご意見につきましては、今後の取り組みの参考とさせていただくとともに、内容については関係団体及び関係事業者へもお伝えさせていただきます。 

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長崎空港へのエアプサンの乗り入れ等について  

意見・提案
内容等

 昨年、副都心のカンナム地区からプサンに直通する「SRT」という高速鉄道も出てきた以上、「長崎−プサン」間の空路も要るのではないかと言いたくなります。
 九州では福岡にしか乗り入れていない「エアプサン(一日4往復も出ている)」というエアソウルの兄妹会社があります。
 長崎空港へのエアプサン乗り入れ(19時から20時台発着)を見据えるためにもたとえ1泊2日しか取れなくても、「往路は長崎からエアソウル便、復路は福岡へエアプサン便」を利用した周遊ツアーも企画すべきです。

受付日:2017年2月13日[県内 40代]

県の回答 【回答課:観光振興課】
 県へのご意見をいただきありがとうございます。
 ご提案の「長崎-プサン間の航空路線」についてお答えいたします。
 本県と韓国を結ぶ国際航空路線につきましては、平成27年10月から運休していました長崎-ソウル線において、昨年10月18日から韓国のLCCエアソウルが週4便で就航いたしました。県といたしましては、長崎-ソウル(仁川)線を重要な国際航空路線と考えており、エアソウルや国内外の旅行会社などと連携を図りながら、インバウンド及びアウトバウンドの両方からエアソウルの利用促進に取り組んでいるところであります。
 なお、エアソウル及びエアプサンを利用した周遊ツアーにつきましては、今後の参考にさせていただきたいと思います。
 今後も長崎空港の利便性向上や海外との交流人口の拡大を図るため、新たな国際航空路線の開設に向けて取り組んでまいりますので、ご理解いただきますようお願いします。

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九州新幹線長崎ルートのミニ新幹線について 

意見・提案
内容等

 九州新幹線についてですが、年明けから全線フルでの着工を望む声が出ております。しかしそうなると全線開業が早くて2027年頃と、大きな遅れが生じてしまうのもまた事実です。
 ここは、乗り換えなしで行けるミニ新幹線方式で整備すべきではと考えております。この方法を取れば、2022年度末(2023年3月)までに全線開業が期待でき、なおかつフリーゲージトレインの動向を気にする必要がありません。
 またミニ新幹線の場合、高速化が期待できない欠点はありますが、それはフリーゲージトレインであろうとリレー方式であろうと一緒です。
 一部雑誌でもミニ新幹線での建設を望む意見がありますので、改めて検討してもらえないでしょうか。  

受付日:2017年1月10日[県内 30代]

県の回答 【回答課:新幹線・総合交通対策課】
 ご提案がありました九州新幹線西九州ルートのミニ新幹線方式での整備についてご説明させていただきます。
 ミニ新幹線方式は、新鳥栖から武雄温泉間の在来線の線路幅を変更する工事等が必要になり、佐賀県内区間での財源問題、投資効果の検証、在来線のネットワークの分断、標準軌用の在来線車両が必要になること等の解決すべき課題が新たに生じてまいりますので、慎重に対応していくことが必要であると考えております。
 まずは、新幹線の開業効果が早期に発現できるよう、平成34年度までの開業を目指して全力で取り組んでいかなければならないと考えております。 

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BRT(次世代型バス交通)について 

意見・提案
内容等

 JR廃線の代替案として、LRT(次世代型路面電車)の他にBRT(次世代型バス交通)があります。バスに転換してでも足を途絶えさせてはならないと思います。そうしないと、地方の過疎化が更に進むことになります。
(この他にも、同様の意見が1件寄せられました。)  

受付日:2016年12月9日[県外 30代]

県の回答 【回答課:新幹線・総合交通対策課】
 県へのご意見をいただきありがとうございます。
 県内のJR九州の路線として、長崎本線、大村線、佐世保線がございますが、現時点で廃止の予定はありません。
 県といたしまして、県内の各路線は、通勤・通学をはじめとする人々の生活や経済活動に深く密着し、基幹的な輸送機関として重要な交通手段であることから、JR九州には、引き続き、路線の適切な維持に努めていただきたいと考えております。
 今回ご意見いただいたLRT又はBRTにつきましては、今後の施策の参考にさせていただきます。今後も本県の交通政策にご理解とご協力のほどよろしくお願いいたします。

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エアソウルの長崎ソウル線について  

意見・提案
内容等

 エアソウルの長崎ソウル線が開設され、閑散期にしては80%近くの搭乗率で大ヒットが期待されるはずであったが、発着時間帯があまりにも悪いせいか、50%台まで落ち込んだ結果を招いたようです。 大型スーパーにある旅行代理店のコーナーには「長崎ソウル」線をベースにしたツアーパンフレットが一枚も扱われておらず、呆れてものも言えません。  このソウル便の長崎空港の時間帯を「金曜及び日曜の20時台」と「土曜の10時台」に修正しない限り搭乗率の回復が望めません。 

受付日:2016年11月10日[県内 40代]

県の回答

【回答課:新幹線・総合交通対策課】
 ご提案にありましたエアソウルの長崎ソウル線の発着時間帯につきましては、ご指摘の通り、日本人利用者にとっては帰国便の時間帯が早すぎるという認識を持っている一方で、路線利用者の大部分を占める韓国人利用者からは長崎到着後の活動時間が十分に確保できるというお声も挙がっております。今後、日韓双方の利用者の皆様のご意見を参考にしながら、運航会社であるエアソウルに対して、より利便性の高い発着時刻を要望していきたいと考えております。 また、長崎ソウル線を利用した旅行商品については、就航前から大手旅行会社や地元旅行会社に対し商品の造成をお願いしており、既に複数の旅行会社で商品の販売が始まっております。今後はさらに、多様な旅行商品の造成を依頼するとともに、県内各地へ情報が行き渡るように周知に取り組んでまいります。 エアソウルの長崎ソウル線は、10月18日に就航したばかりの路線であることから、県といたしましては、まずは路線の安定運航に向けて、利用促進に努めてまいりますので、ご理解のほどよろしくお願いいたします。

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路線バスのブレーキランプの電球切れについて  

意見・提案
内容等

 10月29日15時15分頃長崎市滑石の大神宮前バス停付近を路線バスが走行していましたが、当該車両の右側のブレーキランプが切れた状態になっていました。
 始業点検の段階で点いていたのに、運行中に切れたのなら仕方ない節もあるかもしれませんが、それ以前に切れていたのなら明らかにまずいと思います。 

受付日:2016年10月31日[県内 不明]

県の回答 【回答課:交通局運輸課】
 この度は、車両の不具合について、情報を頂きましてありがとうございます。
 当該車両を確認しましたところ、頂いた内容のとおりブレーキランプの点灯不具合が発生しておりました。乗務員からの報告によりますと、始業点検時には異常無く、営業所へ戻りブレーキランプを確認したところ、電球切れであることが判明したため、直ちに交換を行ったとのことであります。
 今後とも、お気づきの点などございましたら、ご意見を賜りますようお願い申し上げます。

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世界遺産登録、長崎新幹線、企業誘致等について 

意見・提案
内容等

 (1)教会群の世界遺産登録は、国内の競争を勝ち取るのも、現状ではかなり難しい。名称を変えるようだが、熊本・長崎のキリスト教禁教期遺産のように、名称に熊本を入れた方がいい。大震災からの復興のためにも、世界遺産登録が必要であることをアピールできる。熊本県のためにもなる。
 (2)新幹線はフル規格として早急に整備すべき。佐賀県側にもフル規格待望論があると聞く。リレー方式では、不便で従前よりも後退している。佐賀県側に強力に働きかけて欲しい。
 (3)県民所得ランキングは相変わらず下位。企業誘致も進んでいない。自動車産業誘致を進めるという話はどうなったのか。政府は本社機能の地方移転を進めていたはずで、三菱重工の最大事業所である長崎に本社機能の一部移転などを働きかけるべき。 

受付日:2016年6月6日[不明 40代]

県の回答 【回答課:世界遺産登録推進課】
 このたびは、「長崎の教会群とキリスト教関連遺産」に関するご意見をいただき、誠にありがとうございました。
 「長崎の教会群」については、現在、審査機関(イコモス)から助言をいただきながら、引き続き推薦書の内容を見直しているところです。
 ご指摘の「名称」については、今後、関係自治体にもご意見をいただきながら、必要に応じて検討してまいりたいと考えております。
 早期の登録実現を目指して、全力で取り組んでまいりたいと考えておりますので、ご理解とご支援を賜りますようお願いいたします。
【回答課:新幹線・総合交通対策課】 
 ご提案がありました九州新幹線西九州ルートの全線フル規格での整備についてご説明させていただきます。
 九州新幹線西九州ルートは、昭和62年にJR九州が早岐回り・フル規格では収支改善効果が現れない旨を表明したことを受けて、平成3年当時の佐賀県知事から、博多から武雄までは在来線を活用するスーパー特急方式とすることが提案されて、協議・調整を重ねた結果着工に至り、現在ではフリーゲージトレイン方式となっております。
 こうした経緯に加えて、全線フル規格化は、財源問題、投資効果の検証、並行在来線問題等の解決すべき様々な課題が生じ、特に財源問題については、地元負担が生じますので、地元の合意が必要となってまいります。
 したがいまして、現時点では、国土交通省や鉄道・運輸機構によるフリーゲージトレインの実用化に向けた技術開発の状況を注視しつつ、新幹線の開業効果が早期に発現できるよう、フリーゲージトレインの量産車がそろうまで暫定的に武雄温泉駅での対面乗換方式とすることとし、関係六者で合意した平成34年度の開業を目指して全力で取り組んでいかなければならないと考えておりますので、ご理解いただきますようお願いします。
【回答課:企業振興課】 
 ご提案にありました「企業誘致」についてご説明いたします。 
 県では、自動車産業の誘致に特に力を入れており、近年、自動車部品・内装品を製造する企業や車載電子制御ユニット向けのソフトウェア開発を行う企業など、多くの企業が本県へ立地されております。
 また、国では、首都圏等の本社機能を地方に移転する企業や地方において本社機能を拡充する企業に対し法人税の優遇措置などを講じております。
 本県でも、昨年度、制度適用の前提となる地域再生計画を策定して、事業税、不動産取得税等の県税の不均一課税措置を設けており、本年1月には、本社機能の地方移転に該当する企業の立地が決定しました。また、固定資産税の優遇制度創設を予定している市町もあります。
 県としましては、このような制度も活用しながら、今後とも企業誘致を推進することで、良質な雇用の場の確保に努めてまいりますので、ご理解いただきますようお願いいたします。

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  長崎新幹線のミニ新幹線方式について 

意見・提案
内容等

  長崎新幹線はやはりミニ新幹線方式で整備すべきだと思います。
 リレー式は乗換が必要になり、さらに時間短縮効果も見込めないことから、何のための新幹線なのかと考えてしまいます。
 以前ミニ新幹線についてお問い合わせいたしましたが、フリーゲージトレインでも現在の在来線以上のスピードアップは見込めないことに変わりはなく、かといって全線フル規格だと財源・投資効果の再検証・並行在来線等の問題が出てくることから、三線軌条によるミニ新幹線方式であれば、財源問題・投資効果の再検証・並行在来線問題等をそこまで気にしなくてよくなりますし、工事のための運休も最小限で済みます。費用も全線フル規格に比べれば抑えられるかと思います。
 現在の在来線以上のスピードアップが見込めず、安全性や実現の可能性にも疑問があるフリーゲージトレインを推し進めようとしていることについて納得ができません。 

受付日:2016年5月6日[県内 30代]

県の回答 【回答課:新幹線・総合交通対策課】
 ご提案がありました九州新幹線西九州ルートのミニ新幹線方式での整備についてご説明させていただきます。
 ミニ新幹線方式は、新鳥栖から武雄温泉間の在来線の線路幅を変更する工事等が必要になり、これも佐賀県内区間での財源問題、投資効果の検証、保守管理の複雑化等の解決すべき課題が新たに生じてまいりますので、慎重に対応していくことが必要であると考えております。
 また、平成34年度に対面乗換方式で開業した後、フリーゲージトレイン量産車が揃うとされる平成36年度末には、乗換は不要となる予定です。時間短縮効果につきましては、国土交通省の試算によると、博多から長崎間の最短所要時間は、フリーゲージトレインで1時間20分となり現行最速の特急かもめより28分短縮、武雄温泉駅での対面乗換方式では1時間26分となり22分短縮になるとのことです。
 まずは、国土交通省や鉄道・運輸機構によるフリーゲージトレインの実用化に向けた技術開発の状況を注視しつつ、新幹線の開業効果が広く発現できるよう、平成34年度までの開業を目指して全力で取り組んでいかなければならないと考えておりますので、ご理解いただきますようお願いします。

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長崎から佐世保線の高速バスについて 

意見・提案
内容等

 長崎県交通局と西肥自動車の共同で運行されております長崎から佐世保線ですが、佐世保みなとICを経由する便が一本も運行されていないため、佐世保市内に入ってから大幅な遅れが出ることがままあり、定時制の確保という概念からそれているのではないかと思います。
 全ての便は無理でも、1日5から6便程度であれば、佐世保みなとIC経由便の新設も可能ではないかと思いますが、佐世保みなとIC経由便を新設しない理由は何でしょうか。

受付日:2016年5月6日[県内 30代]

県の回答 【回答課:交通局運輸課】
 日頃から、長崎県営バスをご利用いただき、誠にありがとうございます。
 さて、ご提案いただきました長崎から佐世保線の佐世保みなとIC経由便の運行についてですが、西肥自動車との間で運行について協議・検討いたしましたが、西肥自動車からの情報によると、既に佐世保みなとIC経由便を設定している福岡から佐世保線において、所要時間にほぼ大差がなく、時間帯によってはかえって所要時間が長くなる場合があるとのことでした。
 そのような状況で経由を変更することは、現行利用者の利便性が低下するおそれがあるので、佐世保みなとIC経由便の設定については、当面の間は見送るとの結論に達しました。そのため、現行ルートでの運行を行っているところでございます。
 状況に変化がありましたら、西肥自動車とも再度協議してまいりたいと思います。
 今後とも長崎県営バスをよろしくお願い申し上げます。

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熊本地震への支援について  

意見・提案
内容等

 長崎県でも各所でホテルや(遅ればせながら)公営住宅も一時避難先としての受け入れを開始している。
 だがそれだけでは甘いのではないだろうか。
・移動手段がない被災者
・渋滞の問題
を想像すれば一時避難先までの《移動》を提案すべきではないか。
今回震災で大きな被害を受けた熊本県は海を挟むと隣の県である。海上移動の高速船だとわずか30分での移動が可能である。
 港からはシャトルバスで長崎県内、佐賀、福岡へ。これは長崎だからできることである。
 移住促進などを考えているなら想像力をフル回転させて今できることに全力で取り組んでほしい。
(この他にも、同様の意見が1件寄せられました。)

  受付日:2016年4月22日[県内 30代]

県の回答 【回答課:緊急支援室】                                                                                                                         日頃より、県政の推進にご協力いただきありがとうございます。
 また、貴重なご意見をいただきまして、誠にありがとうございました。
 被災県である熊本県は、雲仙普賢岳噴火災害時には、いち早く本県にかけつけ、温かいご支援をいただいており、隣県として、出来る限りの支援を実施してまいりたいと考えております。
 具体的には、人的支援や物的支援に加え、被災者の受入支援として、4月20日に相談窓口を開設し、県内の公営住宅や旅館・ホテル等において、被災者の方々の一時避難受け入れを実施しているところです。
 また、被災者の方々を受け入れるにあたっては、移動手段がない方々の利便性等を考慮し、熊本県から本県の受入先である旅館・ホテル等まで、貸切バスを、毎日、運行させております。
 今後とも、ご意見などありましたらお寄せくださいますようよろしくお願いいたします。 

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  • 県民センター
  • 住所:長崎県長崎市尾上町3番1号
  • 電話:095-894-3441
  • ファクシミリ:095-826-5682
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