補足説明

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フッ化物(フッ素)についての補足説明

むし歯予防に利用されるフッ化物応用の安全性と効果について

むし歯予防には、フッ化物製剤(フッ化物洗口剤など)を利用した予防方法があります。現在、歯に関しての専門機関間(世界の歯科専門機関)では、適正なフッ化物の使用(量・方法)で安全で、むし歯に最も効果がある方法として認められています。
むし歯予防に利用されるフッ化物は、いろいろな方法があります。

【家庭でできる方法】
(1)フッ化物洗口:ぶくぶくうがいをする方法です。
(むし歯の抑制率)
永久歯
2-3年間実施:20-35%
5-10年間実施:40-60%

(2)フッ化物入り歯磨剤:歯みがき剤にフッ化物が入っていて、毎日の歯みがきの際使用します。
1-3年間使用:20-30%

【歯科医院等で専門家にしてもらう方法】
(3)フッ化物塗布:歯にフッ化物を塗布する方法です。
年3-4回塗布:20-30%

フッ化物洗口剤は劇薬であることについて

フッ化物洗口剤(顆粒の状態)は、薬事法上、医療用医薬品の中の劇薬に分類され、他の物と区別して保管するよう定められています。その理由は、製品が取り扱いやすいように顆粒状にしているため、フッ化ナトリウムの濃度が高いからです。しかし、用法・用量を正しく理解し使用すれば安全で、むし歯予防に効果があります。
なお、フッ化物洗口剤を用法通り水で溶かした「フッ化物洗口液」は、劇薬ではありませんので、家庭や学校などで取り扱っても何ら問題はありません。フッ化ナトリウムの濃度が低くなるためです。

平成21年度現在、認可され販売されているフッ化物洗口剤(製品名)は以下のとおりです。
ミラノール((株)ビーブランド・メディコーデンタル):顆粒
オラブリス((株)昭和薬品化工):顆粒

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