こうして見てみると、県内各地に、長い歴史を経て今日に受け継がれてきた文化財がたくさんあり、これらは、わが国や地域の歴史・文化を正しく理解するためには、欠くことのできない貴重なものであることがわかります。
私たちは文化財をとおして、先人たちが日本の発展と文化の創造に努力した過去の歴史を知ることができます。ですから、これらの貴重な文化財を、往時を物語る大切な財産として後世に伝えていかなければなりません。
長崎市立山地区の「長崎歴史文化博物館」(平成十七年十一月オープン)では、長崎県の歴史の特色である海外交流史を学ぶことができます。博物館で、文化遺産の宝庫である本県の歴史を楽しく学び、ふるさとのことをもっと知って、未来につないでいきましょう。
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