長崎県ホームページ


ここからこのページの情報です。

パンくずリスト(現在位置の表示)

長崎県文化財データベース エリアでさがす

ファイル 銅造弥勒菩薩半跏思惟像

○潜伏キリシタンの家でイエズスを象徴するものとして伝えられてきた。
銅造弥勒菩薩半跏思惟像
有形文化財(県指定) 
よみがなどうぞうみろくぼさつはんかしいぞう
指定年月日昭和56年(1981)1月25日
所在地西坂町7-8 日本二十六聖人記念館
所有者日本二十六聖人記念館
最寄り駅路面電車・バス「長崎駅前」下車 徒歩3分

 椅子に腰をおろして足を組み、ほほに手をあててもの思う姿の半跏思惟像である。口もとにうかべる古式の微笑みは古像のもつ静かな雰囲気を伝えている。像高14㎝ほどの手のひらにのるような小像で、朝鮮半島・三国時代の制作になるものと考えられる。伝来の経緯については明確でないが、おそらく対馬・壱岐などの朝鮮半島金銅仏と同様に、中世期に日本へもたらされたと思われる。その後、隠れキリシタンの家でキリストを象徴するものとして守り伝えられてきた。渡来やキリシタン護持など、いかにも長崎県ならではの対外関係を担った遺品であるとともに、東洋美術史上の貴重な存在でもある。総高14.3cm、像高13.8cm。


大きな地図で見る

ここまでがこのページの情報です。
ページの先頭へ

現在、スタイルシートが適用されていないため、 画面上のデザインは再現されていません。 スタイルシートに互換性のあるモダンブラウザのご利用をおすすめいたします。
ページの先頭へ