長崎県ホームページ


ここからこのページの情報です。

パンくずリスト(現在位置の表示)

長崎県文化財データベース エリアでさがす

ファイル 今里酒造(店舗及び住宅、本蔵、中蔵、新蔵、洗い場、製品置き場)

江戸期以来の大型醸造建築物群
今里酒造(店舗及び住宅、本蔵、中蔵、新蔵、洗い場、製品置き場)
登録有形文化財(国登録) 
よみがないまざとしゅぞう(てんぽおよびじゅうたく、もとぐら、なかぐら、しんぐら、あらいば、せいひんおきば)
指定年月日平成18(2006)年03月23日
所在地東彼杵郡波佐見町宿郷596番地
最寄り駅西肥バス「波佐見町役場前」バス停 徒歩3分
URL今里酒造(店舗及び住宅、本蔵、中蔵、新蔵、洗い場、製品置き場)
ファイル ファイル

 今里酒造は、川棚川に沿って南北に長い広大な敷地を構え、かつて上波佐見村往還道と称され宿場を通っていた旧街道に面する。明和年間(1764~72年)に造り酒屋を始めたと伝えられ、上酒屋の屋号を持っている。敷地には、店舗、住宅をはじめ、本蔵、新蔵、元蔵、洗い場、作業場、瓶詰め場等の建物群が複雑に並んでいる。
 波佐見町宿郷は明治12(1879)年に大火があったが、これらの建物は罹災を免れて、これまで保存されてきており、往時の様相を現在もよくとどめた貴重な醸造建築として、また、当地の良好な景観を保つ上でも重要な歴史的建造物として、よく保存されている。
 店舗及び住宅は、入母屋造とその中央部分から奥に続く切妻造で構成された大規模な建物であり、土間の上の梁組が力強く、この建物の見せ場となっている。
 また、今里酒造の現存する建物の中で最も古いと推測されるのは本蔵であり、最も規模が大きい建物は新蔵である。
 洗い場は洋風の真束小屋組で昭和初期の建築、製品置き場は切妻造で大正期の建築とされる。


大きな地図で見る

ここまでがこのページの情報です。
ページの先頭へ

現在、スタイルシートが適用されていないため、 画面上のデザインは再現されていません。 スタイルシートに互換性のあるモダンブラウザのご利用をおすすめいたします。
ページの先頭へ